
酸味が満足できる幸せの条件
酸味だらけのメニューでも間違いなく満足できる条件を見つけたお話。
久しぶりの昼ご飯戦。
以前は毎日できていたのですが、状況が変わって昼ご飯がなかなか規則的にとれないことになると、途端に昼ご飯戦の回数が減ってしまいます。とはいえ、食べるときに思考を巡らさないことはなく、大きなお試しはなかなかできないけれど小さなお試しはできるように心がけてます。
今日はその中で私が敏感な「酸味」の満足の仕方について気づいたことがあるので書き残し。
酸味っておそらく、1度の食事でなくてはならない味覚の一つかと体感的に思います。
油分が食材に多ければそれをさっぱりとさせ、甘味や塩味など飽きがきやすい味覚から口内をリセットさせ、後味さえも整えるという、いろんな役割を持っています。
でも、酸味がメニューに加わると食材とのバランスが非常に繊細で、ん~人間で言えばメンヘラ彼氏・彼女を相手にするイメージでしょうか(笑)。いや、扱いにくいとかではなくて、面倒なときはあっても総じてやっぱりカワイイという感じ。酸味がないとやっぱりダメね、ということです。
今日のメニューは黒酢酢豚、きつねうどん、黄桃。
本当はご飯を選びたかったけどなぜか食指は動かずうどんに。ま、それが今回の気づきにつながったので良しとしておきます。
黒酢は「黒」がついている酢で、酸味感覚敏感な私はなぜか黒の字に弱い(笑)。黒酢なんてもう、うまい酢しか考えられない、というイメージを勝手に持っていて、いつも騙されている。そんな私は懲りずに今日も黒酢酢豚を選んでしまいました。
でも今日の黒酢酢豚は普通のキツ過ぎない酸味で美味しい。さらに黄桃も酸っぱい。酸っぱくないのはきつねうどんだけ。いや、正確に言えばうどん出汁に含まれるわずかな酸味があるのですがね。
そして気付いたのですが、酸味を満足できる条件 があったのです。
黒酢酢豚の酸味はマイルドだけどやっぱり酸味。長く口内に存在すると飽きてくる。その結果、口内が麻痺してきていろんな味覚が感じにくくなってくる。これは正常反応で、多かれ少なかれ誰しもがなりえる状況です。
ところがこの酸味の麻痺を中和してくれるのが実はうどん出汁!。かつお主体の旨味が含まれたうどん出汁が酸味が存在する口内に放り込まれると、絶妙な香りで酸味を包み込み胃袋へ落とすという素晴らしい仕事をしてくれます。
これ、チャンスがあればぜひ一度お試しくださいな^^。どんな強い酸味を持ったメニューでもうどんと一緒に食せば、まろやかな満足感と確実な酸味を味わえて、かつ後味もよく後腐れもない、きれいさっぱり別れられたカップルのように清々しい😅味覚を味わわせてくれます。
酸味という味覚の強さはそれを中和するテクニックが、メニューを美味しいと感じさせる大切な要素です。でもそれが調理ではなく、メニューの組み合わせでできるなんて、これぞ酸味を存分に楽しめる手段を得たということで、飛び上がるほど嬉しかった昼ご飯戦でした^^。
みなさまもぜひ、うどん+酸味のある食材、をお試しください。
さぁ、明日は何を試そうか。
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