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Photo bysanahama

【ショートショート】「雷を探して」/雷は

    雷はどこにある?
    探し始めてからどれだけ時間が経ったかなぁ?

    ちょっと飽きてきた僕は、近くに繋がれている犬と戯れていた。

    「まだ2000光年くらいしか歩いてないよ。しっかりして」
    お姉ちゃんが僕を急かす。
    「ちょっとだけ休憩しようよ」
    お姉ちゃんはため息をついた。
    「そんなこと言って、どうせあんたはシリウスと遊びたいだけなんでしょ?」

    図星だった。
    だって、シリウスから出てくるガンマ線。
    メッチャ可愛いんだもん。

    「ホントそういう刺激好きだよね。でも早く見つけないと!学校の宿題でしょ?」
    お姉ちゃんがさらに急かす。
    「うん、分かってるって」
    「もう少し頑張りなよ。たしかこの近くだから」

    なんでお姉ちゃんがこんなに協力的なんだろ?
    ワクワクしているようにも見える。

    「もうちょっとだけ」

    シリウスがしっぽを振るたびにガンマ線が溢れる。
    あはは。可愛い〜。

    「お前たち、雷を探しておるのか?」
    通りすがりのおじいさんが声をかけてきた。
    「はい」
    お姉ちゃんが言うと、おじいさんは指をさした。
    「ほれ、あの丸くて青いのが見えるか?あそこにあるぞい」

    え?すぐそこだったんじゃん。
    10光年もないくらいだ。

    「おじいさんありがとう」
    お姉ちゃんと声を揃えてお礼をしたら、おじいさんはスッと戻って行った。
    真っ赤なお顔のベテルギウスじいさん。この辺では有名な物知りじいさんだ。

    「よし、行くよ!」
    「待って!お姉ちゃん」
    「早く!」
    「なんでお姉ちゃんがそんなにワクワクしてるの?」

    すると、お姉ちゃんはちょっとだけ頬を赤らめた。

    「ビリビリ椅子……」

    「……え?」

    「何でもない!」

    今、絶対『ビリビリ椅子』って言った!!

    朝の番組でやってたやつ!

    座ってビリビリするつもりなんだ!

    「僕もする〜!」

    (目的変わっとるやん!)

    座ってビリビリするお姉ちゃんと手を繋いでビリビリするのもいいかも!

    僕たちのビリビリ椅子……地球。

    (宿題ちゃうんかい!)

    もうすぐそこだ!



    終



    こちらに参加させて頂きました!

    自分の意味不明な設定に、たまらず最後の方はツッコミがちょっと入ってしまったことをお詫び申し上げます🙇🤣🤣

    よろしくお願いします🙇


    こちらの物語を使ってAIと漫才をしてみました。

    良かったら覗いてみてください😊


    #シロクマ文芸部
    #雷は

     
     
    自称『言葉好き』。昔のことに想いを馳せるのが好き。風に吹かれるのが好き。 でも脳内は基本理系。

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