メインコンテンツへスキップ
見出し画像

私にとっての豊かさとは何か?|高級品は美しいが面白くない

    このnoteでは、自分の価値観、とりわけ情緒的豊かさについての考察を備忘録として記したい。

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    高級品やラグジュアリーに触れるたびに思うことがある。

    ラグジュアリーな空間は確かに美しくて素敵だが、面白くない。

    もちろん万人受けすると思うし、キレイめで品があって気高い感じがする。

    マリオット系列もヒルトン系列も、IHGもハイアットも、ある程度ラグジュアリーホテルには行ってきた。
    しかし、ラグジュアリーな場所はなんだか面白くない。

    恐らく意外性がないのだと思う。

    サービスも一流で、快適で清潔で洗練された完成したデザインなのだけど、そこから新たな発見やワクワクがない。
    あーはいはいこんな感じね、みたいな。

    ノイズも不快さもなく、清らかで素敵だとは思うが、少なくとも私はそこに物語性を感じない。

    私は快適さより発見を求めているのかもしれない。

    なんだこれ?なんでこうなった?
    といったような発見が好きだ。

    高級なだけで退屈なものには興味がない。

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    考えてみると、生育歴は少なからず影響していると思う。

    幼い頃から比較的恵まれた環境で育ち、ラグジュアリーホテルやブランド品も身近な存在だった。

    高級品やラグジュアリーをそこまで目新しいものとして捉えないため、高級であること自体が驚きや憧れの対象になりにくい。

    良くも悪くも慣れてしまっており、人より感動の閾値が高いのだと思う。

    そのためラグジュアリー空間に行ったとて、
    「うん、いいホテルだね」
    だけで終わってしまう。

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    それよりも私は、その先にある、ストーリーや意味、文化といったような、形成過程や背景に面白さを感じる。

    例えば、地域文化や建築、生活様式である。
    そこにはその土地の歴史や人々の試行錯誤の跡が残っており、文脈を感じて面白い。

    なぜこうなったのだろう?
    この文化はどこから生まれたのだろう?

    といったような物語がそこにはある。
    そして私は、その物語を追いかけることが好きなのだと思う。

    完成されたものを見るよりも、それがどのように形成されてきたのかを知りたい。

    私にとっての豊かさは、完成された美しさではなく、narrative(物語的)な部分を味わうことなのかもしれない。

    そしてその物語は、しばしば完璧な場所よりも、人の営みや歴史の痕跡が残る場所に宿る。

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    以上が、今の時点での「私にとっての豊かさとは何か」の考察である。

    この記事が参加している募集

    あなたへのおすすめ