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本を作るということ。ZINE制作に於けるZINE生。

     本の紹介をしたい。ここに発売前から話題の本がある。2月15日に横浜で本人達に会い、サインを貰えば、なんと価格が下がるらしい。

     「なんのはなしですか」と書き続けて5年目になる。自分の生きた証を文学として記したい。そうやって、一文字一文字と向き合い真剣に書いてきた。

     誰にも読まれることのない日々に、挫折しそうになったことは山ほどある。自分の描きたいこととは違う人達に、無駄な嫉妬も山ほどある。自分の人生に大きなことは起きない。だけど、何も起きない毎日を、何も起きないように描くことをしても良いはずだ。そこには、絶対に「本当のこと」が存在しているはずだと言葉を紡いできた。

     エッセイにもなれない、小説にもなれない。「なんのはなしですか」と自分で言うしかなかった。

     そこには、本当に読む価値がないのだろうか。

     一つの会話や、一つの仕草。ほんの少しの機微。これらに意味を持たせる日常を描いたら、本当に面白くはないのだろうか。私は、意味のないことを意味あるように描き、日常は文学だと叫びたい。

     気付けば、150本以上の「なんのはなしですか」を書いていた。ただ、自分の文学に至るまでの過程に様々な実験をしながらだ。

     私は生涯、変化することを拒まない。

     私は、44年の人生でいっぱい成長し、失敗し、その都度変わってきたからだ。今書けることを、今の文体で描き出したいと言葉を追ってきた。

     そして、本が出来た。

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    表紙装丁デザイン
    Motto氏
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    装丁全体図

     この本の創作過程は、えむのマイトン氏の記事を読んでいただけたらと思う。

     今回、二人で人生を綴った。大学も行っていない私が、京大卒の研究者と本を出す。たまたま、同じ年齢だというのもどうかしている。

     くだらない人生が好きだと言い続けていたら、くだらなくはない人が「なんのはなしですか」を信じた。

     一緒にカタチにしてくれるという。

     こんなに嬉しいことはない。私が書くものは、ジャンルに括れない。はみ出している。合わせて書くことや、テーマに寄り添うことを出来ない。だから、見向きもされないし、選ばれることもない。

     プロとは違う。

     だけど、ずっとそこに疑念を抱いている。

     くだらない日常や、役に立たないことに価値があるということを、きちんと見出だせていないだけではないだろうか。

     「なんのはなしですか」という一つの言葉で、これだけの多くの人たちが楽しむ理由は、一つの価値に等しいのではないだろうか。

     ならば、それをカタチで証明し提示したい。

     この本には、普通に過ごしていたらまず交錯することのない、真反対の人生を生きてきた二人が、「なんのはなしですか」という言葉を通して、しっかりと文学として交錯している。

     こういうことを出来るのが「なんのはなしですか」という価値だとしっかりと提示している。

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    紫吹はる作ポスター

     私達の人生を描くのに必要だった言葉が、「なんのはなしですか」だったと描けている。この本に掲載した私の作品は、web上にはもう存在しない。コニシ木の子が描く「なんのはなしですか」は、この本にすべて詰めました。

     いつものように、ふざけて書くことも出来ますが、ここに至るまでの皆さんとの時間を考えると、ふざけて書くことも出来ませんでした。一緒に一つの言葉の可能性を信じてくれて、楽しんでくれたから、色んな方々に「なんのはなしですか」とは、人生を語れるこういうものです。と渡せます。多くの人に届いて欲しい。多くの人に感想を聞きたい。多くの人が、自分も書きたくなるような気持ちにさせたい。

     閉じた文学を開かせたい。

     今、出来ることすべてを捧げています。

     本気で描いたから、本気で動きます。私は、自分に背くようなことはしたくない。過程を楽しめないのなら最初から動かない。

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     そして、なんのために本というカタチにして利益を得るのか。私は、皆で創作した路地裏文化を見えるカタチにして、皆で楽しめる日を創りたい。

     今年は、夏の大阪で「なんはなフェス」をしたい。その費用に充てたい。「なんのはなし」か誰も分からないのに、集まってくるおかしな人たちと笑いたい。何も知らないのに訪れた人に「誰も何も『なんのはなし』か分からないんです」と言いたい。

    ・素敵な場所を借りたい。
    ・来場者グッズを作りたい。
    ・皆の表現を鑑賞したり、売ったり買ったり出来るような時間と場所を作りたい。

     私は、こうやって循環させたい。

     でないと、自分に恥ずかしい。今回も多くの人が裏で、多大な時間をかけて何にもない利益の中で巻き込んでしまっている。その人たち皆、「なんのはなしですか」を広めたいという気持ちだけで動いてくれている。

     だったら、楽しめる時間を作るのが当たり前だと思っている。私は、こういう生き方でしか返せない。

     それに、見合う一冊を作り上げたと思います。

     どうか、多くの人に知れるように協力お願いいたします。道なき道ばかりですみません。ゼロからイチで本当に申し訳ないと思っています。

     ただ、楽に進むより、遠回りでこんなくだらないことに一喜一憂出来る人生で良かったと心から思います。

     2月14日より、ショップで販売します。500円プラス送料。

     2月15日には、ZINEフェス横浜にて対面販売。入場料を払い、足を伸ばして来てくれる方には、400円。サイン付きなら390円と、どんどん私たちに近付くと価値が下がる仕様です。

     願わくば「肩を組んでくれませんか」と写真をお願いされる夢を見ています。

     なんのはなしですか

     良い本が出来ました。本田すのう編集長は、

    noteやXは途中から外部リンクなどがあるのに慣れてるんですけど、この本はそれをさせないです。二人の人生から目を離すな、って感じですかね。

     と、言ってくれました。さあ。ZINEフェス横浜にて「なんのはなしですか」ブースが初出展。やっと見える化まで来たよ。

    今年、44歳になったオジサン二人が4444冊を目指します。

     いつも、ありがとね。

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     ショップは、SOLD OUT!↑
     ありがとうございます。あとは、私に直接会いに来てね。☕☕☕

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    ラディ作ショップポスター
    ここで待ちます。

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