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北海道遺産・十勝川温泉|白樺並木と幸福駅、帯広グルメをめぐる二日間【2025年9月/第38回】

    「北海道遺産全制覇の旅から」。今回は帯広へ向かいました。札幌から車で約3時間、十勝平野に入ると一気に空が広がり、嵐があけた後の秋の乾いた風が心地よかったです。目的はもちろん北海道遺産ですが、今回は少し趣向を変えて「旅行記メイン」。観光、食、そして偶然の出会いが重なり、二日間があっという間に過ぎていきました。

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    1日目|音更から帯広市街へ

    最初に立ち寄ったのは 道の駅なつぞらのふる里。NHK朝ドラ「なつぞら」の屋外セットが残されており、当時の新聞記事や出演者インタビューも展示されていて、懐かしさに浸りました。BGMはもちろん、スピッツの「優しいあの子」

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    その後向かった 十勝牧場の白樺並木と展望台。放牧された馬の群れを横目に走る道は十勝らしさ満点。そして思いがけない出会いが!芝生の空き地で、タンチョウのつがいが求愛ダンスを披露していたのです。初めて目にする光景に、カメラを連写に切り替えて夢中で撮影しました。

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    丹頂鶴の生息域が広がっているというのは聞いていましたが、まさか帯広で出会えるとは

    双葉幼稚園では、スピッツがライブを行った当時の写真パネルが展示されていました。わたしもWOWOWで放送されたこのライブ観ました。レトロな幼稚園の外観と、スピッツの優しい楽曲がぴったりでいつか訪れてみたいと思っていました。
    「この空間で彼らが演奏していたのか」と思うと感慨深い。訪問ノートを覗くと、多くの人が「スピッツのライブを見て来ました」と書き残しており、小さな幼稚園が音楽ファンにとっての聖地になっているのが分かります。

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    ここがライブ会場に!
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    レトロな幼稚園。土日祝に見学可能です

    次に訪れたのは 帯広神社。境内に入ると、エゾリスが2匹、まるで迎えるように姿を見せてくれました。産まれたばかりなのか小さく、その愛らしさにほっこり。参拝を済ませた後は、目当ての「シマエナガ御朱印」をいただきました。ここは別名「シマエナガ神社」とも呼ばれており、シマエナガみくじなどもあります。境内全体が緑に包まれていて、とても気持ちの良い時間を過ごせました。

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    境内にはかわいらしいオブジェが

    最後に 緑ヶ丘公園を散策。ここには北海道遺産「十勝集治鑑跡地」が残されており、石碑や説明板が当時の歴史を今に伝えていました。詳細は以下記事をご覧ください。

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    残っている施設はこの「石油庫」のみ

    夕食は、帯広のソウルフード「インディアンカレー」


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    エビカレーを注文しました。美味

    2日目|庭園と鉄道遺産、スイーツで締め

    朝は 真鍋庭園へ。広い敷地に整備された日本初のコニファー(針葉樹)ガーデンは、自然とアートが共存する空間で、木漏れ日の小径を歩く時間は贅沢そのもの。ここでも数匹のエゾリスと遭遇しました。

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    続いて 愛国駅跡 と 幸福駅跡。帯広の市街地から車で30分以内でいけます。観光客で賑わう中、駅名板や切符を手に写真を撮る人の笑顔が印象的でした。廃線となった鉄路が、こうして「旅の目的地」として生き続けているのは不思議な感覚です。

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    昼食は駅前のお蕎麦屋さんでシンプルに。さらに帯広の有名なパン屋 ますや に立ち寄り、あんぱんを購入。帰路の小腹を満たす旅のお供になりました。

    最後は帯広市内の人気洋菓子店 グランベリーへ。スイートポテトをテイクアウト。しっとり濃厚で、口に入れると素材の甘みが広がり、旅の締めにふさわしい一品でした。

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    自宅でコーヒーと一緒にいただきました

    十勝川温泉の歴史と北海道遺産としての価値

    十勝川温泉は、約1〜2万年前に堆積した植物由来の泥炭層から湧き出す「モール温泉」として知られます。世界的にも珍しい泉質で、古くからアイヌの人々に薬湯として親しまれてきました。明治以降は開拓者や地域住民の憩いの場となり、戦後には温泉街として整備。観光客を惹きつけるだけでなく、地元経済を支える役割も果たしてきました。その独自性と歴史的意義から、2004年に北海道遺産に選定。自然と文化が融合した「十勝の象徴」として、今も多くの人に愛されています。


    北海道遺産:十勝川温泉(体験記)

    今回宿泊した北海道ホテルでは、名物のモール温泉を体験できました。湧出口で手を浸すだけで驚くほどすべすべになり、実際に全身で浸かると旅の疲れが一気にほぐれます。湯面には植物成分が藻のように浮き、「これがつるつるの秘密か」と納得。歴史や文化的な価値に加え、体感としての魅力を実感しました。

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    見どころまとめ

    • 道の駅なつぞら:朝ドラ展示で思い出がよみがえる

    • 十勝牧場白樺並木&展望台:一直線に伸びる絶景+偶然のタンチョウダンス

    • 双葉幼稚園:スピッツファンにとっての特別な場所

    • 帯広神社:エゾリスのお出迎え&シマエナガ御朱印

    • 真鍋庭園:自然とアートが融合する庭園

    • 愛国駅・幸福駅:鉄道遺産が観光資源に再生

    • ますやパン:地元名物あんぱんを旅のお供に

    • グランベリー:スイートポテトは地元人気の手土産

    • 十勝川温泉:北海道遺産としての価値を肌で実感


    訪問アドバイス

    • 十勝観光は車必須。広域にスポットが散らばっているので、ルート計画をしっかりと

    • 白樺並木は午前中〜昼が写真映えする光の条件、ただ秋口は葉っぱが多くて絵になりづらかった。

    • グランベリーは売り切れ早めなので注意

    • 帯広神社では「シマエナガ御朱印」と「シマエナガみくじ」もぜひチェック

    • 天気や体のコンディションを考慮して、訪問候補をいくつか用意しておくと無理のない行程になります


    まとめ

    今回の帯広は、北海道遺産そのものの解説よりも、旅の記録が中心となりました。白樺並木や幸福駅、そしてグルメに出会いながら、文化・自然・食が絶妙に絡み合った時間。もちろん、十勝川温泉という遺産はその核として確かに存在し、旅を支える大きな要素でした。

    「北海道遺産を巡る」というテーマを持ちながらも、旅行そのものを全身で楽しんだ二日間。次に帯広を訪れるときも、また新しい発見が待っているはず!

    最後までお読みいただきありがとうございました。

     
     

    No.54

     
     
    富士フイルムを中心に、カメラ・写真とガジェットの話を書いています。実際に買って、使って、感じたことを中心に。スペックだけでは分からない使い心地や、写真を撮る日常も綴っています。 ※Amazon のアソシエイトとして、No.54は適格販売により収入を得ています

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