
|高校受験| |現役高校生| 「親の意見 vs 自分の意見」どっちを優先すべきか。高校選びで悩んだ僕の答え
高校選びの時期になると、親と意見が合わなくなる──。
これは本当に多くの中学生が経験することだと思います。
「こっちの方が絶対に将来のためになる」
「いや、自分はあの学校で部活を頑張りたい」
どちらも間違っていないからこそ、余計にぶつかります。
僕もまったく同じでした。
中学3年の春。
僕は「部活が強い偏差値60くらいの中堅校」に行きたいと思っていました。
そこで強い部活に入り、中学では届かなかった全国を目指したい。そんな気持ちでいっぱいでした。
でも、親は違いました。
「せっかく勉強してきたんだから、もっと上を目指した方がいい」
そう言って、偏差値70以上の進学校をすすめてきました。
最初はただの意見の違いだったのに、だんだんと僕の中では、
「親に未来を決められたくない」
という感情が強くなっていきました。
どっちが正しいのか。
何を優先すべきなのか。
自分の人生なのに、なぜこんなにも迷うのか。
この記事は、そのときの僕の“答え”です。
■ 親との意見がぶつかった時期が、いちばん苦しかった
つらかったのは、
「自分の気持ちがちゃんと理解されていない」
と感じた瞬間でした。
親は親で、本気で言っていることは分かっていました。
怒りでも否定でもなく、ただ“僕の将来を考えたうえでのアドバイス”だということも。
それでも当時の僕には、
“自分の思いより偏差値を優先された”
ように感じてしまったのです。
もしあのとき親が、
「そんな学校に行ってどうする」
「その考えは間違ってる」
と強く否定していたら、たぶん僕は話すことすらやめていたと思います。
でも幸運なことに、塾の先生や学校の先生も交えて話す機会がありました。
そのとき塾の先生が言った言葉は、今でも覚えています。
「部活を頑張りたい気持ちは大事。でも進学校でも部活はできるよ。
本気でやる人は、どこにいても結果を出す。」
その言葉で、視野が少し広がりました。
さらに、親も僕の気持ちを否定せず、
「あなたがどうしたいのかを、もう一度聞かせてほしい」
と言ってくれました。
“誰も僕の気持ちを否定していない”
と分かった瞬間、初めて冷静に自分の進路と向き合えた気がします。
■ 10月、進学校に行くと決めた。そこから生活が変わった
夏が終わってもずっと迷っていました。
どちらの高校にも魅力があり、どちらを選んでも後悔する気がしたからです。
そして 10月。
ようやく、心の中でひとつの答えが固まりました。
「もし失敗しても、自分で決めた道なら納得できる」
そう思えた瞬間、進学校に行くと決めました。
決めたあとは、行動を少しずつ変えていきました。
・勉強のペースを上げる
・部活の時間を少し減らして、勉強とのバランスを調整する
生活がガラッと変わったわけではありません。
でも、“目的を持った行動”に変わったことで、毎日が前よりブレなくなりました。
不思議なことに、受験当日はほとんど緊張しませんでした。
自分で選んだ道だから、どう転んでも納得できると思っていたからです。
そして結果は、合格でした。
(※受験勉強の詳しい内容は、別の記事でまとめようと思っています)
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■ 入学してすぐ突きつけられた、“進学校の現実”
進学校に入学した瞬間、現実は甘くありませんでした。
校舎は公立なので特別きれいというわけではありません。
でも、学ぶための設備は整っていて、何も困ることはありませんでした。
本当に大変だったのは“授業”です。
入学して一週間。
授業スピードが中学の倍以上速く、理解できないところが普通に出てきました。
周りは先生の話を聞きながら、当然のようにノートをまとめ、
説明が終わる頃にはすでに理解しているように見えました。
一方で僕は、
「え、もう次のページ?」
「今のほんとに理解できたの?」
と焦り続ける毎日でした。
中学の頃は優等生側にいたはずなのに、ここでは“平均”か、むしろ“平均以下”。
現実の差を見せつけられたようで、正直きつかったです。
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■ それでも後悔していない理由──環境が僕を変えてくれた
ただ、進学校には厳しさだけじゃなく、良い面もありました。
この環境では、
「勉強はやって当たり前」
「部活も行事も全力でやるのが当たり前」
という空気があります。
その中で努力しているうちに、
“自分の当たり前”のレベルが勝手に上がっていきました。
そして、周りが賢いからこそ、
自分の得意な瞬間がちゃんと光るんです。
授業で難しい問題が解けたとき。
部活で技術を褒められたとき。
行事で役割を任されたとき。
そのたびに思いました。
「自分の強みは、ここでもちゃんと通用するんだ」と。
これに気づけたことは、本当に大きな収穫でした。
僕が進学校を選んだことを後悔していない理由は、
この“環境が僕を成長させてくれたこと”にあります。
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■ 高校選びでいちばん大事なのは、偏差値でも、親の意見でもなく “自分で考えること”
偏差値60の学校が悪いわけでも、
偏差値70以上の学校が正解なわけでもありません。
どの学校にも良さがあり、厳しさがあります。
だからこそ大事なのは、
「自分で考えて、自分で選んだ道かどうか」
ここだけです。
親に言われたから。
友達が行くから。
なんとなく偏差値が高いから。
そんな理由だけで決めると、後から必ず迷いが生まれます。
逆に、
自分で選んだ道なら、どんな結果でも納得できます。
僕が今の学校を後悔していない一番の理由は、
偏差値ではなく、
自分で考えて決めたからです。
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【まとめ】
• 親と意見がぶつかるのは普通のこと
• 自分の気持ちを言葉にすることが大事
• 否定されると人は心を閉ざすので、周りの大人と本音で話すこと
• 高校は偏差値だけで決めるものではない
• どんな環境でも、あなたの強みは必ず光る
• “自分で決めた”という事実が、後悔を消してくれる
【最後に】
高校選びは、人生で初めての“大きな決断”の一つです。
しかし皆さんに理解して欲しいこと、それは高校受験は本当にゴールではなく出発点に過ぎないということです。
高校生活の3年間と、その後の人生を比較した時に圧倒的に後者の方が長いことはすぐお分かりになると思います。
だからこそ、自分の将来を見据えて、何をしたいのかしっかり考えて高校を選ぶ必要があります。
周りの意見だけで決めようとせず、
一度ちゃんと自分の気持ちを整理してみてください。
どんな選択をしても、
“自分で考えた”という経験は、あなたのこれからの力になります。
あなたが、自分で納得できる道を選べますように。