
新しく始める前にまずは手放す!挫折しない人がやっている「引き算」の習慣術
「今年こそは英語の勉強を始めよう」
「毎日運動する習慣を身につけよう」
「新しい自分を手に入れよう」
何か新しいことを始めようとするとき、
私たちはつい「何を足すか」ばかりを
考えてしまいがちです。
新しいテキストを買い揃えたり、
高価な道具を準備したりして
やる気に満ちあふれたスタートを切る。
しかし、数日経つと結局時間が取れなくなり、
うやむやのまま挫折してしまう…
そんな経験はないでしょうか。
新しい習慣が定着しない最大の理由は、
あなたの意志の弱さではありません。
すでに100%詰まっている毎日のスケジュールの中に、
さらに新しい行動をギューギューに
詰め込もうとしていることに原因があります。
1日は誰にとっても24時間であり、
私たちが1日に使えるエネルギーや時間には
限界があります。
すでに満杯のコップに新しい水を注ごうとしても、
あふれ出てしまうのは当然のことです。
だからこそ、
新しい習慣を定着させるために最も重要なのは、
「何を足すか」ではなく「まず何をやめるか」という
『引き算の視点』なのです。

習慣化が得意な人は、新しい行動を始める前に、
必ず自分の生活から何かを手放す準備をします。
たとえば、
夜の読書習慣を作りたいと考えたとき。
「毎日30分本を読む」という足し算の目標を立てる前に、
まずは「毎晩なんとなく観ている動画サイトを30分減らす」
という引き算をさきに行います。
あるいは、
「SNSをチェックしながら
ダラダラ過ごしている時間をやめる」と決めます。
このように、あらかじめ自分の生活の中に
「空白(時間的・精神的な余白)」を作っておくことで、
新しい習慣は驚くほどすんなりとその場所に収まります。
引き算をする対象は、
大きなものである必要はありません。
スマートフォンを手に取る無意識の回数を減らす
断り切れずに受けていた無駄な付き合いを断る
部屋に散らかったモノを減らし、探す時間をなくす
「〜しなければならない」という思い込みを手放す
こうした日々の小さな「手放し」こそが、
新しい自分を迎えるためのスペースを生み出してくれます。
何かを始めることにはエネルギーが必要ですが、
何かをやめることにもまた、少しの決断が必要です。
しかし、
一度不要な習慣を手放してできた余白は、
あなたにとって本当に価値のある行動を満たすための
最高の土壌となります。
「最近、忙しくて新しいことが始められない」
「やりたいことはあるのに、
いつも三日坊主で終わってしまう」
「やってみても、いつも続かない」
そう感じているなら、まずは今日、あなたの生活から
「やめても困らない小さなこと」をひとつだけ探してみませんか。
何かを足す前に、まずは引いてみる。
その空白にこそ、
あなたが本当に育てたい大切な習慣が、
静かに息づき始めるはずなのです。
では、また。
失礼します。