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フランス文化、すき?② : マリー・アントワネットのこと

    フランス文化シリーズ2回目♡
    今回は、いかにもフランスらしく
    "マリー・アントワネット"にまつわる視点から
    いきたいと思います!


    マリー・アントワネットは
    ルイ16世の妻として、
    オーストリアからフランスへお嫁に来た女性。
    オーストリアでの発音で言うと
    "マリア・アントニオ"だったそうですね。

    フランスの歴史の上で、
    彼女の存在はかなり象徴的なアイコンに
    なっているイメージもありますが、
    当のフランス人にしてみると
    それほどでもないようです。
    日本では「ベルサイユの薔薇」が
    大流行したために、
    知名度が特別高いのだそうで。

    私が彼女について
    詳しく知るきっかけになったのは、
    2007年公開、
    ソフィア・コッポラ監督の映画
    「マリー・アントワネット」。
    本物のベルサイユ宮殿で撮影された、
    とても画の美しい映画です。
    主演はトビー・マグワイヤ版の
    スパイダーマンでのMJ役が有名な、
    キルスティン・ダンスト。

    私は当時からディズニープリンセスが
    大好きであったわけですが、
    「本物のプリンセスってどんな風だったのかな」
    という疑問に
    ちょうど良い映画だったのです。
    映画に関連した書籍も色々読んだり
    翌年にはお小遣いを貯めて、
    特典付きDVDボックスも買ったりして。笑
    楽しかったなぁ!

    あの映画は、マリーさんを
    悲劇的な歴史上の人物ではなく
    彼女もまた一人の人間、
    普通の女の子であったと
    そんな視点から描いていた点が特徴です。

    そのため首飾り事件なども
    殆ど取り上げていないし、
    ラストもギロチンまでは連れていきません。笑
    民衆に攻め込まれ、
    一旦オーストリアに避難しようと、
    ベルサイユ宮殿を後にするところで
    終わっています。
    その表情は不安そうというよりは、
    なんだかちょっとホッとしたような…
    穏やかで、清々しささえ感じるような
    雰囲気なんです。
    マリーさんは何を思っていたのかな。

    さて、そんな
    最後には国民の憎しみを
    背負わされる運命にあるマリーさんですが、
    人気が陰るまでの間はむしろ人気者、
    カリスマ的王妃でもありました。
    それゆえ、影響力は抜群。
    彼女が広め、定着させたものは色々あります。

    まずお風呂の習慣。
    いやそれまでなかったんかい!笑
    オーストリアにはあったのだそうです。
    オーストリア女がなんか水に入ってる…と
    嫌悪されることもあったそうですが、
    フランスに引っ越したからって、
    元々その発想、習慣がある人が
    やめられるわけがありません。
    当時のフランス人、風呂、キャンセルすな!

    そしてナチュラル系の香水。
    従来のフランスでは、香水といえば
    ムスク系の濃厚なものが主流でした。
    お風呂に入らない分、
    香水で誤魔化してたのだそうで…
    わぁ、嫌ですね!笑
    でもマリーさんが好んだのは
    お風呂で清潔にした体に、
    お花やハーブなど、自然な香りの
    香水を付けること。
    なんて画期的、それはね…流行りますよ!

    他にも四角いハンカチや、
    (畳みやすいのが良かったんだそうです 笑)
    クロワッサン、クグロフ、
    食後のコーヒーの文化など…
    素敵なものをたくさん定着させています。

    あと、ちょっと面白いのは
    なにかとすぐ肖像画を描かせていたことかな?
    多分彼女のこれ、現代で言う
    セルフィーのような感覚
    だったんじゃないかと思うんです。
    しかも、彼女のお気に入りの画家は
    前回の「フランス文化、すき?①」でも
    少しだけ触れた、ヴィジェ=ルブランさん
    という方だったのですが
    ほんっとうに繊細な、
    美しい絵を描く人なのですよ!!
    多分これも、
    「ヴィジェに描いてもらうと盛れるの!」
    みたいな感覚だったんじゃないかなぁ。

    彼女は処刑台に登る際、
    執行人の足を誤って踏んでしまい、
    「ごめんなさいね、
    わざとではありませんのよ」と
    発したと言われています。
    それが彼女の最後の言葉だそうです。

    もしかしたら、これはいろんな意味で
    彼女の本音だったんじゃないかな。


    最後は酷く残酷な結末。
    それでも持ち前のカリスマ性で
    華やかな文化をたくさん残したマリーさん。

    彼女が好んだ文化は
    フランスどころか、世界中で
    今も素敵に活きています。


    読んでくれてありがとう!
    良かったら、こちらもどうぞ。
    「フランス文化、すき?① : フランス絵画の世界」
    「フランス文化、すき?③ : À propos de Disneyland Paris」

     
     

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