メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo bymedetaico

エステって、何歳まで許されるんですか?

    「私、生まれは昭和、育ちはうどんの国。五右衛門風呂で産湯を使い、姓は古女、名はolive。人呼んで、古女のoliveと発します」

    さあさあ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!聞いてらっしゃい!

    「エステ」って、何歳まで許されるんですか?

    今日は、そんな疑問について、ちょっと聞いてほしい。


    ブルブルブル。
    犬のように顔を洗ったら、何もつけずに洗いっぱなし。昭和の父親は、そんな感じだった。

    人前で妻に「好きだよ」なんて言っちゃうくらい、男がスキンケアをするなんて、恥ずかしかったんじゃないかな。
    いや、そもそも、スキンケアなんてするもんじゃない。そう思い込んでいたんだと思う。ホント、そんな時代だった。

    それから月日は流れ、令和。

    今や、スキンケアをしない男性のほうが珍しいんじゃないかと思うくらい、時代は変わった。

    友達の息子くんなんて、毎日フェイスパックを欠かさないらしい。

    最初に聞いたときは、

    「うぅそぉだろっっー!」

    『占拠』シリーズの櫻井翔ばりに心の中で叫んだ。

    美意識の高さに驚く昭和古女。

    でも、そんな息子の母である友は、「毎日なんて、めんどくさーい」
    その母の友である私も、「毎日なんて、めんどくさーい」

    よかった。美意識の低さでは、私たち、ちゃんと仲間だった。

    ……と思ったのも束の間。ある日の会社での雑談中。

    男の後輩が、髭脱毛に通っているという話になった。

    「毎日の髭そりから、早く解放されたいっす」爽やかな笑顔で話す後輩。

    「そっか。めんどくさいもんね」

    ふふふ。古女でも、髭脱毛くらいは知っている。
    ここは軽やかな会話と笑顔で対応。

    ところが、話には続きがあった。

    「脱毛してると、いろいろめんどくさくないもんね。私もしてるよ」

    「オホホホ。女性のたしなみですわ」そのくらいのつもりだった。

    なのに、彼から返ってきた言葉は、「えっ、本当ですか?」

    ……何、その「本当ですか?」は!なんで疑問形なのよ。

    「君のお母さんも、してると思うよ」そう言った瞬間。

    今度は、彼が櫻井翔になった。

    「うぅそぉだろっっー!」

    いやいや。「自分の母親が不倫するわけない」そんなレベルの驚きに、こっちが驚いたわ。

    そこで、さらに付け加えた。
    「私のまわりで、脱毛していない人いないよ」

    「うぅそぉだろっっー!」

    はい。二回目の櫻井翔、いただきましたっ!

    えっと、半世紀以上生きた女は、ボーボーでも平気だと思ってる?

    「とにかく、お母さんに聞いてこい!」そう言いたかった。
    もちろん、古女はパワハラを恐れ、心の中で命令しただけだけど。

    どうやら令和の若者の中には、「お母さん世代=美容には無頓着」というイメージが、まだあるらしい。

    いや、待って。
    たしかに私は、毎日フェイスパックなんてしない。
    美容液を何種類も使い分けたりもしない。

    でもだからといって、美容を諦めているわけじゃない。

    むしろ、半世紀以上生きてきた女には、半世紀以上生きてきた女なりの事情がある。

    シミもある。シワもある。たるみもある。白髪だってある。
    ある、ある、ある。数え始めたらキリがない。

    だからこそ、「もう、いいか」と諦めるのか。
    それとも、「いや、まだいける!」と、あがいてみるのか。

    私は後者だ。

    だって、女は何歳になったって、鏡を見る。
    そして、ほんの少しでも、「あれ? 今日、化粧のノリいいんじゃない」と嬉しがりたい。そのためなら、エステだって行っていいよね。

    でも、ここでまた疑問が浮かぶ。

    「エステ」って、何歳まで許されるんですか?

    そもそも「許される」って、誰に?
    令和の若者に?世間に?それとも、自分自身に?

    古女の美容事情。ここからが、本題なのである。


    みくまゆたんさんの、「私の時代は終わったんです」
    この言葉ではじまる投稿を読んで、違う意味でわたしの場合は、「わたしの時代は終わった」。次の世代へバトンを渡し、そのバトンもはるか遠くで見えない。

    だったら何をしたらいいのだろう。

    ケアとは、自分を生かすための行為だ。

    この一文を読んでホントにそうだと思った。
    これからは、自分をケアしてあげよう。
    ケアのために、好きなことを書いていこう。
    そう思い、企画に参加することにしました。
    noteにて、はじめての企画モノ参加に「あわわわ」ですが、よろしくお願いします。


     
     
    本とドラマが好き♡ 小説やドラマの感想を自分味に料理して紹介しています。 ドラマ感想は、ドラマ視聴後の温度が冷めないうちに、どこよりも早く綴ります。 物語を通して「人間とは何か」を考えるのが好きです。 https://www.instagram.com/olivedayo416/

    あなたへのおすすめ