
「わたしとカメラと写真と」 それに野望を少々
わたしが両目を開いても、
お空はちっとも撮れないが、
撮れるカメラはわたしのように、
ピントを速くは合わせれない。
わたしがあたまをゆすっても、
細かな記録は出ないけど、
あの日の写真はわたしのように、
エモな思い出は知らないよ。
写真と、カメラと、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
カメラ愛
いきなりの金子みすゞさんでわたしが何を言いたかったかというとですね、「カメラと写真って実は結構 違うよね」ってことなんです。
誤解を恐れずにもっとハッキリ言うと、「私は写真よりカメラが好きでした!」ということ。

ちょっと話 変わりますが、年配の男性の中には「オーディオが趣味です」って方、結構います。(当社 調べ)
それを聞いたわたしは「音楽鑑賞ではなく、オーディオが趣味? 手段が目的化しとるやん」と初めは思ったもんでした。が、オーディオについて知ればなるほど、メカメカしい装置をアレコレ集めたりつないだり取り替えたり、、人を惹きつける魅力が確かにありそうです。
オーディオの他にも腕時計や文房具、革小物、食器類、、単なる道具でありながら、本来の用途を超えて愛される工業製品って意外とありますね。

で、わたしの場合はカメラ!
カメラって、なんかちょうど良くないですか?
両手に収まるサイズ感といい、金属とレザーの質感とか、重さ、フォーカスリングを回すしっとり感、シャッター音、フィルムカメラなら巻上げる感触、ミラーショック、ファインダーを覗いた時の没入感、、なんか全部ちょうど良いんです。
デスクに置いてあってもインテリアに馴染んで違和感ないし、外で持ち歩いてても自然。なかなか無いよ、こんなちょうど良いもの。
その上、写真まで撮れる。
わたしとカメラ
ここでわたしの愛カメラ遍歴を簡単に披露します。ザッとだけ。
1984年生まれのわたし。幼少期、周囲の大人が持ってるカメラはまだフィルムでした。
父と祖父がミノルタの一眼レフを使っていたので、ミノルタは今でもわたしの憧れです。モデルは多分α-Sweetだったかな。キヤノンのEOS Kissを意識したファミリー向けのエントリークラスですね。
初めて自分でカメラを買ったのは学生の頃。コンパクトデジカメでした。コニカミノルタのDiMAGE X1というモデル。
当時 スマホはまだ世になく、ケータイにもカメラはついていたものの性能はイマイチ。まだまだ「写真はカメラで、プリントで」という時代でした。
ちなみに、わたしの憧れだったミノルタはコニカと合併しコニカミノルタに。その上、2006年にはカメラ事業から完全に撤退してしまいます。
就職して金銭的に余裕ができると、最初の一眼レフを買いました。ミノルタからカメラ事業を譲り受けたソニーのα200です。
亡きミノルタへの憧れと、父・祖父が持っていたレンズを活用できるという理由から選んだソニーでしたが、プラスチッキーな外装とゴロっと丸っこいボディ、それにシナバー色の装飾がなんだか不格好に感じられて、「これはオレの欲しかったカメラじゃないな」ということで早々に手放してしまったのでした。

その後はフィルムの一眼レフ コンタックス S2 とリコーのコンデジ GRデジタルⅢ、CX3あたりを気に入ってちょいちょい使ってきました。

CX3は長男に落っことされて壊れてしまった。悲しい。


そして2014年、うちではちょうど次男が産まれた頃でしたか、フジフイルムから発売されたデジタル一眼 X-T1を見て「あ、これがオレの欲しかったカメラだ」と直感。購入しました。
以降、今日まで愛用しています。さすがにデジタル機器で10年前のってどうなんだろう?とも思うんですが、大きな不満がないので。(バッテリーのもちとか、細かな不満はある)何より、手に馴染むというか、結局 気に入ってるのでなかなかに変え難いんですよね。後継の最新モデル X-T5はかなり気になってますが。。


わたしと写真
「で、こだわりのカメラでどんな写真を撮ってるのよ?」と聞かれると弱ってしまうのは、写真や撮影でなくカメラそれ自体を愛すが故。
「いや、オレが好きなのはオーディオ機器なんだよ!音さえ良ければ音楽なんてどうだっていいんだ!!」なんてハッキリ言い切るオーオタもなかなかいないでしょうが、カメオタたるわたしもこの問いには答えに窮します。
「カメラが好きなだけだから、写真は撮らないんだ」という訳でもなし、かといって、自信満々に披露できるポートフォリオや受賞歴がある訳でもない。
正直、子どもが生まれてからは子ども以外のものはほとんど撮っていません。それ以前はスナップとか風景とか撮ってみたりもしたんですが、あまりハマらず。「誰が撮っても同じような写真」を量産した末、結局カメラを持ち出すのはたまの旅行だけというありがちな(?)パターンでした。
このポストを書くにあたって、当時の写真を久々に見返したんですが、一見するとなんか意味ありげだけど実際のところは「なんでこんなの撮ったんだろ?」っていう写真が多くて、自分で笑ってしまいました。一部お見せしますね。本邦初公開です。多分。
そもそも写真の良し悪しがよく分からないし(もちろん好き嫌いはありますが)他人に見せるつもりで撮ってないから見せるの照れる😗

知らない人を撮るのは怖いからすぐに辞めた。撮られるのも嫌だし





構図が上のと同じだ










北極星入れられなかった。寒すぎて取り直す元気なし




テーブルフォトは結構 好きだった



そんなわたしの転機
そんな、わたしとカメラと写真の関係でしたが、最近ちょっと変わってきています。
キッカケは2つ。撮った写真を友人にシェアするようになったことと植物栽培日記のブログを始めたことです。(ブログ見てね!😎)
子ども達が保育園や小学校に通うようになると、自然と親にもママ友・パパ友ができますね。運動会みたいな行事とか、休日一緒に遊んだ時に友達の子も撮って後日シェアしたりすると意外と喜ばれたりするんですよね。



ブログにのせてる植物の写真も、意外と褒められたりするんです。




で、撮った写真が喜ばれたり褒められたりすると、意外と自分も嬉しかったりして。
「承認欲求が満たされて気持ち良くなってるだけかな?」とも思うんですが、(多分それもある)それだけではない気がしていて、友人の子にしてもうちの葉っぱ達にしても、自分に気持ちがあるから、もっと率直に言えば、わたしが好きなものを撮ってるから、自分の好きなものが他人の心をわずかでも動かしたっていうのが嬉しいのかな?と。
「写真っていいな」って、初めてカメラを買ってから20年以上経った今、感じはじめています。
夢、というかちょっとした野望
具体的にどうっていうのはまだないんですけど、もっと多くの人にわたしの写真を見てもらいたいです。そして出来れば心を動かしたい。
今さらイベントカメラマンとか写真家先生になろうってわけではないんだけど、こういう便利な時代だから、ブログとかSNSとか何かしら良い方法があると思うんです。
あとは写真についてもっと知りたい。勉強したい。他の人の写真も見たい。できたらカメラ友達(写真友達?)とかつくって、良いとか悪いとか言い合いたい。
いい歳したおじちゃんがこんなこと言うのも恥ずかしいんですけど、今そんな感じです。
おしまい。
