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「すごい言語化」 木暮太一(著) ~ビジネスの現場で求められる言語化とは?~

    「言語化」の本はたくさんありますが、今日ご紹介するのは、ビジネスの現場で使える「言語化」にフォーカス。即戦力として使える考え方やポイント、勘違いしやすい点などがまとまっていて、いい感じです。


    「すごい言語化」 木暮太一(著) 2023.6、255p
    -「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法-


    ビジネスで大事なのは「表現」より、「何を」

    「言語化」というと、つい表現に注目しがち。
    でも、表現をいくら磨いたところで、
    「何の話なのか?」 と疑問を持たれたら、負け。
    すんなり理解できない話は、本質が伝わっていない、ということ。

    ビジネスで大事なのは「何を」伝えるか。
    対象となる「What」を明確に意識して伝え、理解してもらい、
    最終的には、こちらが意図した方向に行動してもらうことがビジネスでの目的。

    商品・サービスの価値とは、お客様の変化

    「ドリル」と「穴」の話が有名ですが、
    お客様が求めているのは、「ドリル」(手段)ではなく、
    そのドリルで「穴」を開けたい(目的)の方

    商品・サービス自体よりも、それを使うことで、自分はどうなれるのか?
    現在満たされない欲求、真のニーズが満たされるのかどうか…

    「何が」価値なのか、言語化できているか?
    そこが一番重要

    Before(使用前) → After(使用後)
    を対比して、伝える

    よくある間違いは、Afterだけを力説し、Beforeを明示していないパターン
    Before → After の対比になっていないと、その変化が伝わらない

    自社目線から、相手目線へ

    自社商品をアピールする場合、どうしても自社の「ウリ」を訴求しがち
    それは、つい競合他社を意識してしまい、差別化を考えてしまうから

    お客様は、あなたの独自性に興味があるわけではない
    自分にとって、どんないいことがあるのか、それは本当に欲しいものか?

    お客様は競合のことより、自分のことを第一に考えてほしい

    自分が求めているものが、他社からは手に入らない、
    あなただけが売っている

    という事実、その理由が伝われば、あなたから買う理由になる

    付加価値も自社目線、余計なお世話になっていないか、
    本当に求められている価値なのか、
    注意が必要

    相手のどんな課題を解決するのか
    相手の「不」に着目する
    不満、不安、不足、不便、不快、、、

    お客様も、自分が求めているものが何なのか、明確に認識していないことが多い
    だから、こちらから提示して、真のニーズに気づいてもらうプロセスも大事
    「○○で悩んでいる人って、多いんですよ」 など

    よくある勘違い

    部下が、思うように動いてくれない、というときは、指示が曖昧になっていないか?

    顧客満足度を上げる、とは具体的にどうすればいいのか?
    方向性だけ示して、行動まで言語化できていないことが多い

    「なんか違う」、とは、「何が」違うのか?

    付加価値を訴求するのもいいが、余計なお世話になっていないか?
    本当に求められている価値なのか?
    注意が必要

    「なぜ」「なぜ」を繰り返すだけでは、本当に伝えるべき価値にはたどり着けない
    ありきたりのアイデアになってしまう

    その他、キャッチコピーを磨く、語彙力を増やす、短く端的に、ポジティブに、たとえ話や事例を入れる、など、表現の工夫に走りがち

    お客様が買う理由は5ステップで言語化する

    伝えるべき中心の軸が明確になったら、5ステップでメッセージを組み立てる。

    1. 提供価値(Value、自分一人では達成できない変化)

    2. 他社差別化(differentiation、他では手に入らない、という事実と根拠)

    3. 信頼性(reliability、実績・経験、お客様の生の声)

    4. 価値プロセス(process、価値が発揮されるまでのプロセス、段階)

    5. 相手に望む行動(action、「今すぐお申込みを」など明示する)

    これらが明確に伝われば、お客様がムリなく選ぶ理由になる。

    著者の解説

    こちらは、著者の木暮太一氏による、解説
    本のエッセンスを11分半でまとめています。ありがたい!

    オフィシャルページも参考に、


    勘違いしやすいポイントとの対比もあるので、
    納得感が高い。
    できているようで、できていないことが多い
    ビジネスで求められる「言語化」

    知識を得て、実践することで、本物のスキルになるんでしょうね!


    この記事を書いたのは、
    収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
    https://mousoubiz.com/
    https://twitter.com/mousoubiz


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