
FXにおける「大数の法則」の天敵、取引コストを科学する。敵は取引コストにあり!
こいつ、なに当たり前のこといっとんねん!
FXトレーダーにとってスプレッド等の取引コストは、みんな重要ってわかっとんねん!
本当ですか?
じゃあ聞きます。あなたの取引コストは利益の何%ですか?
今年の取引コストはいくらですか?
今月の取引コストの額は?パーセントは?
「・・・」
「分かる」と「理解する」の違いです。
両者は同じように感じますが『似て非なるもの』です。
・「分かる」(感覚・点)
直感的に腑に落ちたり、区別がついたりする状態です。日常的でカジュアルな場面で使われます。
・「理解する」(論理・構造)
物事の理由(なぜ)、仕組み(どうなっているか)、本質を頭で分析し、筋道立てて把握している状態です。
取引コストの重要性、「分かる」に留めるか「理解する」に昇華するかの違いは、利益に直結するというよりかは、生き残ること、すなわち生存率に強く関わってくるように私は思います。
今回は商材屋の私が販売しているEA、ouka3のリアルフォワードを使って具体的に取引コストを見ていき、理解したいと思います。

https://real-trade.tech/accounts/82400
まず、取引コストを定義します。
取引コスト=①スプレッドコスト+②スワップコスト+③滑りコスト
※取引手数料がある場合は+④取引手数料
そして現時点のフォワード実績は以下の表の通り。

「コスト率」は以下の表の通り。

つまり・・・
取引コスト合計(金額)は、34,266円
その内訳は
スプレッドコスト:48,179円
スワップコスト :▲12,653円
滑りコスト :▲1,260円
1取引当たりの取引コストは、28.1円(片道14.05円)
※34,266円÷1,220回≒28.1円
ここで重要なのは「スワップコスト」と「滑りコスト」です。
スワップ益とポジティブスリップでコストを軽減してくれています。
金額にして13,913円、コスト率で4.0%も軽減してくれています。
この2つの軽減がなければ1取引当たりの取引コストは39.5円。
39.5円-28.1円=11.4円
11.4円も1取引の取引コストを削減してくれています。
これ、偶然の運任せの結果だと思いますか?
違います。EAの設計思想から狙っていた通りの結果です。
なぜそうなるか?どうすればそれを実現できるか?
それはあなた自身が考えてみてください。
フォワード実績からouka3の期待値は10.1pipsになります。
※12,375.5pips÷1,220回≒10.1pips
・コスト軽減効果ありの余力=9.05pips(10.1pips-1.05pips)
・コスト軽減効果なしの余力=8.62pips(10.1pips-1.48pips)
1取引当たり0.43pipsの違いが出ます。
ouka3は「大数の法則」を謳ったEAです。年間最低でも1,000回は取引します。(実際8カ月で1,220回取引している)
1,000回×0.43pips=430pips
430pips×26.75円=11,502.5円
ロットを増やせば、さらに差異は大きくなります。
ouka3は、
➊期待値を大きくすること(10.1pips)
❷2つのコスト削減効果を狙うこと(0.43pips)
上記2つによる優位性の維持を設計思想から狙い、フォワードでもそれを実現しています。
取引コストを「分かる」から「理解する」に昇華させる。
いかがだったでしょうか?
そもそもEAで取引コストに関するこんなマニアックな話、いままでに聞いた事があるでしょうか?
無い方がほとんどだと思います。なぜならばみんな取引コストに口で言うほど興味がないからです。その本質や重要さに気付いていないからです。
しかし、EAを突き詰めていけばいくほどEAの良し悪しの判断は「期待値」に辿り着きます。そして期待値とは『獲得pips-取引コストpips』の両輪であることを嫌でも体感します。
あなたが今運用しているEA、ポートフォリオの取引コストを計算してみてください。具体的には「まずは自分の取引履歴をCSVでダウンロードして、コストを算出してみましょう。」「そして理解してみましょう。」
そうするとEA運用の景色が変わってくるはずです。