
【社労士試験】未経験・初学者が600時間で一発合格した勉強方法
お疲れさまです。
R8年度の社労士試験の合格発表があり、無事に合格することができました。
私は法律の学習経験も人事・労務の実務経験もない初学者でしたが、2025年12月末から勉強を開始し、総学習時間約600時間で合格しました。
本記事では、私が使用した教材と、合格までに取り組んだ勉強方法についてご紹介します。
これから社労士試験の勉強を始める方や、スタディング・LECの教材の利用を検討されている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
1.本試験結果
・選択 31点(労基安衛4 / 労災3 / 雇用4 / 労一4 / 社一4 / 健保4 / 厚年5 / 国年3)
・択一 49点(労基安衛8 / 労災徴収5 / 雇用徴収5 / 労一社一8 / 健保7 / 厚年8 / 国年8)
2.使用教材
LECの市販教材を中心に、スタディングの講座を併用しました。
・『LEC 出る順社労士 必修基本書』
・『LEC 出る順社労士 必修過去問題集』
・『LEC 出る順社労士 一問一答過去10年問題集』
・『LEC出る順社労士 選択式徹底対策問題集』
・『スタディング 社労士講座 フルコース』
元々独学で受験するつもりでLECの市販教材を揃えたものの、教科書の内容が理解できなかったため、解説の分かりやすさに定評のあったスタディングの契約に至りました。
あくまでもLECの必修教科書をマスターすることを最終目標とし、スタディングは補助教材および法改正、統計白書対策として使っていました。
3.勉強方法
5つのステップで目的を段階的に変えながら取り組みました。
【STEP1】全科目1週目(所要時間:約270時間(12月末~5月末))
まずはLEC必修教科書に記載されている内容を理解することを目的に以下を取り組みました。
① スタディングの講義動画を視聴
② LEC必修教科書の該当箇所を読む
③ スタディングのスマート問題集を解く
④ LEC一問一答の該当箇所を解く
STEP1で最も大切にしていたことは『理解する』ことでした。『理解する』とは、LEC必修教科書に記載されている条文について自分で具体例を交えて説明できるようになることです。
スマート問題集と一問一答についても、必修教科書を正しく『理解する』ための補助ツールと位置づけて、解きながらLEC必修教科書の条文を再読し自分の認識に誤りがないかを確認していました。
【STEP2】全科目2周目(所要時間:約100時間(6月))
2周目は復習と科目ごとの全体像の把握を目的に以下に取り組みました。
① スタディングの今日のまとめのまとめと法改正を視聴
② LEC必修教科書の該当箇所を読む
③ まとめノートを作成する(労災、雇用、厚金、国年)
④ LEC一問一答を解く
ここでも、LEC必修教科書の内容を改めて『理解する』ことを意識しました。
STEP1と同様に、条文について具体例を交えて説明できる状態を目指し、5分後に忘れてしまってもいいので一旦その場で理解することを心掛けました。
加えて『全体像を把握すること』も意識しました。
給付制度の相関関係を把握することが各法律の『全体像を把握すること』につながると考え、労災、雇用、厚年、国年のまとめノートを作成しました。
まとめノートは情報量を増やしすぎないようにし、1科目につきノート2ページ、作成時間も1時間程度に収めました。
一問一答を解くときは都度まとめノートを見て、どの制度に関する問か、またどこが論点になっているかを確認し、その後LEC必修教科書で該当する条文を再読しました。
【STEP3】基礎固め(所要時間:約140時間(7月~8月半ば))
問題に慣れることと基礎知識を定着させることを目的に過去問を中心に取り組みました。
① LEC一問一答を解く(2周)
② LEC選択式徹底対策問題集を解く
③ LEC必修過去問題集を解く(2周)
一問一答と過去問については1周目で誤った問題、または判断に迷った問題だけ2周目を行いました。選択式徹底対策問題集については、選択肢を見ず自ら回答を思い浮かべる方法をとりました。上記①~③の問題演習は、雇用、徴収、健保、年金については3セット、他科目は2セット行いました。
この時期に意識したのは『問題を解くときの手順を固定すること』です。
具体的には、
1.選択肢を読むのではなく論点となるキーワードを探す
2. 関連する条文・制度の内容を思い浮かべる
3. 選択肢の正誤を判断する
4. まとめノートやLEC必修基本書の該当箇所をチラ見する
という流れを繰り返しました。
余談ですが、この訓練によって問題を見たときに論点や問題のパターンを素早く把握できるようになり、本試験では択一の時間が45分程度余りました。
またこの段階では、LEC必修基本書の確認は必要最低限にとどめ、チラ見してもピンとこないものについては、理解することを諦めて論点と結論だけを把握するようにしました。
【STEP4】トレンド把握(所要時間:約50時間(7月下旬~8月半ば))
過去問ではカバーしきれていないものの、本試験で狙われそうな論点を確認することを目的に、模試・判例・統計白書の対策を行いました。
① 模試の解き直し(2回)
② スタディングの判例講座の視聴
③ スタディングの判例ビジュアルチェック200を解く(2周)
④ スタディングの統計白書講座の視聴
模試については、LEC全日本社労士模試第1~3回、LECファイナル模試、クレアールヤマ当て模試を受験し、それぞれ2回ずつ解き直しました。模試の結果については、別記事にまとめる予定です。判例講座と統計白書講座については、まとめ部分だけ視聴しました。判例ビジュアルチェック200は、1周目で間違えた問題のみ2周目に取り組みました。
【STEP5】総仕上げ(所要時間:約40時間(8月半ば~本試験))
最後は選択式と統計白書を中心に、本試験に向けた最終確認を行いました。
① LEC一問一答を解く(2周)
② LEC選択式徹底対策問題集を解く(安衛、労一、社一のみ3周)
③ 模試を解き直す(統計白書部分のみ3周)
④ スタディングの統計白書問題を解く(2周)
⑤ スタディングのYouTubeライブ用統計白書問題を解く(1周)
⑥ スタディングの答練を解く
⑦ スタディングの合格模試を解く
一問一答はこれまでと同様に、1周目で間違えたもしくはあやふやな問題のみ2周目を行いました。
選択対策では、安衛、労一、社一のみ選択問題集を繰り返しました。加えて苦手としていた社一の医療分野については、テキストの国や都道府県、市町村の役割が記載されている部分を毎日読みました。
統計白書については同じ問題を何度も繰り返すことを優先し、分からない問題はすぐに解説を読み、周辺知識の確認はしない方法を実践しました。
尚スタディングの答練と合格模試については、手が回らずラスト1週間に残ってしまった形です。解き直しはせず、見直しも解説にざっと目を通した程度でした。
以上が、私が社労士試験の合格までに取り組んだ勉強方法です。
特別な方法を取り入れたわけではなく、LEC必修基本書を軸に、条文を理解し過去問を繰り返す方法をとりました。
一方で「理解→全体像把握→問題演習→本試験対策→総仕上げ」と、勉強の目的を段階的に変えながら取り組むことは意識していました。
私自身、法律・人事労務ともに未経験の初学者でしたので、本記事がこれから社労士試験の勉強を始める方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。