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美味しいのに売れなさそうな新商品を試飲した話〜「どなたでも」と書いた商品ほど、誰にも選ばれない理由

    最近、コーヒーがやたら高くて、ちょっと気合を入れないと買えなくなってきましたよね〜(つД`)ノ

    我が家も、毎朝のモーニングコーヒーが、どんどんグレードダウンしてきて、最近はインスタントだったりコーヒーそのものを飲まなかったりする日も出てきてしまいました。

    そんなつい数日前、近所のイオンでコーヒーの試飲をやってたんです。

    「ブレ〜ンディ〜〜♪」のブレンディから先日出たという「コーヒーと大麦を混ぜたコーヒー風飲料」だそうで。

    そこにいたAGFのおじさんに「・・・これ、麦茶混ぜたの?」って聞いたら、「まぁ、そんな感じです」だって(笑)

    要はコーヒー豆が高くて利益にならないから麦茶を混ぜてしまえという、トンデモ商品の試飲だったのよ。

    ・・・これが、味は悪くないの。
    むしろ、安いコーヒー独特のイヤな後味が全然なくて、スッキリしてて飲みやすいくらいなの。

    ま、混ぜ物してるのは誤魔化せないから、コーヒーだと思って飲むと「ナニコレ💢」ってなるし、「世界的なコーヒー豆の高騰でも安心して買える」という割には値段がお高いので、「その金額なら普通にコーヒー豆が買えるじゃん」って感じで、結局、誰向けの商品なのかさっぱりわからなかった試飲でした^^;

    ま、味は美味しかったけどね。
    「コーヒーと麦茶を混ぜた」にしてはかなり美味しいんじゃないでしょうか。

    売れなさそうだけどorz

    なんというか、美味しいのに売り方でコケそうなニオイがプンプンしたのよね〜。。。

    どうせなら昔めっちゃ流行った「朝専用缶コーヒー!!」みたいに、尖りに尖らせてブッ刺していくくらいじゃないとね〜。

    ほら。
    自動販売機やコンビニで、「朝専用」と書かれた缶コーヒーを見たことはありませんか?

    アサヒ飲料の「ワンダ モーニングショット」です。
    最近はもう自販機とかじゃ売ってないかもしれないけど。

    2002年に発売されて、発売からたった1週間で100万ケースを突破したそうなんですよ。

    缶コーヒーなんて、朝でも昼でも夜でも飲めるじゃないですか。それなのに、わざわざ自分から「朝専用」と言い切っちゃったわけです。

    普通に考えたら、もったいない気がしますよね。

    「いつでもおいしい缶コーヒー」と書いておけば、朝の人にも昼の人にも夜の人にも売れそうなのに、なんでわざわざ自分で範囲を狭めちゃうんだろう???と思いませんか。

    でも、売れたのは「朝専用」の方だったんです。

    「朝専用」と言われると、手が伸びる

    朝の通勤途中に、眠い目をこすりながら自動販売機の前に立った時のことを想像してみてください。

    ずらっと並んだ缶コーヒーの中に、「朝専用」と書かれた1本があるんです。

    「あ、これ、今の私のためのやつだ」

    そう思って、つい手が伸びちゃうんですよね。

    しかも、「朝専用」と書いてあるからといって、昼に飲んじゃいけないわけじゃありません。昼に飲みたい人は、普通に買えばいいだけです。

    つまり、届けたい人を1人に絞っても、ほかの人がいなくなるわけじゃないんです。むしろ、その1人には、ほかのどの缶コーヒーよりもまっすぐ届くようになりますよね。

    絞ることで、損をするどころか、選ばれる理由ができたわけです。

    「どなたでも」は、誰の手にも取られない

    ところが、自分の商品を売る時になると、多くの人が真逆のことをやっちゃうんです。

    販売ページや有料noteの冒頭に、「初心者の方からベテランの方まで」「こんな方におすすめです」と、5つも6つも並べてしまうんですよね。

    気持ちはすごくわかるんです。
    せっかく作ったんだから、1人でも多くの人に読んでほしいですもんね。

    でも、それって缶コーヒーでいえば、「朝でも昼でも夜でも、誰が飲んでもおいしい缶コーヒー」と書いているのと同じなんですよ。

    自動販売機の前で、それが目に留まるかというと・・・たぶん、素通りされちゃいますよね。

    「どなたでも」と書いた瞬間に、読んだ人は「これは私のことだ」と思えなくなっちゃうんです。

    年齢じゃなく、場面で絞る

    もうひとつ、「朝専用」がうまいなぁと思うところがあるんです。

    それは、「30代の男性向け」とか「サラリーマン向け」みたいに、年齢や性別で絞っていないところなんですよ。

    絞っているのは、「朝」という場面だけ。

    だから、20代の人も50代の人も、男性も女性も、朝に缶コーヒーを買う人なら、誰でも「これ、私のだ」と思えるんです。

    ターゲットを決めようとすると、つい「40代、主婦、子ども2人」みたいに、人の属性から決めたくなりますよね。

    でも、属性を並べても、読む人はなかなか自分のことだと思えないんです。

    それよりも、「どんな場面で困っている人なのか」まで決めた方が、ずっとまっすぐ届くんですよね。

    あなたの商品は、誰の「専用」?

    試しに、あなたの商品にも「〇〇専用」を付けてみると、おもしろいと思います。

    たとえば「note初心者向けの書き方講座」だったら、「noteを始めて3ヶ月、スキが毎回10に届かない人専用」と言い切ってみる。

    そうすると、それを読んだ人の中から「・・・まさに今の私じゃん!」と手を止める人が出てくるんです。

    もちろん、始めて半年の人や、スキが20ある人が買ったっていいんですよ。朝専用の缶コーヒーを、昼に飲む人がいるのと同じことです。

    届けたい1人を決めるのは、ほかの人を追い返すためじゃないんですよね。いちばん届けたい人に、「これはあなたのためのものですよ」とまっすぐ伝えるためなんだと思います。

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    元マクドナルド店長。2011年にweb起業して資産型ブログ教材「PRIDE」や「アクセス・トラップ」を発売。ブログ塾の主催など。 ▶︎ゼロ初心者から100万円プレイヤーに育成多数 ▶︎超初心者の最初の一歩を導くのが得意 ▶︎AI記事生成 技術と思考を育てるコンテンツ起業コーチです。

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