モノノ怪「蛇神」感想ノート(ネタバレ有り)😭😭✨✨✨
本編のネタバレを盛大にしています
感想という体の私の解釈のオンパレードなので映画において要も要な部分を多く綴っています
またそれぞれ内容が厚いかと言われればそうでもございません、ご容赦ください
まだ劇場版モノノ怪「蛇神」を見られていない方
これから見に行く方は見ないことを推奨します
本当に素晴らしい作品なので
是非劇場で観てください
はじめに
まずはじめに、劇場版モノノ怪唐傘に始まり火鼠、蛇神の計3作品。蛇神は特に賛否両論はあれど私個人はどの作品も大好きで非常に楽しませて頂きました。ありがとうございます。
唐傘火鼠は公開時期が些か立て込んでおり劇場にて見ることが叶わず、ネットフ〇ックスで配信されているものもまだそれぞれ1度ずつしか拝見できておりませんが、どちらも魅力的な作品であったことは確かに覚えています。それもありこの第3章だけでもと劇場に赴けたことは私にとっての1つの感動だったと思います。本当に行けてよかった、
蛇神
モノノ怪「蛇神」、舞台となった大奥の終幕として美しいものでした。たとえそれがお役目だとしても互いに想い合っていると、当時の天子とは身も心も許し合えるたった一人の存在だと信じていた。3代目御台所は当時の天子に大きな愛を抱き天子から同じだけの愛を受け取っていると思っていたのではないでしょうか。それでも天子は天下を統べる者でありその血を絶やすわけにはいかない、しかし3代目御台所にとっては天子が天子だけが世界の全てだったのだと思います。自身の隣に彼が彼の隣に私がそしてその事実がきっと彼女の生きる意味であるものだったのだろうとみえました。彼と私の間に入れるのは自身と天子との実の子くらい、血筋ではなく天子という1人の人を愛していたのでしょう。とはいえ社会とは無情なもの、一国の主の妻となれば求められるのは夫婦の仲睦まじさよりも後継者となれる子の存在、女として産むことを求められるそんな時代だと私は解釈しています。なかなか後継者となる男子を得られぬままに時は過ぎ、天局が後継者を血を絶やさぬようにと側室をもうけましょうと大奥を始めた。これは血筋を守り民の安寧のためにそして国の平穏のためにという天局の願いの部分ではないかと思います。しかし天子が自身以外の他の女と夜を共にすることになるなど、愛の深い3代目御台所にとってそれがどれほどのことかを私が測ることはできませんが、いわば生涯を捧げると決めた相手に裏切られたにすぎないことなのだと思います。それでも自身の元へ帰ってくると信じて待ち続け待って末に帰ってきたのは骸になった天子と自身が産んだわけでも天子が種を撒いたわけでもないのに後継者とされた子。大奥という存在に愛する者も子も自分の生きる意味全てを奪われ蛇神と化し150年大奥に棲みついていた。個で捉えればなんとも哀れで虚しい女、しかし国の主を支える立場にあるのならば傲慢で我が身可愛さに生きてきた女。個人的に私は3代目御台所の話がモノノ怪作品のテーマである「合成の誤謬」をイメージするのに適していました。1度祓うだけでは終わらない、人の情が想いが残り続ける限り何度でも繰り返す。ファンタジーなようで現実の風刺的な描写が美しい、そんな作品の一区切りとしてこの蛇神は素晴らしいものでした。
お水様
そして天下泰平を願って大奥を作り上げた天局。唐傘、火鼠、蛇神の3つ全てが彼女を表していたことの伏線の回収には息を飲みました。大奥を作ることそれはある意味宗教を1つ形成することと同じようなものだったのだと。幾年も後継者を得るために、天子の血がとっくに途絶えていることを秘匿するために大奥がある。そこには望んで足を踏み入れる者も後継者の母を輩出し地位を得るために来るものもしくは入れられるもの、様々な女性が集まるのは分かりきっている、それでも天下泰平を保てるのならそんな犠牲は安いものではあるのかもしれません。しかし天局は大奥を作った者としての責任を、この先続く大奥に入ってゆく女たちの恨み呪い悲しみ苦しみ怒りそして喜びをその身に背負う事を選んだのだと私は解釈しました。大奥に関わる皆を守るために神となり、大きな渦巻く怨恨の連鎖を生み出す原因となった大奥の根となってしまったのではないでしょうか。事実大奥は150年もの間守られてきた、それは御水様である天局の加護なのかもしれない。どれほど綺麗な湧水も濁ってしまえばそれは泥水元の価値は無くなってしまう、「水が腐っている」それは天局の加護が消えてしまうということなのだと思います。しかしどれほど濁ろうが腐ろうが水は水、自然の理の通りに再び新しく生まれ変わる。モノノ怪となってしまった天局を文字通り清める、それがまた新たに生まれ変わった大奥の再始を意味してるんだろうなとか思ってます。全ての元凶であり全ての護り神、この1幕を素敵としか表現できない語彙力のない自分に不甲斐なさを感じます。
薬売りへの印象
そして本当に大奥に来たのが坤の薬売りで良かったと深く思いました。声優さんの声にも冷静さの中にジリジリと滾る熱があって、なるべく犠牲を少なく自分が来た以上モノノ怪に殺されるなどさせるわけがないという雰囲気を感じました。アニメ版モノノ怪にて登場した離の薬売りは形真理が得られるのなら人間の生死は問わないような雰囲気を感じたので、薬売りの性格の差も素敵ですね。
離の薬売りが大奥に来たのならば坤の薬売りのようにはいかなかったはずだと、その後に大奥が再建されることはなかったのではないだうろかみたいな妄想も膨らみます。本当に奥が深い、何度間でも味がする。
オタクの叫び
ここからは私個人の叫びのようなものですので。
あの本当に、離薬が登場するとは思わなくて😭😭😭確かに剣に選ばれた八卦が一振の実力者であることが前提である坤薬とはいえ150年にも渡る大奥の人間たちの情念をその身一つに背負って清めるのは身に余ることなのはわかるんです😭分かるんですがそれでも本当に離薬が来るとは思ってなくて、、
劇場版とアニメ版と全作見た上で、坤薬も言わずもがな大好きだし、やっぱり離薬も大好きなんです、しかし声優さん等で色々ありましたし、同じ薬売りとはいえ全くの別の存在、その2人が交差するのは夢のまた夢と思ってぼんやりとしか期待していなくって😭😭😭二次創作で思いを馳せていた光景が目の前にで感極まって息できなくて😇😇😇離為火~~~😭😭😭✨✨✨✨✨😇😇😇😇と情緒大荒れの大喝采だったんです、本当に嬉しかった😭モノノ怪という作品をアニメ版と劇場版とで時を経て新たに話が見れたこともそうですし、それが実現するほどに制作陣の皆々様がモノノ怪という作品をその作品によって生まれた全てを深く愛しているのだろうなということが分かったことが、何より嬉しかったんだと思います😭✨✨私にとってすごく大切な作品だったのでまた終わってしまうことが切ないのもありますが、エンドロール後の「いずれまた」の言葉を信じて何十年でも待ち続けますよ私は((
そして
本当にアニメーションから音の一つ一つ劇場版モノノ怪の制作に関わった皆様、キャラクター達に命を吹き込んでくださった声優の皆様、そして中村健治監督、素敵な作品をありがとうございます
何度も言うようでしつこいかもしれませんし、ここはあくまで私の感想の場で届くかどうかも分からないりません。それでも皆々様に多大な感謝を、
そしてこの先もモノノ怪が続いていくことを願っています。モノノ怪という作品が私は大好きです
上映中にまた見に行きます
ツギヘキ