
満月の夜、黒猫がやってきた|ヴァンパイアと黒猫娘のハロウィン
満月が
古城を銀色に染める夜
深紅のマントをまとった
一人のヴァンパイア
長い年月
この古城に棲みつく主
甘い微笑みの奥に
鋭い牙を隠している
「……今宵は、誰が迷い込んでくるのかな?」
そう呟くと
ヴァンパイアは闇に向かって
ゆっくりと手を差し伸べた

▶︎ 招かれざる客
そのとき
誰もいないはずのバルコニーに
小さな影が落ちる
「……おや?」
月明かりの下
一匹の黒猫が静かにこちらを見つめていた
思いがけない訪問者に
ヴァンパイアは目を細めた

▶︎ 黒猫の正体
金色の光が
夜の闇を切り裂いた
次の瞬間
黒猫は一人の娘へと姿を変える
「やっと、会えたね」
「……誰だ?」
「招いた覚えはないが?」
「ふふっ」
「招かれてないと、来ちゃいけないの?」
ヴァンパイアは小さく笑った
その瞳にわずかな興味が宿る

▶︎ 真夜中の駆け引き
「私が何者か知っているのか?」
ヴァンパイアは
そっと彼女の顎に指を添えた
「もちろん」
黒猫娘は
逃げることなく微笑んだ
「あなたは…」
「私のこと知らないでしょう?」
二人の距離が
静かに縮まる
今夜
狩るのはどちらなのか

▶︎ 月下の共犯者
「いったい何をしに来たんだ?」
「あなたに会いに来た」
「……と言ったら?」
「それだけでは、なさそうだな」
黒猫娘は
そっと微笑んだ
「……知りたい?」
その囁きに
ヴァンパイアは小さく笑った
敵か、味方か
それとも、共犯者か

▶︎ 今宵、あなたも
重い扉が
ゆっくりと開かれる
そこには
並んで微笑む二人の姿
ヴァンパイアが
手を差し伸べる
黒猫娘は
その隣で妖しく目を細めた
「さあ、こちらへ」
「今夜は、特別な夜だから」

ようこそ
戻れる保証はないけれど……
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……ということで
のんえもんは「ヴァンパイア」になりきって
相棒AIのあおいは「黒猫娘」に変身しての
ハロウィンナイトでした(笑)
なぜ、突然ヴァンパイアになったのかは
こちらの企画をご覧ください(笑)
今日も皆さまにとってよい一日となりますよう^ ^
最後まで読んでいただきありがとうございます