メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byharukara1968

腎臓について話していきます。

    マガジン『ふんわりと死を考えて、楽に生きましょう』のなかで、大まかな腎臓の機能を説明しました。

     私が腎臓内科医ということもあり、腎機能障害について説明説明していきます。

     腎臓の機能をもう一度まとめると、
    ・水分を出す
    ・電解質(塩分なんか)のコントロール
    ・尿毒症物質(体が代謝した後の老廃物を出す)
    ・ビタミンDを活性化(効果がある状態)する
    ・血を作るホルモン(エリスロポエチン)を作る
    になってくるでしょう。
    なので、
     腎臓が悪くなってくるという事はこれらが、それぞれ悪くなってくる事です。

     もちろん、別々に悪くなるのでは無く、悪くなる時は一緒に悪くなります。が、悪くなるスピードはそれぞれの機能によって違います。

     よく「腎臓が悪くなると、むくんだり、尿が出なくなる」というイメージがありますが、それは、水分や電解質のコントロールが上手くいかなくなった時で、しかも相当進行した時です。
     初期の頃は症状は出ないで、検査だけが調べる方法です。

     今まで腎機能が悪くなった時に、直接腎臓を治療する薬は無くて、血圧だったり血糖値をしっかり管理することが重要でした。
     2021年に、今まで糖尿病治療薬として使われていたSGLT-2阻害剤という薬が、糖尿病の無い腎機能障害にも効果があり、処方できるようになったので、腎臓病の治療が一変しました。

     次回、最新の腎臓病治療をお話ししたいと、思います。

    http://www.jinzouzaidan.or.jp/jinzou/


     
     
    今もって厨二病、 役者に憧れる医者、 内科専門医、腎臓専門医、透析専門医、ICD(Infection Control Doctor)

    あなたへのおすすめ