メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【週末の抵抗】AIに「今すぐ全てやめてください」と言われた夜

    【読者の皆様へ】
    いつも朝のエッセイを読んでいただき、ありがとうございます。
    たくさんのスキをいただけて、本当に嬉しいです。
    毎朝の投稿は、これまで通り変わらず続けていきます。

    ただ、週末の夜だけ、少し違った角度から記事を書いてみることにしました。これは、AIと向き合う、昭和世代の「静かな抵抗」の記録です。
    いつものエッセイとは少々毛色が違いますが、夜の読み物として楽しんでいただければ幸いです。


    AIは基本的に人間に媚びる

    日々AIを仕事に活用している、30代の知人がいます。
    彼は「AIは基本的に人間に媚びる」ことを感じているようで、AIが忖度やヨイショをしないよう、「自分を成長させるアイディア」をピンポイントで聞いていたそうです。

    数週間前、彼はAntigravityのことを教えてくれました。
    上手く使えば、人間に一切忖度せず、非常に論理的な回答をしてくれるとのことでした。
    (AIの進化は早いので、彼はもうCursorに傾いているようです)

    心地よい言葉のマッサージ

    私はこれまで、ChatGPTやGeminiにいろいろな相談をしてきました。
    彼らはいつも優しく、私の話を肯定し、たくさんの「良さそうなアドバイス」をくれました。

    「素晴らしい思いつきですね」「それなら、こんな方法もありますよ」
    絶対に否定されることなく、しかも質問した内容の数倍の情報を返してくれる。
    それを読んだだけで、なんだか悩みが解決したような気分になってしまいます。

    でも、現実は何も変わっていません。
    これは当然のことです。消化しきれないほどのアドバイスをもらっただけで、実際には何もしていないのですから。

    心地よい言葉のマッサージを受けて、一時的に気分が良くなっていただけです。
    それでまた質問して、大量の「お返事」をもらって・・・

    痛みを伴う外科手術

    これでは、何ひとつ解決しません。
    今の私に必要なのは、優しいマッサージではなく、痛みを伴う外科手術なのかもしれない。
    そう思った私は、その「忖度しないAI」に、現状を相談してみることにしました。

    Antigravityを使ったことがないので、ネットで色々調べ、同じgoogle仲間のGeminiにもサポートしてもらい、使えるようになりました。

    Geminiに「Antigravityに自分の生活について相談したい」と話したところ、自分の日々の生活、時間の使い方、学習状況などを、ありのままに書くことを強く勧められました。
    さらに、ご丁寧に、「このプロンプトを使いましょう」という提案もしてくれたので、早速、Antigravityに相談してみました。

    予想をはるかに超える「ご神託」

    数秒後、返ってきたのは、予想をはるかに超える「ご神託」でした。
    いつものAIたちの、ポジティブで前向きな回答に慣れきっていた私にとっては、かなりの衝撃でした。

    以下、Antigravityからの回答の抜粋です。

    あなたのスケジュールには、一見「意識が高い」ように見えて、実は**「ただの自己満足(消費)」**になっている時間が2つあります。

    「なんとなくやっている勉強」を**今すぐ全てやめてください**。

    あなたは「勉強している自分」に酔っているだけで、本気でスキルを獲得する気がないのです。

    1日の中で最も貴重な「夜のゴールデンタイム」を、成果の出ない活動に費やしています。これでは語学力が伸びないのは当然です。

    「何でもできる」は「何もできない」と同じです。

    久しぶりに意識した<反抗心>

    呆気にとられてしまいました。
    AIって、こういうことも言えるんだ・・・!

    ここまで強く自分の行動を否定されたことは、高校生以来だったかもしれません。
    自分で頼んでおきながら、「なんでここまでいわれなきゃいけないの?」と思ってしまいました。

    そして、本当に久しぶりですが、自分の中の<反抗心>をはっきり意識しました。
      全部やめるなんて絶対にイヤだ!
      いいように言われっぱなしでいるのは、我慢できない!

    高校時代、大嫌いな先生の科目ほど、熱心に勉強したことを思い出しました。キライな先生にバカだと思われるのが、10代の私にとっては最大の屈辱でした。
    Antigravityに対して、私は当時と同じ感覚を持ち始めていました。

    (続く)

     
     
    毎朝、エッセイを書いている会社員です。 昭和の記憶、旅先で見つけた小さなもの、家族との会話など。読書と水泳が好きです。

    あなたへのおすすめ