
能登旅を楽しむなら、まずはココ。懐かしの人にも出会える場所「のと里山里海ミュージアム」 ー 旅の栞 能登半島編 ー
「あれ?」
「こんな道だっけ?」
アクセルペダルを、踏む足が、少し弱まる。
両側に針葉樹が広がる、暗くて狭い道。
周りに人影もなく
妻とオイラの二人を乗せた車が、ノロノロ進む。
「やっぱりおかしい」
と思った瞬間、登山口と駐車スペースが現れた。
クルマを停め、ドアを開けると
真夏なのに、ひんやりした空気が入ってくる。

◇◇
はーい
能登旅も最終日となりました。本日のなぐなぐツーリスト(なぐツー)は、能登歴史公園にある「のと里山里海ミュージアム」を訪れます。
本日は、アカデミックなのだ。
能登を訪れる際、初日に訪れて欲しい場所。
能登の自然と歴史が、学べる場所。
え?
初日に訪れて欲しい場所を、最終日に紹介するな?
あはい、すいません。
いや、旅の総まとめに訪れるのもアリな場所なんです。
はい、
それでは、はじまりはじまり~
▼ 石動山地区じゃないのだ 国分寺地区なのだ
あのね、「能登歴史公園」が2カ所に分かれているなんて、思わないじゃないですか。しかも、直線距離で7キロも離れているなんて・・・
ということで、我々がGoogle先生に導かれてやってきたのは、能登半島歴史公園の「石動山地区」であった。
せっかくなので、車を降りて少し歩こう。
けっきょく旅は、寄り道の連続。
なぐツーは、ただでは転ばないのだ。

▼ 石動山とは?
寄り道ついでに、
説明しよう!
ひと言でいえば
「北陸最大級の山岳信仰(修験道)の聖地」だった場所。
最盛期には、360の坊(院坊)、3,000人の兵僧(宗徒)を抱える宗教都市だった。そういった数々の寺院跡が、整備されている場所が石動山なのだ。
行きたくなってきた。
いかんいかん、本来の目的地に向かおう。
行けば行くほど、
次に訪れたい場所が増えていく、無限ループが旅なのだ。
▼ 国分寺地区
打って変わって、国分寺地区は、ひらけたのどかな公園であった。ちびっ子連れが広場で遊ぶのにぴったり。
その中央に「のと里山里海ミュージアム」があります。
早速入ってみよう。
なんと、入館無料!

滞在時間の目安は、2時間~3時間。
能登半島は、7世紀頃、大陸(渤海)との往来が盛んであった。また、蝦夷(北海道)遠征の拠点として、北方民族との戦いの前線基地でもあった。
その後は、北前船の交易で栄えた能登半島。重要拠点は、支配権争いの地でもあった。人の交流が盛んになれば、文化芸術料理なども洗練されていく。そんな能登半島の歴史を学べる。
そんな歴史とともに自然も忘れては行けない。
おっ!
説明パネルと、映像にくぎ付けになる。

唐島原生林だ。
昨年、泊まったオーベルジュのお隣にあった自然林。
たまたま、散歩していたら出会った森。
偶然を楽しむ、これも旅。
貴重な自然だったのだ。そう言われると四季を通じて訪問したくなる。
また、行きたい場所が(季節も)増えた・・
閉じられた空間である半島には、アテ(能登ヒバ)に代表されるように、独自の動植物も育つ。キノコ類も能登半島独自のものが、自生しているらしい。
こうやって、能登半島の文化歴史を知ることは、旅の濃度を上げること。ますます、能登半島が好きになること間違いなしぞ。
入口横に各市町村の観光パンフレットがあります。パンフレットは、情報の宝庫。実は、ネットに載っていない情報が満載なんです。見ると、寄り道したくなること間違いなし。ここで旅の計画を練ると、楽しいぞ。

▼ 国分寺地区
とはいえ、数時間が限界。博物館、美術館は、普段と異なるエネルギーを消耗するよね。ここらで、休憩しよう。ミュージアムに併設されている、レストランに入る。
ゆったりとした時間が流れる店内。
待っている間に、ローカル雑誌「能登」のバックナンバーを眺める。
えっ、あっ!
なるせ・・・

おやっさん
こんなところで、再会できるとは思わなかった。
もう一度、行きたかったなぁ・・
会いたかったなぁ
なるせがあった場所を再訪したのが、昨年(2025年)。
おやっさん、もうお目にかかれないと思っていた。
本当は、七尾市内も散策する予定であったが、ちょいとした寄り道をしたおかげで断念。お時間となりました。
能登歴史公園は、過去の旅にも出会える不思議な空間であった。
これにて、能登の旅はおしまい。
ー 次回予告 ー
新たな旅が始まります。
次は、どこに行くんでしょうねー
次回のなぐツーも、おったのしみにー!
ヒント

(おしまい)