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40代で「止まる人」と「伸びる人」の決定的な差。その阻害要素は過去の成功体験

    40代は、ビジネスパーソンにとって残酷な「分岐点」です。

    大規模なシステム開発プロジェクトでは100人以上の方が関わるので、たくさんの人と一緒にお仕事をさせてもらいましたが、40代からでも伸びる人のある特徴に気づきました。


    40代からだんだん市場価値を失い「ただのベテラン」として停滞する人と、さらに市場価値を高めていく人。この差は、資格の有無でも人脈の広さでもありません。


    「他人の意見を素直に聞けるか」

    たったこれだけです。
    しかし、40代になると難しくなります。
    なぜなら、既に積み上げた成功体験があるからです。


    今回は、40代が陥る「キャリアの罠」と、そこから抜け出すための「OSアップデート」についてお話しします。


    ◆ 9割の40代がハマる「成功体験」という罠

    40代で伸び悩む人の特徴の1つとして、自分の「勝ちパターン」が確立されすぎていることがあります。

    20代、30代と必死に働き、実績を出してきた人ほど危険です。
    「このやり方でうまくいった」
    「俺の経験ではこうだ」
    という強固なマイルール(成功体験)があるからです。

    もちろん、その実績はその人の勲章です。しかし、変化の激しい現代において、10年前の正解が今では不正解にもなり得ます。


    たくさん成功したスゴイ人らしいけど、いまはイマイチだよね?

    そう感じた人を観察してみてください。

    周りから新しい提案やフィードバックがあった時、「いや、それはこうだよ」と反射的に答えたり、聞いているけど、答えありきで話を聞いていたりしないでしょうか?


    これが、40代が陥る「知的な動脈硬化」の正体です。経験豊富な人ほど自分の経験が邪魔をして、新しい情報が腹落ちしなくなります。


    ◆ 素直さは性格ではなく「技術」

    素直な心とは、寛容にして私心なき心、広く人の教えを受ける心、分を楽しむ心であります。また、静にして動、動にして静の働きのある心、真理に通ずる心であります

    パナソニック創業者 松下幸之助氏

    素直な心が大事だということは感覚的にはわかっていますが、私は「素直さ」を単なる性格や道徳心としてではなく、「アンラーニング(学習棄却)の技術」として捉えています。

    アンラーニングとは

    アンラーニング(学習棄却)は聞き慣れない言葉かもしれませんが、要は一度身につけた古い知識や習慣を捨て、新しいものに入れ替えることです。

    システム屋っぽくパソコンで例えると、アップデートをし続けるより、クリーンインストールしたほうが速くなるというイメージです。

    過去の成功体験が場合によってはごみデータになってしまい、動きが遅くなる、動かなくなってしまいます。

    そうならないために、必要に応じてまっさらな状態で他人の意見、特に「耳の痛い指摘」や「突飛なアイデア」を聞くようにします。


    ◆ 「年下」から学べるか? がリトマス試験紙

    今後も伸びる40代になれるか、簡単なテストがあります。

    「20代の若手や部下の意見を、遮らずに最後まで聞き、取り入れることができますか?」

    これができるならあなたはまだ伸びますし、最新のツールの使い方などで「教えてください」と若手に頭を下げられるなら、なおよいです。


    プライドを捨てて、変化を愛せ!

    子どもを見ているとスポンジのように吸収し、どんどんできることが増え、成長が目に見えてわかりますが、40代になるとどうでしょうか?

    40代は体も新陳代謝が落ちますが、頭のほうも新陳代謝が落ちます。
    意識的に古い自分を壊し、新しい意見を取り込もうとしないとなかなか新陳代謝が進みません。

    まずは今日、誰かの意見に対して「でも」と反論するのをグッとこらえ、「なるほど、そういう視点もあるね」と受け取ってみることから始めてみませんか?


    40代以降で、社会的・経済的に成功確率を上げる方法についてはこちらの記事をご覧ください😊


     
     
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