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苦労を承継するのではなく、知恵を承継する組織へ。―「人と組織の事業承継支援プログラム」を始めます

    会社を引き継ぐということは、何を引き継ぐことなのでしょうか。

    事業承継と聞くと、経営権や株式、資産、あるいは税金や相続のことを思い浮かべる方が多いかもしれません。

    もちろん、どれも会社を次の世代へつないでいくうえで、とても大切なことです。

    けれども、私はもう一つ、忘れてはならない承継があると考えています。
    それは、「人と組織」の承継です。

    会社には、長い年月をかけて育まれてきたものがあります。
    経営者が大切にしてきた価値観。
    お客様や取引先との信頼関係。
    従業員一人ひとりが積み重ねてきた経験や知恵。
    そして、日々の仕事のなかで受け継がれてきた、
    その会社らしい考え方や姿勢。

    こうしたものは、決算書や契約書だけでは表すことができません。
    けれども、会社の未来を支える、とても大切な財産だと思うのです。

    先代にも、後継者にも、それぞれの想いがある

    事業承継は、単に経営者の名前が変わることではありません。
    先代には、これまで会社を守り、育ててきた歴史があります。
    「大切にしてきたものを、これからも守ってほしい」
    「後継者に任せたい。でも、本当に大丈夫だろうか」
    そんな期待や不安があるかもしれません。

    一方、後継者にも、さまざまな想いがあります。
    「先代が築いてきたものを大切にしたい」
    「でも、これからの時代に合った経営にも挑戦したい」
    先代を尊重する気持ちがあるからこそ、自分の考えを伝えにくいこともあるでしょう。

    そして、忘れてはならないのが、会社を支える従業員の存在です。
    「これから会社はどう変わるのだろう」
    「自分たちの仕事や役割はどうなるのだろう」
    経営者が交代するとき、従業員もまた、新しい組織の姿を見つめています。

    それぞれが会社を大切に思っている。
    それなのに、立場や経験の違いから、
    気持ちがすれ違ってしまうことがある。
    だからこそ、お互いの想いや期待を、安心して言葉にできること
    が大切なのではないでしょうか。

    私自身も、事業の継続と承継について考えてきました

    私の父は、一代で事業を終えました。
    一方、母は、三代にわたって事業を営む家族のもとで育ちました。
    また、私自身にも製造業での勤務経験があります。

    こうした家族の背景や仕事を通じて、事業を続けていくこと、
    そして次の世代へつないでいくことについて、考えてきました。

    会社を守り続けることも、変えていくことも、決して簡単ではありません。
    そこには、経営者の判断だけでなく、多くの人の想いや努力があります。

    社会保険労務士として、人と組織に関わる仕事をするなかで、私が大切にしたいと考えているのは、制度や仕組みを整えることに加えて、そこで働く人たちの気持ちや関係性にも目を向けることです。

    会社の未来をつくるのは、そこで働く「人」だからです。

    「人と組織の事業承継支援プログラム」をご案内します

    このたび、ネロリ社労士事務所では、
    「人と組織の事業承継支援プログラム」
    のご案内ページを公開しました。

    このプログラムは、主に従業員30~100人規模の製造業・医療介護業の企業様を対象に、事業承継の前後における「人と組織」の課題を整理し、次の組織づくりを支援するものです。

    目指しているのは、

    先代は、安心して託せる。
    後継者は、自分らしく経営できる。
    社員は、次の会社に期待して働ける。
    そんな状態です。

    そのために、先代・後継者・従業員、それぞれの声に耳を傾けながら、
    対話と仕組みづくりを進めていきます。

    基本プログラムは1年間。
    月1回の伴走支援と、年3回の実践型ワークショップを通じて、
    段階的に取り組んでいきます。

    最初は、お互いの想いや期待を知ることから。

    次に、大切にしたいものと、これから変えていきたいことを整理し、職場で小さな実践を重ねます。

    そして、その変化を振り返り、次の行動へとつなげていきます。

    知識を学ぶだけで終わらせず、実際の仕事や関わり方を少しずつ変えていく。

    そんな支援を大切にしています。

    苦労ではなく、知恵を承継する組織へ

    先代が長年にわたって積み重ねてきた経験には、
    次の世代に受け継いでほしい、たくさんの知恵があります。

    しかし、その経験のすべてを、
    後継者が同じように背負わなければならないわけではありません。

    守りたいものは、大切に守る。
    変えるべきものは、時代に合わせて変えていく。

    そのためには、先代と後継者だけでなく、従業員も含めて、これからの会社について考えていくことが必要だと思います。

    苦労を承継するのではなく、知恵を承継する組織へ。

    これは、今回のプログラムに込めた、私の大切な想いです。

    事業承継は、これまでの会社を終わらせることではなく、
    積み重ねてきた大切なものを生かしながら、
    新しい可能性を育てていく機会でもあると考えています。

    次の会社のために、今、気になっていることから

    事業承継について、
    「まだ具体的に決まっていないけれど、そろそろ考えたい」
    「後継者は決まっているけれど、組織づくりに不安がある」
    「承継は終わったものの、先代や従業員との関係を整えていきたい」
    そんな段階でも、どうぞご相談ください。

    大きな問題が起きていなくても、互いの期待や温度差が気になり始めたときこそ、対話を始める機会なのかもしれません。

    事業承継は、経営者一人で抱えるものではありません。
    先代も、後継者も、従業員も。
    それぞれが次の会社に希望を持てるように。

    ネロリ社労士事務所は、人と組織の両面から、
    その歩みをご一緒したいと考えています。

    今回公開したLPでは、プログラムの進め方、ワークショップの内容、料金などを詳しくご紹介しています。

    ご関心をお持ちいただけましたら、ぜひご覧いただけるとうれしいです。

    「人と組織の事業承継支援プログラム」詳細はこちら

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    支援内容・面談やワークショップの内容等の詳細が分かります
    まずは、御社の事業承継のお悩みを、お気軽にご相談ください!

    弊所HPはこちら

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    事業承継支援のほかに、
    弊所重点業種(医療介護業・製造業)支援や、
    社労士労務支援業についても案内しています

    ネロリ社労士事務所
    代表・特定社会保険労務士 宮永 香織

     
     
    組織の成長痛を力に。 医療・介護・製造業を中心に、30~100人規模の企業・法人の組織づくりを支援しています。 離職・属人化・ハラスメント・事業承継など、人と組織の課題を整理し、 人が変わっても続く組織づくりを目指します。 事業承継と組織の未来を考えるnoteを執筆中。

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