
EAは「コードが書ける」だけでは勝てない。EA開発で一番大事なこと⭐
1.はじめに
唐突ですがEA開発で一番大事なことって何だと思います?
〇〇理論を習得・習熟することでしょうか?
MQL5を使うことでしょうか?
MQL5のお作法をきっちり守ることでしょうか?
きれいなコードを書くことでしょうか?
高速で動く無駄のないコードを書くことでしょうか?
AIを駆使して開発することでしょうか?
私はどれも違うと思います。
MQL4やMQL5でEAを開発するためのHOW-TOはネットに溢れています。
しかしながら、ネットに溢れているそれらで一番大事なことが伝えられているようには思えません。では、一番大事なこととは何ぞや?
2.EA開発で一番大事なこと
私が思う一番大事なことは『エッジ(優位性)があること』です。

EAって、どんなに綺麗にコードしても、どんなに無駄なく高速に動作させても、エッジ(優位性)のないEAは負けて資金を失うだけなんです。誤解を恐れず端的に言うと、コードの綺麗さ等はEAにおいて全く重要ではありません(優先度が超低い)。
①綺麗で洗練されたコードだけど優位性はない
②ぐちゃぐちゃで汚いコードだけど優位性はある
上記2つで価値と意味があるのは超・圧倒的に②です。
それではEAのエッジ(優位性)とは何でしょうか?
具体的かつシンプルに述べると
『オープン条件の優秀さ』『クローズ条件の優秀さ』
この2つだけです。
誤解を恐れずに言うと、EAの価値はこの2カ所にしかありません。
3.優位性(エッジ)
両者には勝つ/勝てる可能性に圧倒的な差があります。
優位性を持ってる⬅️(埋まらない差)➡️コードを書ける
この差はプログラムの経験・能力では永久に埋まる事はありません。
これからMQL5を勉強してEAをつくろうとしている方には酷な話かもしれませんがこれが現実です。
なのでMQL5を習得してコードが書けるようになることは、ゴールでもなんでもなく、あくまでもスタートラインに立っただけに過ぎないのです。
では、エッジ(優位性)はどのように得るのでしょうか?
以下に私の考えるケースを2つ述べます。
①「種」から優位性を探るケース
②「無」から優位性を探るケース
それでは、それぞれのケーズを見ていきましょう。
(1)「種」から優位性を探るケース
このケースは、何かしら優位性のヒントを保有しているケースです。
自分なりの裁量手法が既にある
第三者から確度の高い優位性を伝授された
既に結果を残している裁量者 or EAを取引履歴等から解析できた
などなど。
このケースの場合はやる事が明確であり、MQL5のプログラミングを覚えてバックテストで優位性を検証するのが当面の目標になります。
※主観ですが、このケースの優位性は長期間通用する可能性が高い

(2)「無」から優位性を探るケース
このケースは、優位性の種もヒントも持っていないケースです。
このケースを実践できるのは、MQL5のプログラミングやバックテスト、最適化等の基本操作ができることが前提になります。
アノマリーを最適化を用いて総当たりする
テクニカルを最適化を用いて総当たりする
ネットに溢れている優位性を検証していく
「最適化総当たり作戦」を行うなら、最適化でCPU性能を全て引き出せるMT5(MQL5)一択になります。
※主観ですが、このケースの優位性は短期間で喪失する可能性が高い

4.おわりに
EA開発の道のりにそびえたつ最も大きな壁は
〇〇理論の習得でもなく、
コードの習得・習熟でもありません。
そう、優位性の確立です。
これに比べるとコードを書けるようになるなんて答えが明確に決まっていることなので楽勝なんです。
なので、既に優位性を有している裁量トレーダーはEA開発できるようにプログラミング(MQL5)を学ぶことはとても有用だと思います。
一方、裁量で勝てる手法を持たず優位性を持たないままEA開発者を目指している方は、コードを書けるようになっても勝てるようにはなりません。厳しいですが、ここから目を背けたらアカンと思います。ガンバ大阪!
ちなみに、私の販売しているEAはどちらも
「種」から優位性を探ったもの
です。