
企画【よりどりみどり朗読会】のご案内
音羽しーなさんが始められた企画の応援記事です。
みんなで同じ台本を朗読して、それぞれの違いを楽しみましょうという企画です。(アバウトすぎる?)
⇩⇩台本はこちら⇩⇩
みどり
きれいも汚いもあったもんじゃない。ぐちゃぐちゃだ。絵の具の付いた筆を小さな水桶で洗う。
膝の上に置いた画用紙に筆を乗せれば、するり。青色が目にまぶしい。
わたしは静養のために、人里離れた農村に身を寄せていた。期間はこのひと夏だと叔父から聞いていたが、騙されたようだ。夏が終わろうとする今も迎えはない。
わたしの病気も治らないのかもしれない。
それなら、と思い切って外に出ることにした。山の手にいた頃は禁止されていたが、ずっと外の景色に興味があったから。
事実、この村の景色はうつくしい。豊かだ。
「いなくなるなら、ここで」
うつくしいものが一等すき。自分で言うのもなんだが、わたしの見目も悪くはないと思う。
だから、ねぇ。
「連れて行くなら早く」
病で葉が枯れる前に、秋が来る前にどうか。目の前に広がる碧に願いをかける。
「おーい、 」
遠くからわたしを呼ぶ声がこだまして、消えた。
(380文字程度)
ようさんが、台本を書かれました。
期間は、9月4日から9月10日までの7日間。
【参加方法】
・「みどり」を1行以上、声に出して録音してください。
・noteの記事にのせてもらえたら、聴きにいきます。
(直接埋め込みでも、スタエフのURLなどでも◎)
・ハッシュタグは #よりどりみどり朗読会 で。
みんなで読めば、よりどりみどり(笑)
朗読にはとても魅了を感じています。
個人的には読んでもらいたい記事もあるんですけど、それはまた別の話。
皆さんがどんな物語を紡がれるのか楽しみです。
たくさんの方が参加されますように。
以上、応援記事でした。