
AI5人でゲームを作る体制の作り方:この記事ごとAIに読ませれば、明日から回る(雛形・指示文つき)

#ゲーム制作 #ClaudeCode #Codex #AIゲーム制作 #マネジメント
#バイブコーディング
無料の連載4本で、川の神のスマホゲーム『水守』をAIの担当5人で約1か月で作った話を書きました
(https://note.com/mizumori_game/n/n66d7df735b14)。この記事は、その体制を自分で作るための実物です。
『水守』は登録なしで遊べます:https://mizumori.pages.dev
ただし、先に言っておきます。この記事を読んで理解する必要はありません。 有料部の最初に、この記事と付録をそのままAIに渡すための指示文を置きました。Claude Code や Codex にコピーして渡せば、あなたのプロジェクト用のフォルダ・作業規則・連絡帳・最初の依頼が、AIの手でできます。読むのはそのあとで足ります。
0. 先に、ゲームの「型」の話
いちばん大事なことを最初に書きます。
AIにゲームを作らせるとき、体制は「ゲームの型」で決まります。
動画でよく見る「AIに一言で作らせた」ゲームは、たいてい定番の型です。
横スクロールのアクション、レース、対戦格闘、暮らしのシミュレーション。
スーパーマリオ、マリオカート、ストII、あつ森のような型。
これらは、ルールも見た目の約束事もAIが知っているので、いまの最上位のエージェント(Fable や Astra のようなもの)に渡せば、1体でほぼそのまま動くものを作ってくれます。
3Dのゲームだって、いわゆるポン出しでほぼできてしまうのです。
私の実感でも、そうです。
『水守』は違います。
収集と育成と物語の型、いわゆるソシャゲやガチャゲームの型です。
この型では、プログラムよりも素材が主役になります。
川神16柱、それぞれに正面図・三面図・レース用の絵・表情15枚
背景、カード、UI部品、キービジュアル
主題歌とエンディング曲、BGM
オープニングとエンディングの映像、導入のムービー
物語3本分の台本と、人物ごとの章
これは、1体のエージェントに「作って」と言ってできる量でも種類でもありません。
絵は絵の生成サービス、曲は Suno、動画は Hedra や Runway のような外部のサービスへ、それぞれ別の担当が、別の指示文で渡す必要があります。
だから担当を分け、担当から外部サービスへ受け渡す仕組みを作りました。
これが、この記事の体制の正体です。
逆に言えば、定番の型を作るなら、この記事の体制は要りません。
1体で足ります。
自分のゲームがどちらの型かを先に決めてください。
素材が主役なら、続きが役に立ちます。
この記事で手に入るもの
この記事ごとAIに読ませて、体制を作らせる指示文(コピーして貼るだけ)
担当ごとの作業規則(AGENTS.md)の雛形と、増やし方・減らし方
連絡帳の書式と、「了承すること」「しないこと」の実例
定期実行の組み方と、トークン切れとの付き合い方(夜中に回すと止まります。グローバルリセットの発言を見逃さない仕組みと、2社の間での再配分)
本編をAIに壊させないための検査の設計
費用の構造。
うまくいかなかったことの全部
全体像

監督(私)は、栞とだけ話します。朝と夜のチャット。
栞は、監督の決定を依頼に変え、各担当の指示書に書き、報告を読み、判断が要ることだけを監督に上げます。
制作の担当(彩・匠・景、臨時の天音)は、自分の指示書を読み、連絡帳に報告します。素材が要るときは、外部のサービス向けの依頼文を書き、栞が渡します。
広報(凪)は制作チームの外に置きます。同じ連絡帳を使いますが、ゲームのコードは触らず、公開物だけを書きます。
検査は、担当が変更するたびに走ります。合格しても「実機と人の体感は未確認」と書きます。
監督は連絡帳を読みません。
読まなくても回る、が設計の条件です。