
好きな自分でいたい話
美容室へ行く話。
いつもと違う自分になりたくて、ちょっと気分転換をしたくて、強い自分になれるかなと期待して。
美容室へ行くと自分と向き合う時間が長い気がする。目の前が鏡だからだろうか。
つい先日の出来事。カラー中、目の前の自分を見て凹んだ。ほぼすっぴんで来てしまったために顔が薄すぎる。ただでさえ顔の印象薄いのに。ちゃんとメイクしてくればよかったと後悔した。そっと目を閉じて現実世界をシャットアウト。

基本は雑誌を読んだり動画を観て過ごしたい。でも施術中にみていたら、こんなのみているんだ〜意外だわ〜、とか思われるのが恥ずかしいので(気にしすぎかもしれないが)、近くに美容師さんがいない時だけみる。近づいてきたらやめる。
雑談は苦手だけど、美容室へ来ると私でも話し上手になれるかなとマジックがかかる。いつもの担当さんはたくさん話しかけてきてくれるのでありがたい。自分から話しかけてみようかな、気になったことを聞いてみようかなと自然と湧いてくる。
けれど、鏡を前に自信を無くし、声もお腹から出ていないような喉元からしか出ないような感覚になる。ドライヤー越しに話しかけられても、こちらの声は届いているのだろうかと不安になる。話下手な自分に凹む。本当は気軽に雑談したいのに。隣で盛り上がっている会話がちょっとだけ羨ましくなる。
髪型については時々とても冒険したくなることがある。産後は特に、髪色をハイカラーにしたかった。そしたら新しい自分に出会えるような気がして。
でも結局しなかった。
変わりたい、変わりたいと思いながらも、変化することにとても勇気がいる。



大人な女性になりたい。

でも私がすると座敷童子になってしまう。

おでこにコンプレックスで、基本前髪がないと落ち着かない人間なので永遠の憧れ。
そんなこんなで時々寝たり、凹んだり、楽しんだりと、2時間に満たない程の自分との対峙を乗り越えて、プロの手で自分の髪がトゥルトゥルになっていく過程を見るのは気分がいい。
日常の中のちょっとした非日常感。
気持ちもちょっぴり軽くなる。
日常もがんばろうと思える。
違う自分になりたいな、と思って日々を過ごしているけれど、心の中身をがらっと変えるのはすぐには難しいことで。
でも結局の1番思うのは、
自分が好きな自分でいたいなぁ。