
勝手に1日1推し 310日目 「春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪」
「春の江戸絵画まつり 長澤蘆雪」府中市美術館 芸術
とらトラ虎Tiger!!!
「虎図襖」見たどーーー!!!ついに見たどーーー!!!
その大きさド迫力!想像以上!口ぽっかーんってなった。
死ぬまでに絶対に見たかった、無量寺の虎。マジで感無量(涙)。
子犬ちゃんたちに後ろ髪をひかれ(?)ながらも、虎と竜の襖絵のため後期展示に足を運びました。
和歌山の無量寺から依頼が来た時、応挙が多忙で、ひとまずめんどくさい弟子(蘆雪)に行かすかぁってことで、この絵が誕生したエピソードからして大好き過ぎてですね。だって、蘆雪からしたら何でわしが行くねん?ってなって、だったら絶対やりたいようにやったるで!!の精神で描くにきまってるじゃないですか(個人の見解です)。つまりもう蘆雪の地が全面に出た会心の一撃みたいな作品だと思うんですよ。
構図の大胆さ、勢い、挑むような躍動感が「フリーダム!」って感じちゃう。虎のひげがね、特に好き。ピーンってつっぱって、枠になんて捕らわれませんぜ、って作為とかがないとこがいいよなあって思って、愛らしくてずぅっと見てたいってなる。てか、ずぅっと見てた。
解説にあったんですが、実はこの虎図の反対面に、虎と同じポーズの猫の絵が描かれているんだそうですよ!全然知らなかったwかなり挑発的というか、ふざけててイイなって思いました。分かるようで分からない禅問答しかり、猫は可愛い、虎は怖い、みたい人間の物差しで測らない禅の教えに則っているらしく、禅画で出てくる虎は可愛いのだそうです。仙崖の「竹虎図」、猫やん。へぇぇですね。
そうそう、かわいいすっとぼけ禅画が多数見られたのもすごく嬉しかった!仙崖の「欠伸布袋図」とか白隠の「富士・茄子・鷹図」とか可愛かった。線がぶっとくてゆるいデフォルメ感がたまらんのよなあ。絵師の耳鳥斎や文人画家の池大雅までも、時代やジャンルを超えて可愛いが飽和状態で助からんかったです。250年以上前から可愛いのバイブスが受け継がれてるの最高じゃんってなりました!!
もちろん師匠応挙の作品も多数展示され、蘆雪と比べて見ることもできて面白かったです。
しっかりワンワンパラダイスも拝めましたし、大大大満足です。特に「花鳥遊魚図巻」は巻物のため眼前10cmの近距離でふわころ子犬ちゃんたちが凝視できますよ!細部まで穴があくほど凝視できる!なんなら鼻息でガラスがくもるまである(←迷惑行為)。蘆雪犬のみならずお花に小鳥にお魚に、かわいいの詰め合わせ。生物を慈しむ心が宿っており、真髄が拝めましたYo!
ほんっとにかわうぃぃんだよね。ってか、動植物をあれほど可愛らしくポップに描くのに子どもは不気味なのがどうしても笑っちゃうww唐絵リスペクトだから?私的には人中をがっつり描いちゃうからなんじゃないか説を唱えたい。
で、結果、蘆雪はセンスだなって思いました。画角、構図がぶっ飛んでるだけでなく、余白のセンスがピカ一!デザイン的というか何というか。紙本のどこに何を配置するかがファンタスティックなんだよな。唯一無二。襖絵しかり、掛け軸しかり、屏風しかり、扇しかり。すんばらしー。挙げたらきりがないんだけど「朝顔に蛙図襖」、「なめくじ図扇面」、「南天狗子図」、「象背戯童図」が印象的でした!
あとは、モブね。モブの描き方が天才的。緻密に描くんじゃない手抜きぶりが抜け感あっていいのよね。そこが「かわいい」評価に繋がってると思ってる。メインじゃない、その他の松とかその他の舟とかその他の子どもとかの具合が絶妙。それがKawaii。好きだなあって思います。
センスといえば、チラシとか会場とかもセンス良!です。入口の自動ドアにもちふわ子犬がプリントされてて、壁面にも蘆雪ならではの落款印が。


シール売ってました~
木曜日と日曜日にはスタンプカードみたいのが作れるみたいですよ!あと、蘆雪体験、Let’s一筆書き!コーナーも面白かったです。子ども向け、ろせつたんけんたいなるクイズやお話もありました。

グッズもねえ、可愛かったです!蘆雪犬マスコット、笑っちゃった。私はアクスタを購入。かわE!初めてアクスタとケーキとかの写真撮るやつやりたいってなってる。持ち歩くかも。

東京初の蘆雪展です。入場料が800円学生400円!とりあえず、行こ!ロセツ、行こ!wガオーw(虎)
ということで、推します。