
エビバーガー←ハンバーグが無いのに「バーガー」?
「ロッテ」が運営する「カフェテリア」だから「ロッテリア」。
その由来を偶然知ったとき、ロッテリアのエビバーガーが食べたくなった。
※現在は全株式が売却され、ロッテグループから離脱というわけでエビバーガーを食べに行く。

「エビバーガー」という名前はよく考えるとオカシイ。
「バーガー」とは「ハンバーガー」の略だろう。
そして「ハンバーガー」は「ハンバーグ」を挟んだ料理である。
しかし「エビバーガー」に「ハンバーグ」は存在しない。

そう考えるとエビバーガーは「バーガー」とは名乗れない。
(「エビサンド」あたりが妥当か)
エビバーガーは偽名を使っているのか?
というわけで、今回のお題。

1.ハンバーガーの名称一覧
なぜ「エビバーガー」と名乗っているのか。
こんなことは本人に聞いてみないとわからない。
だがエビバーガーは何も語ってくれなかった。

どうすればいいかわからないので、ハンバーガーの名称を片っ端から調べてみることにした。
そうすれば、何かわかるかもしれない。
すべての店のハンバーガー名を確認するのは現実的ではない(個人経営の店も多くある)ので、チェーン店に絞る。
下記のサイトを参考にし、店舗数上位5つを調査対象とする。
上位5つは、下記のチェーン店だ。
1位:マクドナルド
2位:モスバーガー
3位:ケンタッキーフライドチキン
4位:ロッテリア
5位:バーガーキング
これらの店で「ハンバーグ」を挟んでいないのに「〇〇バーガー」と名乗る不届き者がいないか厳しい目でチェックしたい。
【補足】
ハンバーガー以外のサイドメニューや、ホットドッグなど形状が「ハンバーガー」に似ていないものは調査対象外とする。
また、メニューは2024年11月時点のもの。
2-1.マクドナルド
早速、マクドナルドの公式サイトにアクセスする。

「期間限定」という言葉が目に入る。
今回の調査では「期間限定」の商品は対象外とした。
期間限定の商品は特別な名前をつけられていることがあり、今回のお題には向かないと考えたためである。
通常メニューをExcelに打ち込んでいく。

入力し終えて気づいた。
全25メニューのうち「〇〇バーガー」と名乗っている者は6人しかない。

私が勝手に「フィッシュバーガー」だと思っていたものは「フィレオフィッシュ」だった。
つまり「フィッシュバーガー」とは名乗っていないのだ。
マクドナルドのメニュー名は他店との明確な違いがあった。
詳しくは後述する。
2-2.モスバーガー
モスバーガーはマクドナルドとは対照的。

34メニュー全員が「〇〇バーガー」と名乗っている。

そのうち、
「ハンバーグ」を挟んでいないのに「〇〇バーガー」
と名乗っている者は19人もいた。
約56%の者が偽名を使っている。

「モスライスバーガー焼肉」なんてパン(バンズ)もハンバーグも一切使っていない。


ライスがもちっとしていておいしい
しかし何食わぬ顔で「バーガー」と名乗っている。
だが、驚いてはいけない。
モスバーガーの上を行く店があった。
2-3.ケンタッキーフライドチキン
モスの上を行くのがケンタッキーだ。
チキン以外にハンバーガーメニューもおいしそうなものが揃っている。

バーガーの種類は5つと少ない。
しかし、なんと全員が、
「ハンバーグ」を挟んでいないのに「〇〇バーガー」
と名乗っている。


徹底的に探したがハンバーグは見つからず
でもおいしいんだよなぁ
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
という言葉がある。
集団心理が悪い方向に働いてしまい、全員が開き直ってしまった可能性がある。
2-4.ロッテリアとバーガーキング
ダラダラと書くのは良くないので、申し訳ないがロッテリアとバーガーキングについては簡潔にまとめる。


ロッテリアは、全14メニュー。
全員が「〇〇バーガー」と名乗っていた。
そのうち、
「ハンバーグ」を挟んでいないのに「〇〇バーガー」
と名乗っているのは「エビバーガー」と「てりやきチキンカツバーガー」の2人だ。
バーガーキングは?

サイズが大きい「ワッパー」シリーズは調査対象外とし、データを入力する。
【※】ワッパー
「並外れた大きさ」のという意味で、大きいサイズのハンバーガーのこと。
バーガーキングの看板メニューらしい(食べたことないです)。

全17メニューのうち13人が「〇〇バーガー」と名乗り、
「ハンバーグ」を挟んでいないのに「〇〇バーガー」
者は2人在籍している。
(「フィッシュバーガー」と「タルタルチキンバーガー」)
3.データのまとめ
まず、5つ店の合計データをまとめたい。
全5店舗のメニュー(合計95メニュー)のうち、
「ハンバーグ」を挟んでいないのに「〇〇バーガー」
と名乗っている者は31人だった。


ただ、チェーン店ごとに整理してみると傾向がわかって興味深い。

なんと、マクドナルドには、
「ハンバーグ」を挟んでいないのに「〇〇バーガー」
と名乗っている者は一人もいないのだ。
そういえば「グラコロ」も昔は「グラタンコロッケバーガー」と名乗っていた気がする。
しかし、いつの間にか「グラコロ」と改名していた(戸籍の手続きとか大変だろうな)。

やっぱりおいしいゾ
ここで現実的に考えてみよう。
マクドナルドほど大きな会社が「商品名」をテキトーに考えているはずがない。
「ハンバーグ」を挟んでいないのに「〇〇バーガー」
という名前をひとつも使っていないのには意図があるはず。
ということは他の企業にも各商品のネーミングには意図があるのではないだろうか。
その意図を考えれば、「エビバーガー」の謎が解けるかもしれない。
4.考察と結論
改めて問いを確認しよう。

ハンバーガーショップに行くときは、ハンバーガーが食べたい気分のはずである。つまり、
肉を食べたい!
ガッツリ食べたい!
ジャンクなものを食べたい!
といったものだ。
しかし「〇〇サンド」は軽食のイメージがある。
「ツナサンド」
「タマゴサンド」
「ハムサンド」
どれも小腹を満たす食べ物だと思う(個人の見解です)。
「〇〇サンド」より「〇〇バーガー」の方が、
「ジャンクなものを食べたい」
という消費者の購買意欲に合っていて商品が売れやすいのではないだろうか?

「エビバーガー」は、
「今日は、なんとなくジャンクなものを食べたいな」
という買い手の心の声をちゃんと聞いて名づけられたのだ。
ごめんよ、エビバーガー。
「偽名」だなんて言っちゃって。
というわけで答え。

―――おわり―――
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