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Photo byt_eclectus

遠い記憶 二十六話

    毎日ふるさとを、思わない日は無かった。
    しかし、それを、口にする事はしなかった。
    口にしたら、何か崩れてしまいそうで。
    私達兄妹が、おろおろする側を、知らんぷり、するかの様に
    私達の前を無言で、足早に通り過ぎて行く様に思える都会の人達。
    ただ、必死だった。
    それに、着いて行くのに。
    始めは。6年頑張ればいいと、思ってたが、
    その、6年の永い事。
    先が、見えなくて、気が遠くなりそう。
    私は、思った。
    6年って、思うのを、辞めよう。
    今日一日、頑張って見よう。
    駄目だったら、明日死ねばいい。

     
     
    15歳で両親が離婚、父の酒乱と、母との確執、宮崎から名古屋へ 今は結婚して40年。自然の大好きなシニアです。 これまでの自分史と経験から得たドラマ、天然の私が日々感じたコラムなど、自分史、遠い記憶は、二十六話より有料とさせ て頂いております。 2021.2.12より、note開始

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