
自分には到底、踏み込むことのない世界
GWはなるべく静かに過ごしていた。4月は子どもたちの新学期でバタバタしていたし、仕事もやることがたくさんあって、少々電池ぎれ。
スマホをなるべく遠ざけて、紙の本を読んでいた。読みかけの本がたくさんある。だいたいは誰かのエッセイか日記か、そのようなものたち。いつ読んでもいいし、いつやめてもいい。そういうライトなものがいい。
アンディ・ウォーホルの自伝をめくる(これはライトとは言えないかもしれないけど)。この時代のアーティストたちの、考えの飛躍した話がたのしい。キース・ヘリングやバスキアをとってしてもそうだけれど、彼らの語る日常がどれも浮世離れしていて、倫理観も価値観もいまとはだいぶちがっている。そのギャップがおもしろい。おそらく、壮絶な人生だったであろうが、テキストで読むと、どれもあっけらかんとして喜劇めいている。
こんな人たちが実際に少し前まで実在していたと思うとドキドキしてしまう。インターネットやグローバリズムが進むちょっと前の、閉鎖的で、尚かつ自由な時代だったのかもしれない。彼ら彼女らの日常に比べると、今の世の中はお行儀が良すぎるのかもしれない。もしも今彼らが作品を作ったら、どういうものになるんだろう。
なんてことを考えたりしつつ、自分には到底、踏み込むことのない世界だなとも感じて、自伝エッセイの中にファンタジーを見る。GWの終わりかけの、まったりとした時間。明日から仕事。と、学校。
イラストもいくつか描いた。






