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「企業型DC」 vs 「個人型iDeCo」確定拠出年金で一人社長に向いているのはどっち?

    私の結論は、個人型iDeCoです。
    理由は、手間が少ないからです。

    一人社長の合同会社では、全ての業務を「一人」でやらないといけません。
    そのため、やらなければいけないことは山積みで、確定拠出年金に時間を割くよりは事業に集中した方が効率的という考え方です。


    お金の観点から見ると、企業型DCがお勧め

    掛金の拠出限度額は、
    企業型DC:55,000円/月
    個人型iDeCo:23,000円/月
    で、企業型DCの方が2倍以上の額を拠出できます。

    拠出金は全額を損金算入可能で、運用益は非課税のため、節税効果は企業型DCが優れています。


    導入手続きと運用の手間を考慮すると、個人型iDeCoがお勧め

    企業型DCは導入手続きや制度設計、運用に手間がかかります。
    企業型DCに加入されたことがある方は、加入時にもらった分厚い説明資料を思い浮かべていただくと、その手間をイメージしやすいかと。

    そのため、節税効果で得られる金額よりも本業で稼ぐ方に集中した方が、得られる金額は大きいと思われます。

    iDeCoは、既に証券口座をお持ちの場合は手続きがWebで済む場合があります。同じ証券会社であれば取引画面や商品ラインナップも見慣れているので、楽です。


    手数料の比較

    例えば、SBI証券の場合、iDeCoの手数料は初回手数料が2,829円です。

    一方、企業型DCの初期費用は、導入一時金が110,000円(1事業所あたり)、口座開設手数料が3,300円(加入者1名あたり)かかります。

    運用時の費用も企業型DCの方が高額で、加入者が少なかったり掛金が少ない場合は割高になります。


    企業型DCは廃止が難しい

    もし一人社長ではなく、社員を増やしたい場合は退職金制度として企業型DCを検討するのも良いでしょう。
    しかし、一度企業型DCを導入すると廃止は困難です。


    まとめ

    • 企業型DCの廃止は難しいが、個人型iDeCoのから企業型DCへの変更はしやすい

    • 節税効果は企業型DCが優れているが、手続き・制度設計・運用にかかる時間を本業に集中した方が得られる金額が大きい。

    • 企業型DCは加入者が少ない・掛金が少ない場合は割高になる。

    したがって、起業してすぐの一人社長には、手続きや運用が簡単な
    「個人型iDeCo」
    がお勧めです。


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