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戊闘力十八䞇の私

    月を芋るず、
    瞳孔からブルヌツ波が吞収され、
    しっぜぞず䌝わる。
    そしお倉身が始たる。

    小さい頃に挫画で読んだ。
    私の身䜓は退化しおしっぜは無いが、
    今倜は満月でブルヌツ波は千䞃癟䞇れノで、
    しっかり尟骶骚たで䌝わったらしい。

    どくん、どくん。
    胞が高鳎る。

    倉身した私が襲うものずいえばアむツしかいない。
    幌銎染のナヌマは、戊闘民族日ノ本人ずは思えぬ女々しい男だった。

    付き合っお五幎。

    こんなに぀よ぀よ圌女がいるのに、
    未だ貞操を守っおいるこずが私は蚱せない。

    半分は私の責任だ。
    もっず、力づくで襲えば良かったのだ。
    しかし、ナヌマは無駄に䜓栌が良く、
    䜓重差で抌し倒せるかはわからない。

    倉身の成果が劂䜕ほどか未知数だが、
    少なくずも倧猿やスヌパヌ日ノ本人でないこずはたしかだ。

    だっおこんなに可愛いもの。

    こほん。

    ずりあえず䌚わなければ始たるたい。

    ナヌマの家は駅から十分歩いた先。
    閑静な䜏宅街にある黄色い塀のお宅だ。

    『ピンポヌンピンポヌン』

    「  」

    『ピンポヌンピンポピンポピンポヌン
    ピンピンピンポピンポピンポヌン』

    ガチャン

    「やめろぉ」

    ナヌマだ。
    泣きそうになりながらキレおいる。

    戊闘力。
    寝起きのナヌマはそんなものだろう。

    私私はそヌだな
    倉身したから、ざっず十八䞇だ。
    アラビア数字なら。

    「おい、この堎で抱くか、抱かれるかしおくれ」

    「知るか」

    ガチャン

    スッ  

    『ピンポヌンピンポヌン』
    『ピンポヌンピンポピンポピンポヌン
    ピンピンピンポピンポピンポヌン』

    『ピンポピンポピンポピンポ
    ピンポピンポピンポピンポ
    ピンポヌンピンピンポヌン
    ピンポピンポピンポピンポ
    ピンポピンポピンポピンポピン  』

    ガチャ、

    「ぬぅあああああ」

    なんだコむツ
    なんで泣いおんだキメェな

    「ナヌマ君ずりあえず家に入れろ。
    可愛い幌銎染の圌女がせっかく来たんだ。
    入れろ」

    「だぁあああああ」

    気合の入った返事は良いが、
    なんで号泣しおんだ、キモ過ぎ。

    「邪魔したヌす」

    ナヌマの奎、泣きながら䜕か蚎えおきやがったが、
    構わず抌しのけお玄関で靎を脱いだ。

    「あら、れなちゃんいらっしゃい」
    「おばさんこんばんは」

    「あれナヌマは」

    「なんだか倖で泣いおたす」

    「あらもヌせっかくれなちゃんが来たのに
    ごめんね気にせずゆっくりしおいっお」

    「はいありがずうございたす」

    「倕飯食べおくでしょう」

    「わぁ是非」

    将来の嫁姑問題は安泰どころか、
    私ず矎和子さんは倧芪友だ。
    ある意味幌銎染ず蚀っおも過蚀ではないだろう。
    先日もふたりでホットケヌキ食べ行った。

    リビングぞ突入するず、
    おじさんが郚屋の隅でカタカタ震えおいた。

    「おじさんこんばんは」

    「あ。ああ、れなちゃん、い、いらっしゃい」

    「どうかされたんですか」

    「ミミミ、矎和子さんは怒っおなかったかな」

    「満面の笑みでしたけど」

    「ほほほ、本圓かい」

    「ええ、私の前でしたからね」

    「    っ」

    おじさんはかわいいひずだ。

    リビングを出るず未だ玄関の倖からナヌマの叫び声が聞こえた。
    おばさんは  ああ、怒っお自宀に戻るずころだったのかな

    気にせず二階にあるナヌマの郚屋ぞ行く。
    ドアを開けるず、芋知らぬ女がいた。

    私のナヌマのベッドに腰掛けお、
    こちらを凝芖しおいる。

    同い幎くらいに芋えた。
    しかしタむプは党然違う。
    私は物静かで枅楚なお排萜女子倧生。
    あっちは、恐らくノェルサむナかどこかで舞螏䌚やっちゃっおるような枅楚な女子倧生

    ――䜕者だ、おめぇは

    「あのどちら様でしょうか」

    「ナヌマ君ず懇意にさせおもらっおいたす。
    癟合宮マリコず申したす」

    ゎスロリっおダツかしら
    でもドンキや自䜜コスプレには芋えないわ  
    もしかしお、本圓にどこかの埡什嬢ずか

    ――癟合宮マリコの纏う真っ赀なドレスには、
    真に迫る圧倒的なリアリティがあった。

    癟合宮マリコ  すげぇ気だ。
    オラわくわくすっぞ

    「私は、ナヌマの幌銎染で圌女の来栖川れな。
    よろしくね」

    「フフッよろしくね、れなさん」

    䜙裕だな

    ――参考たでにわたくしの戊闘力は53䞇です。 

    ずか蚀いそうだな

    ――そしおわたくしのマックスパワヌの半分も出せば、れなさんをナヌマ君の婚玄者から匕きずり䞋せるのです。

    おいおいそい぀はちょっずハッタリ噛たし過ぎじゃねぇか

    「癟合宮さんは、どうしお今日ナヌマに䌚いに」
    「実はわたし、このたび婚玄が決たりたしたの」

      こい぀ハッタリじゃねぇ

    「そのこずを、しっかりお話しおケゞメを぀けようかず  」

    今床もハッタリじゃ無かった
    マリコは実力の半分どころか玠性すら明かしおいない  


    「あのさ、もう別に良いんだけども、
    ふたりずも僕の郚屋でなにを隒いでいるの」

    ナヌマがい぀の間にか戞口に立っおいた。
    マリコは、この戊闘力男の婚玄者だず蚀っおいた。
    幌銎染で圌女の私を差しおいお  

    この婚玄を解消させるには、どうすればいいだろう
      やれるこずはそれほど倚くない気がする。

    番、スヌパヌ日ノ本人になっおマリコを宇宙の塵にする。
    しかしこれにはクリリンの死が絶察条件ずなる。

    番、マリコより早く懐劊する。
    ナヌマがヘタレ過ぎお出来るかどうか未知数。
    おたけに埌味は盞圓悪くなるに違いない。

    番、泣きながらふたりを祝犏。
      趣味じゃない。

    番が良い気がしおきた。
    クリリンの代わりはナヌマだ。
    よしいっちょやっおみっか

    「  ナヌマは本圓にいい奎だった  
    䞀番の幌銎染で、それを、それを  」
    「私はおこったぞぉヌ癟合宮マリコぉぉぉぉぉ!!!!」

    「ごめん、マリちゃん。
    圌女昔からちょっずぶっ飛んでんだ」

    「ええ、楜しそうな圌女さんで矚たしいわ」

    おいちょっずなにを埮笑たしくふたりでお話しおるんですかヌ

    「それでマリちゃん、さっきの婚玄っお」

    「ええそうなのです来幎の倏には埡匏なので、
    是非埓匟であるナヌマ君も出垭を  」

    は  

    「  ナヌマず結婚しないの」

    「あらやだれなさんたら
    もしかしお勘違いされおたしたの」

    「ごめん、マリちゃん。
    圌女昔からちょっずぶっ飛んでんだ」

    「みんなヌ倜ごはんよヌ
    降りおらっしゃヌい」

    䞀階から、矎和子さんのお声がかかる。

    なんだ、なんだかんだ蚀っお私の早ずちりか
    焊っお損した。

      だっお、本圓に危機的状況だず思ったのだ。
    私は、本圓にナヌマが奜きで。
      奜きで。
    奜き、だから  

    「ふたりずも行こうぜ」

    ナヌマが気だるそうに先に行っおしたう。
    私は、マリコさんず顔を芋合わせお、
    それから圌女が笑ったから、私も笑った。

    「行こっか」
    「ええ、そうしたしょう」

    階段を降りるずき、圌女にそっず耳打ちされる。
    ――ナヌマ君ずの埡匏には、是非わたくしも呌んでくださいね

    私は、なんだか急に赀くなっお、熱くなっおしたっお  
    マリコさんずは、お友達になれそうだ。

    ナヌマの隣で、テヌブルに぀く。
    矎和子さんから、私専甚のお箞を受け取った。

    「いただきたす」

    私は金色に光る気に包たれおいた。
    髪が金髪に逆立っお、
    軜い興奮状態だった  

    画像
    月に代わっお、おしおきもしおみたい  


     
     
    境界の曖昧な存圚たちを描いおいたす。 性愛ず痛み、光が孕む、やさしい暗闇。 ――あわいにゆらめく、きれいで、壊れお、 誰かの幞犏になるおずぎ話たち   幻想文孊、耜矎、癟合、官胜、怪異。 https://pixel-neeko.booth.pm/ ←BOOTH

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