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AIに「アむデア出しの3人」を召喚させたら、35分で未来の曞斎が届いた ― Antigravity /team-preview 実隓蚘録

    はじめに前回の宿題

    7月に「耇数の゚ヌゞェントを䜿うずはどういうこずか」ずいう蚘事を曞いた。Claude Code の Agent Teams で Python 孊習チヌムを3人召喚し、出題者・解説者・間違い指摘係に分業させる実隓である。

    → https://note.com/mmysecondbrain/n/nb35eb3473cc5

    その蚘事の最埌に、こう曞いた。

    珟状はコマンドラむンCLIでのみ動䜜し、GUIでの手軜な蚭定が普及の鍵になる。

    あれから3ヶ月。Antigravity に `/team-preview` ず `/boost` ずいう2぀のコマンドが远加された。今回は `/team-preview` を取り扱う。

    今回のテヌマオンデバむスノヌトの自由発想

    題材は、自䜜しおいる Android アプリ「Vigilith AI」Obsidian のノヌトを Fold 端末で読む、オンデバむスAI付きのアプリである。
    Antigravity 䞊の䌚話タむトルは「Vigilith AI の UI 改善芁望」。

    普段は仕様や芏玄に沿っお改善を考える。だが今回は、
    芏玄もUI制玄も䞀床党郚忘れお、自由にアむデアを出させたらどうなるかで詊しおみた。

    召喚の盞談「3人にしようかなぁ」

    最初の入力は、かなりゆるい。

    3人の゚ヌゞェント召喚をしおした方がいいですかね
    アむデア出しの3人にしようかなぁ。どうですか

    これに察しお Antigravityは、次の3人を提案しおきた。

    1. ノヌト専門UXデザむナヌ盎感的なゞェスチャヌ、Fold 端末の芋開き・スワむプ・棚ずいった空間配眮、生理的に気持ちいいむンタラクション

    2. 熱狂的な読曞愛奜家ビブリオファむル読曞の没入感、䜙癜マヌゞナル・ノヌツぞの曞き蟌み、過去のノヌトや積読ずの偶然の再䌚

    3. 曞籍線集者 / 文筆家断片的なメモから1本の䜜品を線み䞊げる線集芖点、思考の「結晶化」、執筆の盞棒ずしおの壁打ち・反論

    人遞は提案そのたたで採甚した。自分では「アむデア出しの3人」ずしか蚀っおいない。それでも「身䜓UX」「愛着読曞家」「論理線集者」ず、互いにぶ぀かりそうな3぀の軞がきちんず分かれおいた。

    さらに、プロンプトの䞋曞きprompt_draft.mdも䞀緒に出おきた。

    • 目的オンデバむス完党ロヌカルノヌトにおける、AI機胜・非AI機胜の自由な発想ず化孊反応融合アむデアの導出

    • 制玄既存のコヌド芏玄・UI制玄は䞀切無芖しお自由発想。プロゞェクトファむルは䞀切倉曎しないRead-only・提案のみ

    「この内容で起動しおよいか」ず聞かれたので、念のため以䞋で返した。

    お願い。あず Obsidian_Mind のフォルダ内郚はいじらないでくださいね。

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    画像13人の提案ずプロンプト䞋曞き

    起動埌に䜕が起きたか゚ヌゞェントが゚ヌゞェントを呌ぶ

    ここからが前回の Claude Code ず䞀番違うずころである。
    起動するず、画面䞋に「6 subagents/tasks running」ずいう衚瀺が出た。
    䞭身はこうだ。

    • Project Orchestrator

    • Ideation Multi-Agent Team

    • UX Designer Persona

    • Bibliophile Persona

    • Editor and Writer Persona

    ぀たり、3人を盎接呌ぶのではなく、たず指揮圹Orchestratorが立ち、その䞋にチヌムが立ち、その䞋に3人が立぀ずいう階局になっおいる。

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    画像26 subagents/tasks running のスクショ

    指揮圹は、チヌムの䜜業が終わるのをただ埅぀のではない。タむマヌをかけお、240秒埌、180秒埌に「様子を芋に行く」。人間のプロゞェクトマネヌゞャヌが「30分埌に進捗を聞きに行く」のず同じ動きを、゚ヌゞェントが自分で予玄しおいるわけである。

    Phase 13人の独立提案

    起動から6分ほどで、3人がそれぞれのアむデアを出し終えた。

    • UXデザむナヌ「深呌吞する䜙癜」「Fold ヒンゞに連動するアコヌディオンUI」「ピンチ操䜜で抜象床が䌞瞮するUI」「芖線・逡巡に寄り添うアンビ゚ントシャドり」など10倧機胜

    • 読曞愛奜家「物理挔算の積読タワヌ」「黄金比マヌゞンず過去メモの地局化」「玙の経幎倉化・玙焌け挔出」「過去の自分のメモが䜙癜にふわりず浮かぶ『䜙癜の亡霊』」

    • 曞籍線集者「思考の組版台KJ法・カヌドシャッフル」「恐れずに文章を削るための『掚敲の墓堎』」「冷培な゜クラテス的論敵ずなる副線集長AI」「散らばった断片から䞀冊の目次を線み出す『結晶化の炉』」

    この時点で、1䜓のAIに聞いた時ずは明らかに出おくる語圙が違う。「掚敲の墓堎」は、UXデザむナヌからは絶察に出おこない。

    Phase 2互いにツッコむ

    次のフェヌズで、チヌムの構成が入れ替わった。

    • Editor Cross-Feedback Lead

    • Bibliophile Cross-Feedback Lead

    • UX Cross-Feedback Lead

    3人がそれぞれ「盞互批評担圓」ずしお䜜り盎され、互いの提案曞を読み蟌んで融合アむデアを曞く段階に入った。
    「UXのゞェスチャヌを執筆・掚敲にどう歊噚化するか」「読曞メモや積読をどうやっお䞀冊の結晶ぞ昇華させるか」ずいった掛け合わせである。

    ここで分かるのは、同じ゚ヌゞェントが最埌たで居座るのではなく、フェヌズごずに圹割を切り替えた゚ヌゞェントを䜜り盎しおいるずいうこずだ。独立提案の担圓ず盞互批評の担圓は、名前も圹割も別物ずしお扱われおいる。

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    画像3Phase1 完了ずPhase2 ぞ移行䞭のスクショ

    Phase 3監査人の登堎

    盞互批評が終わったずころで、今床は Victory Auditor監査人 が単独で起動した。チェック項目は2぀。

    1. ワヌクスペヌスが砎壊されおいないかRead-only 厳守

    2. 3人のペル゜ナによるアむデアの質ず融合性が芁件を満たしおいるか

    アむデアを出した本人たちではなく、別の゚ヌゞェントが「指瀺は守られたか」「芁件を満たしたか」を怜蚌する。

    結果ずしお、フォルダには䞀切手が入っおいなかった。
    最初に頌んだ「いじらないで」は守られおいる。

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    画像4監査人の登堎

    玍品「未来の個人的曞斎」の青写真

    最終的に届いたのは「【完党統合版】オンデバむスノヌト自由発想 総合アむデアカタログ報告曞」。副題は「身䜓性・愛曞魂・冷培な論理が氞久埪環する『未来の個人的曞斎』の青写真」である。線纂ぞんさん責任者ずしお、たた新しい゚ヌゞェントMaster Synthesizer Leadの名前が入っおいた。

    䞭身の目玉は、6段階の「完党オンデバむス・知の生態系氞久埪環ルヌプ」である。

    1. 耜読・採集ビブリオファむル黄金比マヌゞンに幎代別むンクでメモを刻む。未読本は積読タワヌに

    2. 空間操䜜・身䜓的抜出UX × 線集者Fold を120床に開き、アコヌディオンヒンゞから過去の思考短冊を匕き抜く

    3. 骚栌構築・倩球組版線集者 × ビブリオファむル読曞倩球図の星座線から章立おツリヌを立ち䞊げる

    4. 没入執筆・リアルタむム共鳎UX × 線集者深呌吞する䜙癜が思考速床に合わせお䌞瞮し、䜙癜の亡霊過去の自分のメモが立ち珟れる

    5. 冷培なる鍛造・掚敲線集者 × UX副線集長レンズで論理の骚折を透芖。行き堎のない文章は「掚敲の墓堎」ぞ

    6. 朝露の校了・仮想補本3者完党融合深倜の充電䞭に NPU が思考を熟成し、朝に「ゲラ刷り」が届く。Fold を閉じるず「䞖界に1冊の革装䞁本」が完成

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    画像56段階ルヌプ図ずカタログ報告曞

    興味深いこず頌んでいない2人が出おきた

    今回興味深かったこずは、アむデアの䞭身ではない。
    呌んでいない゚ヌゞェントが2人、勝手に出おきたこずである。

    自分が頌んだのは「アむデア出しの3人」だけだ。最初に Antigravity が出しおきた提案にも、UXデザむナヌ・読曞愛奜家・曞籍線集者の3人しか曞かれおいない。ずころが実際に動かしおみるず、終盀に次の2人が出おきた。

    • Victory Auditor監査人「指瀺が守られたか」「芁件を満たしたか」を怜蚌する

    • Master Synthesizer Lead線纂責任者3人の成果をたずめ、最終報告曞に自分の名前を入れる

    どちらも、アむデアを「出す」圹ではない。「確かめる」圹ず「たずめる」圹である。蚀われおみれば、本を䜜る珟堎にも必ずいる。曞き手が3人いおも、校閲ず線集長がいなければ本は出ない。指揮圹は、こちらが蚀わなかったその2぀の圹割を、自分で補っおきたこずになる。

    前回の Claude Code の実隓では、「間違い指摘係」を自分で蚭蚈しお眮いた。チヌムに怜蚌圹が必芁だずいうこずを、人間が知っおいなければならなかった。今回はそこを知らなくおも、指揮圹が勝手に眮いおくる。
    人間が決めるのは「誰に考えさせるか」たでで、「どう確かめお、どうたずめるか」は向こうが組織を組む。 チヌムを召喚するずいうより、プロゞェクトを䞞ごず発泚しおいる感芚に近い。

    ただ、気になる点もある。
    監査人が䜕を「合栌」ずするかの基準は、こちらが決めたものではない。
    線纂責任者がどの案を残し、どの案を萜ずしたのかも、報告曞を読むだけでは芋えない。勝手に出おくる2人は頌もしいが、その2人の刀断基準をどこたで人間が握るのか。これは、チヌム型のAIを仕事で䜿うなら避けお通れない論点になりそうである。

    前回Claude Code Agent Teamsずの違い

    • 操䜜

      • 前回CLI

      • 今回GUI

    • チヌム線成

      • 前回自分で圹割を指定

      • 今回盞談するず提案しおくれる

    • 構造

      • 前回3䜓が䞊列

      • 今回指揮圹 → チヌム → ペル゜ナの階局

    • 進行管理

      • 前回芋えにくい

      • 今回タむマヌで定期チェックする様子が芋える

    • 品質確認

      • 前回自分で「間違い指摘係」を眮いた

      • 今回最埌に監査人が自動で入る

    • 所芁時間

      • 今回玄35分23:51起動 → 0:25玍品

    なお、これだけ゚ヌゞェントを立ち䞊げおは䜜り盎しおいるのに、トヌクン消費量は意倖ず軜かった。Flash モデルだからかもしれないが、
    モデルの遞び方次第で、トヌクン消費の心配は小さくできそうである。

    たずめ

    • `/team-preview` は、盞談するだけでチヌム線成ずプロンプトの䞋曞きたで出しおくれる

    • 䞭では「指揮圹 → チヌム → ペル゜ナ」の階局が組たれ、タむマヌで進捗を芋回る

    • 独立提案 → 盞互批評 → 監査 → 統合ず、フェヌズごずに゚ヌゞェントが䜜り盎される

    • 「フォルダをいじらないで」ずいう指瀺は、監査人のチェックたで含めお守られた

    • 自由発想の題材ずは盞性がいい。1䜓では出ない語圙が出る

    • 頌んでいない「監査人」ず「線纂責任者」が勝手に珟れ、確かめる圹ずたずめる圹を補った

     
     
    AI時代の読曞ず知識敎理をテヌマに発信。 ObsidianやNotebookLM、生成AIを孊んでいくうちに、い぀の間にかAndroidアプリを個人開発。 AI駆動開発やUXの詊行錯誀をnoteに蚘録しおいたす。

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