
7ヶ月息子、知らないうちに誰かの支えになっていた
息子が通っている保育園は、0歳児と1歳児の合同保育だ。
当たり前だけれど、1歳クラスには4月生まれの子もいるから2歳の子もいる。7ヶ月の息子はどう見ても「赤ちゃん」。私は勝手に、お兄さんお姉さんたちからすると「小さい赤ちゃん」という存在なんだろうな、と思っていた。
でも、ある日の朝。
保育園の入口で、一人の1歳クラスの男の子が悲しそうな顔をして立ち止まっていた。お母さんも少し困った様子だ。
「大きくなると、保育園に行きたくない日もあるんだな」
そう思いながら挨拶をして、抱っこ紐に入った息子と一緒に私たちが先に部屋へ向かった。
すると、その男の子の表情がぱっと明るくなった。そして私たちの後ろをついて、そのままお部屋に入ってきた。その様子を見ていたお母さんが、ぽつりと言った。
「◯◯君のこと、大好きなんだよね」
「えっ、そうなの!?」
私はその子の名前すら知らなかったので、本当に驚いた。
息子の方を見ると、お兄さんの顔を見てニコニコしている。
どうやら息子は、お兄さんにとって「保育園に行く理由」のひとつになっていたらしい。
保育園ではいつも助けてもらう側だと思っていたけれど、8ヶ月なりに仲間に加わっているようだ。
その日、お母さんに名前を教えてもらった。
それからは、お迎えのときにもその子に挨拶できるようになった。
息子がいるから来てよかった。
そんなふうに思ってくれるお友達がいることが、なんだかとても嬉しかった。