
30年前のポータブルCDプレーヤー SONY D-345をATH-EP700で聴いてみた
最近、SONYのD-345でCDを聴いている。
発売は1995年。
もう30年も前のCDプレーヤーだ。
そこにオーディオテクニカのATH-EP700をつないでみた。
EP700も2009年発売。
つまり今回は、
古いCDプレーヤーと、古いヘッドホン。
最新機器とは、見事なくらい縁がない。
でも、聴いてみたら……これがけっこういい。
D-345の音が、なんだか懐かしい
D-345はそら豆みたいなかわいい形をしている。
ボーカルが自然な感じで聴こえる。
「すごい音が出た!」というより、
「うん、CDってこんな音だよな」
という感じ。
技術的なことを少し述べると、
こいつは、単三電池の超安定した直流電源で動く。それは音にメリットがある。外部ノイズにも強い。
音が上手にまとまっていて、鋭すぎず、まったりしすぎていない。
聞きやすさを追求した疲れない音だ。
私はこういう音が好きだ。
音を細かく分析しながら聴くのも嫌いではないけど、これは古い機種。おおらかに聴くのがいい。
EP700をつけると、さらに心地よさがあがる
ATH-EP700は軽くて、耳への圧迫感も少ない。
このヘッドホンは「開放型」。耳元のドライバが密閉されていないのが特徴。
ドライバサイズは40㎜。ゆとりのある大きさ。
音がスッキリしていて、ボーカルや楽器が自然に聴こえる。
外の音も聞こえる。
部屋で普通に過ごしながら、音楽がそばにある感じ。
だから完全に「音楽の世界に閉じこもる」という感じではない。
このATH-EP700はとにかく音の伸びが素直。そして優しい。
この2つの組み合わせ、結構気に入っている。
▪️ATH-EP700のレビュー
古いもの同士だから、絶妙にバランスがいい
D-345とEP700を組み合わせていると、不思議と落ち着く。
この組み合わせで、トータル何時間聞いてきただろう。
音の熟成が進んだのか?
ワインなら「熟成○年」で価値が出る。
こっちは20年〜30年もののCDプレーヤーとヘッドホン。
熟成しているのが音なのか、機械なのか、それとも私の耳なのか。
だからこそ音楽を「味わう」感覚になるのがおもしろい。
そして、
サブスクでキラキラした音を聞いた後、耳を休めたいと思ってなぜか手が伸びてしまう。
休めたいなら音を聞くなよとツッコミたくなるが…
若い人にも、レトロオーディオで音楽を聴いてみてほしい。
案外、
「これ、悪くないじゃん」
「なんか、新鮮」
となるかもしれない。