メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byandvoce

なぜ正方形のラグは売っていないのか?

    リビングで使っているラグ(小さめのカーペット)がだいぶくたびれてきたので、買い替えることにした。

    敷く予定の場所の寸法を事前に測り、床や周りの家具の色合いをチェックして準備完了。

    これまでの経験から、ラグの上で人の通り道になるところが傷みやすいことがわかっている。それならいっそう正方形のラグにしよう。ときどき回転させれば、特定の箇所だけ傷むのを防ぐことができるので、ラグを長く使うことができる。我ながらいい考えだと思った。

    一軒目の家具屋では希望のサイズのものが見つからなかった。

    二軒目も、三軒目にもない。デザインや色は気に入っても正方形のラグがどうしても見つからない。

    疲れてきたので、仕方なく、正方形に一番近い “長方形” のラグを買うことにした。

    それにしても、どうも釈然としない。なぜ正方形のラグが売られていないのか?

    調べてみたが、さすがの生成AIも、私を納得させることはできなかった。

    AIに聞いてみると、
    (1)部屋の形が長方形なので、正方形は売れない
    (2)正方形は、製造ロスが増えてコストが高くなるのでメーカーが避けたがる
    (3)家具配置が長方形を前提にしているため、長方形の方が正方形より収まりが良い
    (4)海外の規格に合わせて裁断しているため
    と、コンサル資料のような説明が返ってきた。

    やはりどうも腹落ちしない。

    いろいろ自分なりに考えてみたが、もしかすると「人が無意識に避けたくなる形」というものが案外あるのかもしれない。

    私はまったく気にならないが、トリポフォビアという現象がある。同じような形や、小さな穴、斑点などがたくさん集まっているのを見て気持ち悪さを感じる人がいる。

    これと同じように正方形が心理的に気持ち悪さを生じさせるのだろうか?

    あるいは単純に、私以外に誰も正方形のラグを欲しがっていないだけなのかもしれない。

    答えのわかる人がいたら、ぜひご教示いただきたいと思う。

     
     
    フリーの技術系産業翻訳者(英/仏/日)として約27年。 たまにはオリジナルの文章を発信したいという思いから、 徒然なるままに文章を書いています。 最近は、AIを何とか手なずけようと奮闘中です。

    あなたへのおすすめ