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特別なふたり

     台湾の侯孝賢とスペインのビクトル・エリセは私にとって特別な映画監督、別格の存在です。昨年の侯孝賢がアルツハイマーを患い引退したという報道と、今年に入ってのビクトル・エリセの31年ぶりの新作長編の公開は、私にとっては一連のもののように感じられました。
     侯孝賢には個人的な思い出もあり、何かまとまった文章を書くのは、大げさに言えば生涯の課題かもしれません。

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     というわけで、随分時間がかかりましたが、ビクトル・エリセの新作「瞳をとじて」公開にかこつけて、エリセ論と言うのもおこがましい雑文をものしました。「ミツバチのささやき」(1973年)と「瞳をとじて」のあれやこれや及び「エル・スール」(1983年)とその原作との関係などについて、2つの論考をnoteと小説家になろうで公開します。

     
     
    身長・体重・年齢:どうでもいい。東京都出身。大学卒業後、京都映画塾、北京電影学院、全国紙記者を経て、札幌を拠点に映画制作会社設立を目指すも一敗地に塗れる。その後、非正規労働者落ち、不適応と転職を繰り返し、泥水をすするような日々、いたずらに馬齢を重ねる。

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