最重要動詞 “faire” その変化
フランス語の最重要動詞 “faire”(フェール)について解説します。
英語の “do” や “make” に相当し、日常生活からことわざまで、あらゆる場面で使われる万能な動詞です。
不規則に変形(活用)するため、まずは今回のことわざに出てきた現在形の形を中心に押さえましょう。
1. 直説法現在形の活用(主語による変化)
フランス語の動詞は、主語(だれが)によって形がすべて変わります。

注意点: Nous faisons はスペルにつられて「フェゾン」と読みたくなりますが、「フゾン」と発音するのがルールです。
ことわざでの使われ方: 先ほどの文では、主語の「小さな小川(Les petits ruisseaux)」が三人称複数(彼ら・それら)にあたるため、font(フォン)が使われていました。
2. faire の代表的な3つの意味と使い方
①「~を作る(make)」「~を行う(do)」
具体的な物を制作したり、行動を起こしたりします。
Faire un gâteau.(ケーキを作る)
Faireの宿題。 / Faire les devoirs.(宿題をする)
② 天気を表す(非人称構文)
フランス語で「今日の天気は~だ」と言うときは、主語を Il(意味を持たない仮の主語)にして、faire を使います。
Il fait beau.(天気が良い)
Il fait froid.(寒い)
③「~に…させる(使役動詞)」
動詞の原形を後ろに続けることで、「人に~させる」という命令や依頼の表現を作ります。
Faire travailler...(働かせる)