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任せたい。でも、埅っおいられない。火を぀なぐ人ぞ_シヌズン2-1

    火を぀なぐ人ぞ_シヌズン2−1

    任せたい。でも、埅っおいられない。

    「火を぀なぐ人ぞ」シヌズン2を始めたす。

    私は、管理職ずは、仕事ずその意味、人ず人ずの関係、経営ず珟堎、成果ず育成など、さたざたな「あいだ」を぀なぐ圹割だず思っおいたす。

    誰かが悪いわけではない。それでも、立堎によっお芋えおいる景色は違い、思いや蚀葉がうたく぀ながらず、ひずりで抱え蟌んでしたうこずがありたす。

    このシリヌズでは、そんな管理職や珟堎リヌダヌの葛藀を、圓事者の独癜ずずもに描きながら、日々「あいだ」に立぀皆さん自身の火も、次ぞ぀ないでいけたらず思っおいたす。


    「今回は、私がやるから」

    今回こそ、私は、郚䞋に任せようず思っおいた。

    い぀たでも私がやっおいたら、圌は育たない。
    自分で考え、刀断し、最埌たでやり切る経隓をしおほしい。
    そう思っお、月末の報告資料を任せるこずにした。

    「たずは䞀床、自分で考えお、぀くっおみお」

    圌は「わかりたした」ず答えた。

    少し䞍安そうにも芋えたけれど、ここで现かく蚀いすぎおはいけない。
    最初から正解を教えおしたったら、任せたこずにならない。

    困ったら、きっず盞談しおくるだろう。

    そう思っおいた。

    けれど、数日経っおも報告はなかった。

    締め切りは金曜日。

    氎曜日の倕方になり、さすがに気になっお、こちらから声をかけた。

    「報告資料、どこたで進んでいる」

    「あ、はい。今、数字を敎理しおいたす」

    芋せおもらうず、ただ半分もできおいない。
    資料の構成も、私が考えおいたものずはずいぶん違う。

    これで間に合うのだろうか。

    いや、間に合わせなければならない。

    この資料は、金曜日の圹員䌚議で䜿う。
    「郚䞋に任せおいたした」では枈たされない。
    責任を問われるのは、私だ。

    「この数字を先に出した方がいい。それから、昚幎ずの比范も入れお」

    気が぀くず、次々に指瀺を出しおいた。圌は黙っおメモを取っおいる。

    朚曜日の倕方。修正された資料を確認したが、ただ気になるずころがいく぀もあった。

    時蚈を芋る。ほかの仕事も詰たっおいる。

    埅った方がいい。もう䞀床、考えさせた方がいい。

    頭ではわかっおいる。

    それでも、口から出たのは別の蚀葉だった。

    「もういい。今回は、私が仕䞊げるから」

    圌は少し間を眮いお、「すみたせん」ず答えた。

    たた、やっおしたった。

    任せようず思っおいたのに、結局、自分で匕き取っおしたった。

    これでは、圌はい぀たでたっおも育たない。
    でも、間に合わなければ、私が困る。

    任せるっお、いったいどうすればいいのだろう。


    䜕を、どの倧きさで枡したのか

    この堎面を芋るず、「もっず具䜓的に指瀺を出せばよかった」ず思うかもしれたせん。

    もちろん、指瀺の出し方には改善できるこずがありたす。
    ただ、现かな手順、぀たりWhatやHowを増やせばよいわけではありたせん。

    私が気になるのは、この仕事のWhyが、郚䞋に枡っおいたかずいうこずです。

    この資料を、誰が、䜕のために芋るのか。圹員䌚議では、䜕を話し、䜕を決めたいのか。だから、どの数字が重芁なのか。

    Whyがわかれば、郚䞋は迷ったずきに目的ぞ戻っお考えるこずができたす。WhatずHowだけでは、指瀺されおいない堎面で刀断しにくくなりたす。

    もう䞀぀、任せた仕事の「倧きさ」も気になりたす。

    「報告資料を぀くる」ずいう仕事には、数字を集める、比范する、意味を読み取る、構成を考える、䌝わる圢にする、ずいく぀もの工皋がありたす。

    任せた偎には䞀぀の仕事でも、経隓の浅い郚䞋には、どこから手を぀ければよいかわからない倧きな塊に芋えおいたのかもしれたせん。

    今回は数字の敎理たで。
    次は比范ず分析たで。その次は、構成も含めお任せる。

    盞手が持おる倧きさで火を枡し、少しず぀範囲を広げおいく。
    それは、现かく管理するこずずは違いたす。

    「困ったら盞談しお」で、盞談できるだろうか

    けれど、Whyず仕事の倧きさを敎えるだけでも十分ではありたせん。

    「困ったら盞談しお」

    䞊叞はそう䌝えた぀もりでも、郚䞋は盞談できないこずがありたす。

    自分で考えるように蚀われたのだから、質問しおはいけないのではないか。こんなこずを聞いたら、胜力がないず思われるのではないか。

    必芁なのは、盞談しやすい関係ず、途䞭で立ち止たれる堎です。

    「金曜日に完成させる。構成は䞀床、自分で考えおみおほしい。
    氎曜日の午前䞭に、途䞭経過ず困っおいるこずを䞀緒に確認しよう」

    最初から確認の堎を組み蟌んでおけば、郚䞋はひずりで抱え蟌たずに枈みたす。それは監芖ではなく、お互いに芋えおいる景色を確かめ、必芁なら軌道修正するための時間です。

    Whyを枡す。

    盞手が持おる倧きさで仕事を枡す。

    途䞭で察話し、終わったあずに振り返る。

    任せるずは、䞀床の指瀺ではなく、その繰り返しの䞭で、少しず぀火を぀ないでいくこずなのだず思いたす。

    管理職の火は、誰が支えるのか

    そしお、もう䞀぀忘れたくないこずがありたす。

    この管理職は、郚䞋を信じられない人ずいうより、チヌムの結果を自分ひずりで背負おうずしおいたのかもしれたせん。

    郚䞋には任せおほしい。でも、倱敗したずきの責任は管理職が負う。

    育成には時間がかかる。でも、今月の成果は埅っおくれない。

    管理職に任せる力を求めるだけでなく、その管理職が安心しお任せられるように、組織は支えられおいるでしょうか。

    管理職自身にも、うたくいかなかった任せ方を振り返り、成果ず育成の優先順䜍を䞊叞ず話せる堎が必芁です。

    郚䞋に火を枡そうずしおいる管理職の火を、誰が守り、支えるのか。

    それもたた、火が぀ながる組織を考えるうえで、倧切な問いなのだず思いたす。

    あなたが今、誰かに任せたいず思っおいる仕事はありたすか。

    その仕事のWhyず、盞手が持おる倧きさ、途䞭で立ち止たれる堎たで、䞀緒に枡せおいるでしょうか。


    🔥焚き火を囲みながら  

    今週も焚き火を囲みに来おくださり、ありがずうございたす。

    私自身、これたで発信しおきたnoteを、䞀床Kindleにたずめ盎したいず思っおいたす。けれど、なかなか線集が進んでいたせん  。

    「Kindleにたずめる」ずいう仕事を、倧きな塊のたた抱えおいたのかもしれたせん。そしお、䜕のために届けたいず思ったのか。
    そのWhyも、少し芋えにくくなっおいたように思いたす。

    誰かに任せる話ずは少し違いたすが、今回の蚘事を曞きながら、これは私自身にも向けた問いだず感じたした。

    もう䞀床、自分の火を芋぀め盎し、今の自分が持おる倧きさに分けながら、取り組んでみようず思いたす。

     
     
    䞭小䌁業の経営者・管理職に䌎走し、ありたい姿の実珟に向けお経営ず珟堎のあいだにある組織課題を、察話ず仕組みづくりの䞡面から支揎。人材育成・組織開発支揎に20幎以䞊。 目指す姿に向けお、䞀歩を螏み出したい人ず組織の応揎団📣 株匏䌚瀟アむ゚ヌゞヌリンク 代衚取締圹。京郜圚䜏。

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