メインコンテンツへスキップ
見出し画像

洗濯物を干す要領


    天気が悪かったり、旅行後だったり、
    仕事の疲れで家事を後回しにした時だったり。


    溜め込んだものを、まとめて洗った際、


    ごちゃごちゃと絡まり、
    シッチャカメッチャカ な塊から、
    手についたものを引っ張り出して、


    ピンチに挟んだり、ハンガーに掛けたり…


    ソレに疲れた………。

    ………



    ある時から、
    洗濯機から出した洗濯物を、
    ゴチャっとした塊から
    手についた順に干すのを止めるようになった。


    洗濯機から塊を出してきたら、

    物干し竿に直接掛ける組、
    ハンガーに掛ける組、
    ピンチに挟む大物組、
    ピンチに挟む小物組、
    ……などと、

    まずは仕分ける。

    ………



    もう食事を並べなくなった
    ダイニングテーブルの上に、

    この上着は、
    肩幅に変なクセがつかないように
    このハンガーと組み合わせ、

    このキャミソールは、
    肩紐の掛けられるこのハンガーと組み合わせ、

    ズボンは、
    乾きにくいから外側のピンチに、
    穿き口を開いて風通しをよくし、
    ピンチの数も確保する、

    下着は、
    目立たないように内側に………


    という具合に、
    組み合わせを分けてしまい、
    干す先の目処を付けてしまうのである。


    そうすれば、
    いつも組み合わせが異なる様々な洗濯物のために、
    ハンガーやピンチの配分が足りないからと、
    コチラをアチラへ…などとしないで済む。

    ………



    手間を惜しんで せっかく、
    コインランドリーのような
    ドラム式洗濯乾燥機にしているのに、

    「乾燥機を使って乾かした後の匂いが嫌だから」

    という夫の注文で、
    ほとんどその出番がない…。


    目的を果たせない、
    宝の持ち腐れ状態な事物が、
    一体、どれほどあるだろう……。




    洗濯物にしているように、


    ゴチャゴチャに絡まった事物を、
    そのまま一つずつほぐし剥がして、
    順に空いたスペースに干すのではなくて、


    まずは仕分ける。


    そうすることで、
    キャパのある物干し竿やピンチの数を考慮した上で、配分していく。

    ………



    日常のルーティーンは、
    長い年月の繰り返しを経て、
    自分の最適解を導き出してきた。


    どんなにムシャクシャしていたとしても、
    納得できない理不尽さに耐えかねても、
    身体が思考を通さずに 自然に反応できるほど、


    こうして、
    無数の仕分け作業を行なっているに違いない。



    自分に一番合った方法のヒントは、
    そういう何気なく積み重ねてきた自分の選択せんたくにかかっているのだろう。


    そうすれば きっと、
    たくさんの涙を湛えた湿気を取り除く手段が、
    いつか………見つけられるのかもしれない。



    🕊️

     
     
    生き方のわからない中年のおバさんです なかなか浮上の手立てが見つからず迷走中 noteに吐き出し何かしらの突破口を見出せたらと試します ※呼び名は(おバさんさん)より「おバさん」で構いません🍀

    あなたへのおすすめ