
NHK交響楽団定期演奏会(2026年9月12日)
先週土曜日は、NHK交響楽団の定期演奏会(Aプロ・NHKホール)に行ってきた。
指揮 : ファビオ・ルイージ
【プログラム】― N響100年特別企画 ―
フランツ・シュミット/オラトリオ「7つの封印の書」(日本語字幕付き)
新シリーズスタート。初回は、N響100周年記念プログラムとしてシュミットの7つの封印の書。偶然にも東京交響楽団の9月定期公演も同じプログラム。この時期にこの作品を引き寄せたものは何だろうか。
会場では、指揮者ファビオ・ルイージが調香師として創作した香水が販売されていた。ルイージは、香水マニアで、自宅に工房がある。日本の香水ブランドからの依頼を受け、N響100年を記念してフランツ・シュミット作曲「オラトリオ「7つの封印の書」」に着想を得た香水を調香したのである。La Nuit parfum(ラニュイ パルファン)というブランド。ただ、30mlしかないのに2万円弱は、高すぎる。しかも、今持っているモルトンブラウンの香水もあまり使わないので、余っている。今回は、遠慮した。
さて、演奏自体は、透明感の高さと劇的さが併存する良いものだが、曲が冗長でつまらない。最近発売されたN響1000回定期公演CDに収録されているメンデルスゾーンのエリアと規模、構成が似ているが、明らかにシュミットの方がつまらない。この作品の同時代は、新ウィーン学派の台頭による12音音楽の時代だが、これとシュミットを比べると、シュミットは、前時代的で後退している。「名曲」と言われる割に中々演奏されないのもうなずける。
拍手喝采だった一方で、早々に帰る人も多かった。
来月のN響定期は、ブロムシュテット断念による代演バーメルト指揮のブルックナー5番だ。こちらは、期待できる。
【N響の案内より抜粋引用】
9月12日・13日のAプログラムは首席指揮者のファビオ・ルイージが登壇。ルイージが「20世紀で最も重要な作品」とよぶフランツ・シュミットの《オラトリオ「7つの封印の書」》で、「N響100年」の新シーズンが幕を開けます。
『ヨハネの黙示録』を題材に、独唱、オルガン、合唱、オーケストラを総動員して描かれるこの壮大なオラトリオは、20世紀オーストリア音楽を代表する傑作として知られています。一方で、その大規模な編成ゆえに演奏機会は限られ、世界的にも上演は稀です。
フランツ・シュミットの紹介をライフワークとしてきたルイージだからこそ実現したともいえる稀有なプログラム。この貴重な機会を、ぜひお聴き逃しなく。
Nikon Zf
Nikkor Z 40mm f/2
@lanuit_fragrance
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