
低温圧搾でも違いがある!? コールドプレス油を選ぶ前に知っておきたいこと
近年、世界的に
「オーガニック」「コールドプレス」「未精製」
といった価値への関心が高まり、
亜麻仁油の人気も広がっています。
健康志向の高まりや植物性オイルへの注目を背景に、
特にオーガニックかつコールドプレス製法で、
さらに未精製の亜麻仁油は多くの人に選ばれるようになってきました。
その一方で、「コールドプレス」という表現から、
低温で搾ったそのままの油=栄養も風味もそのまま
というイメージを持たれることも少なくありません。
しかし実際には、「コールドプレス」という言葉は
油のしぼり方(製法)を指すものであり、
必ずしも未精製であることを意味するものではありません。
コールドプレスとは、種子を高温にせず圧力をかけて
油を抽出する方法のことです。
熱による栄養や風味の変化を抑えやすいという特徴がありますが、
その後にろ過や脱臭、脱色などの精製工程が加えられる場合もあります。
つまり、
コールドプレス=製法
未精製=加工の度合い
であり、この2つは別の概念です。

精製油と未精製油の違い
亜麻仁油は、製法の違いによって
大きく2種類に分けられます。
精製油
しぼったあとに脱色や脱臭などの加工を施した油です。
クセが少なく、色も淡く、味や香りも控えめ。
料理に取り入れやすく、はじめての方にも扱いやすいタイプです。未精製油(バージンオイル)
しぼったまま、熱や化学処理を加えず、自然な風味や栄養が残っていま す。黄金色に近い色味で、ふわっとやさしい香りが特徴。
ほんのり苦みがありますが、コクや奥深さを楽しめます。
オメガ3(α-リノレン酸など)を豊富に含み、素材の味を活かす料理に向いています。

コールドプレスでも精製している場合もある
「コールドプレス=未精製」と思われがちですが、
これは正確ではありません。
コールドプレスはあくまで「しぼり方」のこと。
「未精製」
「バージンオイル」
「精製していません」と書かれているものは、
しぼったままの風味や栄養を楽しめます。
一方、コールドプレスでしぼったあとに
精製を加えている場合は、風味や色は穏やかになり、
より多くの料理に使いやすいという特徴があります。
亜麻仁油の歴史と背景
亜麻仁油は古くから、北欧やロシアなどで
食用や薬用として利用されてきました。
昔ながらの方法では、種を低温でしぼり、
そのまま食べることで栄養を
しっかり摂取していたといわれています。
現代でも、この製法の考え方を受け継ぐのが
「コールドプレス・未精製」の亜麻仁油です。
栄養と健康のポイント
未精製の亜麻仁油は、
特に オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸) を
豊富に含むのが特徴です。
オメガ3は、体内で作れない必須脂肪酸で、
血流や脳の健康をサポートすると言われています。
熱や化学処理を加えない未精製オイルは、
これらの栄養をそのまま楽しめるのが魅力です。
食べ方や保存のポイント
未精製の亜麻仁油は、熱に弱い性質があります。
使い方:サラダやスープ、パンやヨーグルトに仕上げにひとさじ加えるのがおすすめです。
保存:直射日光を避け、冷暗所や冷蔵庫で保管すると、香りや栄養を長く楽しめます。
コールドプレス・未精製の亜麻仁油は、
自然の風味や栄養をそのまま楽しめるのが魅力です。
毎日のサラダやスープ、パンやヨーグルトに
ひとさじ加えるだけで、料理にまろやかさと香りをプラスできます。

ぜひ、油そのものの味わいを楽しみながら、
日々の食卓に取り入れてみてください。
※内容には十分配慮しておりますが、誤りが含まれる可能性もあります。あくまで参考情報としてご活用いただき、最終的な判断はご自身でお願い申し上げます。