
【さなコン2025】がはじまるよ~
4月に入り、5月連休がカレンダーの隅に見え始めた今日この頃。公募勢としては今年の「アレ」はどうなのか、ヤキモキしていた事と察します。
「アレ」って?アレですよ「アレ」。もう初夏の風物詩じゃないですか。
「日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト」です。
そしてついに4月17日、「さなコン2025」の開催告知と相成りました。応募期間は4月25日から6月1日。お題はまだヒミツ。
https://pixiv-shosetsu.fanbox.cc/posts/9732247
昨年は最終選考に残れず、一次審査の発表もなかったのでどこまで進めたか定かではありませんが、ノリと勢いで書いたフリー部門応募作で小冊子をいただくことに。
一度は「もうやんぴ」と宣言したのですが、なんかくれるならもう一度チャレンジするのも悪くないかも?と懲りもせず今年もエントリーを予定しています。(ゲンキンだね我ながら)
みなさん逸る思いは一緒なのか、1昨年に一次選考を通過した拙作「視えません」が、ここ最近ちょいちょい読まれています。
選考を通る作品の傾向を探っているのかな?と察しますが、さなコン対策なら小冊子「さなコン2024」の一読をお勧めします。
「小冊子さなコン2024」では、最終選考委員の座談会の様子が書かれていて、どんな視点で選考を進めたのか垣間見えるのです。
選考委員が最も重要視していたのが、当たり前といえば当たり前ですが「お題」でした。私はこれまで、「お題」を足掛かり程度にしか考えていませんでしたが、それを根底から考え直す必要を感じたのが「さなコン2024」大賞作、秋待諷月さんの「花が咲いた日」でした。
「花が咲いた日」。ありきたりなタイトルですが、これがラストに絡めた綺麗な締めとなっている、正に「お題ありき」のストーリーなのです。どうしてこういう落としを思いつかなかったか。悔しくもあり驚きもあり、とても感心した次第です。
つまり秋待さんはお題を読んでからストーリーを着想し、お題で切り出しお題で締める、という組み立てで作品を仕上げていました。選考委員が求めているのは、「お題」をどう活かして作品に仕上げるか、この点に尽きるという事なのです。
私の昨年のエントリー作「遊星Z」はnoteの記事にも書いてますが、お題より先に着想をスタートして無理やりこじつける、という構成になっています。これがいけなかった。更に既定の1万字に収まらず、ぎりぎりまで内容を削ぎ落したのもマイナスだったと思います。
そのあたりを反省して、ただいま昨年のお題でもうひとつ作品を仕上げているところです。きっとまたさなコン2025でも「フリー部門」が設けられると思いますので、そこで公開できるよう準備を進めています。
でもこうして見返すと、昨年のお題は確かに難しかったですね。
「見返した日記には、1ページだけ意味のわからない箇所がある。」
エントリー作を含め3つくらいしかアイデアが出てきませんでした。その点、処女作の「視えません」は楽しくトライしてたなぁ。いっぺん取っ掛かりを思いついたらスイスイ書いてた。のちのちマンガ部門にエントリーしようと考えていたので、ビジュアルからアイデアを練った方がストーリーを立て易いのかもしれません。
とにかく今年は、スタートの合図まで着想を始めない姿勢で行きます。なんだか市民マラソンの大会みたいでワクワクしますね。
うん、市民マラソン。いいじゃないのソレ。
今年も完走を目指して、あわよくば参加賞も。
なにもオリンピック目指してる訳じゃないんだからさ。