
第1弾 タイトル:チャートの「方向」を間違えなくなる話。市場構造の読み方【SMC基礎①】

こんにちは、naoです。
今回は「市場構造」の読み方を解説します。
SMCを学ぶ上で一番最初に身につけるべき土台がこれです。ここが曖昧なままだと、どんな手法を使っても「方向を間違える」という根本的なミスが続きます。
■ 市場構造とは何か?
市場構造とは、チャートの「高値と安値の連続したパターン」のことです。
上昇トレンドは「切り上がる高値と切り上がる安値」で構成されます。下落トレンドは「切り下がる高値と切り下がる安値」で構成されます。
SMCではこれを4つの用語で整理します。
HH(Higher High):前の高値より高い高値
HL(Higher Low):前の安値より高い安値
LH(Lower High):前の高値より低い高値
LL(Lower Low):前の安値より低い安値
HHとHLが続いているなら上昇トレンド。LHとLLが続いているなら下落トレンド。これだけです。

■ なぜこれが大事なのか
「なんとなくチャートを見て方向を判断する」やり方だと、フェイクのブレイクアウトに引っかかります。
たとえば、下落トレンド中に一時的に上昇する場面があります。これを見て「上昇に転換した!」と判断してロングを入れると、その後また下に叩き落されることがよくあります。
市場構造を正確に読んでいれば、「まだLHの段階。上昇転換の根拠はない」と判断できます。
「どの方向に仕掛けるか」を間違えなければ、負け方が根本的に変わります。
■ 転換のサインを見逃さないために
トレンドが転換するときは必ず「構造の変化」が先に起きます。
上昇トレンドから下落転換するとき:HLを割り込む
下落トレンドから上昇転換するとき:LHを上抜く
この「構造の変化」のことをSMCでは「CHoCH(Change of Character)」と呼びます。CHoCHについては次回詳しく解説しますが、まず今日の段階では「トレンド転換はHLかLHのどちらかを破ったときに起きる」と覚えておいてください。
■ 実際のチャートで確認する
GOLDのチャートを例に見てみましょう。


大きな時間足(4時間足・1時間足)で市場構造を確認してから、小さな時間足(15分足・5分足)でエントリーポイントを探す。この「上位足→下位足」の順番がSMCの基本的な考え方です。
マルチタイムフレーム分析については、改めて詳しく解説します。

■ まとめ:今日の3大ポイント
① HH・HLが続いていれば上昇トレンド。LH・LLが続いていれば下落トレンド。
② 「なんとなく上がっている」ではなく、「HHとHLが確認できる」という根拠を持つことがSMCの第一歩。
③ トレンド転換のサインはHLの割れ・LHの上抜け。これがCHoCHにつながる(次回解説)。
次回は「BOS(Break of Structure)とCHoCH(Change of Character)」の違いを解説します。トレンドの「継続」と「転換」を見分ける最重要ポイントです。
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【著者プロフィール】
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nao|FX専業トレーダー歴16年・EA開発者
SMC/ICTを軸にGOLDのスキャ・デイトレに特化。
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