メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【ラストで号泣】Amazonを待てず本屋へ猛ダッシュした2026年最高のミステリー『ファイアドーム』薬剤師考察(ネタバレなし)

    ※Amazonアフィリエイトを利用しています

    こんにちは!
    ゆる副業ラボ・薬剤師りんご55です🍎

    辻村深月さんの最新傑作『ファイアドーム』。
    読み終わった今も胸の奥が熱く、
    この静かな興奮と込み上げる感情を
    どう言葉にすればいいのか迷うほどです。

    日頃、調剤薬局で薬剤師として
    多くの患者さんと向き合っています。

    薬局という場所は、人の病気や痛みだけでなく、
    その背景にある
    「他者には見えない苦しみや感情の波」が
    持ち込まれる場所でもあります。

    だからでしょうか、
    辻村深月さんが描く人間の心理描写や、
    無意識の悪意、過剰な好奇心といった
    “目に見えない熱量”の描き方には、
    いつも皮膚感覚で引き込まれてしまいます。

    本作『ファイアドーム』のテーマの一つは、
    25年前の事件を取り巻く「噂」という猛火です。

    噂やSNSの過熱した言葉というのは、
    言わば「処方箋のない毒薬」のような
    ものかもしれません。

    最初は軽薄な好奇心という
    小さな火種であっても、

    人から人へと伝播するうちに
    強い中毒性を帯び、
    傷ついた人の心や日常を
    内側からじわじわと蝕んでいく……。

    言葉という薬が時に人を救うように、
    無責任な言葉は時に
    取り返しのつかない症状(傷)を遺すのだと、
    医療人としての目線からも
    ゾクッとするほどのリアルさで
    描かれていました。

    普段は本を買うとき、手軽なネット通販(Amazon)を利用することが多いのですが、
    本作の上巻を読み終えた瞬間、
    あまりの面白さに
    「下巻が届くまでなんて待っていられない!」
    と居ても立ってもいられなくなり、
    結局、翌日の仕事帰りにそのまま本屋へ
    猛ダッシュ。

    平積されていた下巻を
    即座にレジへ持ち込みました。

    本屋さんで物理的に
    「物語の続きを買いに走る」という衝動は、
    大人になってから本当に久しぶりの体験でした。

    物語のクライマックスにかけて、
    25年前の「あの夏」から残り続ける火の粉と、
    現在進行形で進む事件の裏にある「真実」が
    少しずつ解きほぐされていきます。

    ネタバレになるので具体的な展開には
    触れられませんが、
    辻村深月さんの手腕によって
    手繰り寄せられる人間ドラマの奥行きには、
    ただただ圧倒されるばかりです。

    そして、下巻のラスト……
    気付けば目から涙が溢れ出し、
    止まらなくなってしまいました。

    単なる事件の謎解きミステリーにとどまらず、
    人の業や傷、それでも生きていく
    人間の尊厳に触れたとき、
    胸の奥底から込み上げる感情を
    抑えることができませんでした。

    「今の私のすべてをかけて、書き上げました」と
    いう著者コメントの言葉通り、
    辻村深月さんの執筆7年の重みが
    一字一字に宿った、
    間違いなく2026年を代表する
    記念碑的名作です。

    今年この本に出会えて良かった、
    と思えた素晴らしい一冊です✨

    ページを開くときは、
    ぜひ下巻まで手元に用意して
    読み始めることを強くおすすめします!

    最後までお読みいただき
    ありがとうございました🌿

     
     
    薬剤師 × 母 × note副業ビギナーとして、40代からの「ゆる副業」「市販薬の選び方」「読書記録」 「更年期・睡眠・セルフケア」など、リアルな体験をもとに発信中💡 更年期のモヤモヤ期でも、自分らしく働きたい人の味方🍀 👉 フォローして、私と一緒に“ゆるく稼ぐ”第一歩を🌿

    あなたへのおすすめ