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人を愛したり信じたりすることは今いちばん惨めな勇気を必要としている時代。それでも人を愛したり愛おしく思っていかなくちゃいけない。

    つかこうへいさんの言葉だ
    (先日の『あの人に会いたい』)。

    「なんとも情けないこと」を意味する「惨め」を
    「勇気」と組み合わせたのは、つかさんらしいが、

    これは、

    退路を断ったチャレンジなど、積極果敢な行動に
    付けられる勇気と比べると、
    一見、当たり前のように感じる
    愛する、信じるなどの行為に照れつつ言ったか。
    あるいは、
    人を愛し信じるという根源的な心の動きに、
    勇気が必要とされるほど難しくなった今という時代に
    少しばかりの失望を込めて表現したのか。

    人が人を愛することができにくい時代。
    人が人を信じることができにくい時代。
    そんな表現が、
    単なるレトリックではなく、
    現実そのものに照らし合わせて言えそうな
    この2020年、という時代に。
    いや、実際にそんな声が聞こえる現在に、
    それでも「愛おしく思っていかなくちゃいけない」
    としたら、
    やはりそこには少なからず勇気が、いる。

    しかし、愛さえも、か。

     
     
    広告の文章を書く仕事をしています。仕事も趣味も書くことですが、Jリーグは3チーム(清水エスパルス・ガンバ大阪・湘南ベルマーレ)を応援し、いずれのチームでもゴール裏に立ちます。 仕事の強みと実績はWEBサイトで→https://kawanaka-copywriter.com/

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