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なぜ子どもの姿勢が大切なのか、頑張って言語化する

    こんにちは〜、sioです。

    姿勢アドバイスシート、申し込んでいただいた方ありがとうございます〜!

    こういうことしたいなぁと思っていたことが現実になってすごく嬉しいです。

    夢って叶うもんだなぁ。


    こんな記事まで書いてもらっちゃいました…!


    ちゃんと気持ちや想いが届いているんだな、受け取ってもらえてるんだなって思えて、嬉し〜!

    というか、やりとりが本当に楽しいです!!😆

    もはやPDFに収まりきらずにお話ししているので、
    また違うやり方もありなのかもしれません(笑)

    (※ちなみになぜPDF形式にしたかというと、
    何度も見返したり、両親でシェアできるようにスマホの画面に収まるサイズにしたかった。

    あと、子どもたちが自分で運動できるように、印刷して貼れるようにしたかった)


    現在「子どもだけじゃなく、私の姿勢もみてもらいたい」と言ってくれる方が何人かいらっしゃったので、
    大人の姿勢アドバイスも無料モニターさせてもらっているところです。


    大人の場合、体の歴史が長い分、見る視点やアドバイスしたい内容が変わってくるので、
    実際どんなサービスになるかはまだ分かりませんが。


    でももし、きちんとカタチになった時は、
    またよろしくお願いします☺️🧡




    姿勢アドバイスシートを始めて、

    「うちの子は見てもらったほうがいいんでしょうか…?」
    「こういう悩みは対象ですか?」

    というお問い合わせも複数いただきました。


    あ…私、姿勢に関する記事を書こうと思いつつ、あまり書けてない…。


    「姿勢が大切」という話をすると、
    「姿勢をとるのが苦手」な子の否定になりそうで、慎重になっていました。

    とはいえ、誤解を恐れていては何も発信できないのかもしれません。


    そういうわけで、なぜ子どもの姿勢が大切なのか、頑張って言語化してみます。



    そもそも姿勢ってなんなのか

    まず最初に。

    一般的に皆さんが想像する「姿勢」と、
    理学療法士が言う「姿勢」では想像するイメージが異なるかもしれません。


    理学療法では
    「一瞬一瞬の姿勢制御が積み重なって運動になる」
    と考えます。

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    つまり「立っている」「座っている」などの静止姿勢だけではなく、
    全ての人間の動き一瞬一瞬の「重心の位置」「骨のアライメント(並び)」「筋の出力」などのコントロールを「姿勢制御」と呼んでいます。


    人間は瞬間的に、しかも無意識のうちに、
    環境や目的に合わせて姿勢をコントロールしながら日々生活しているんですね。

    歩く、走る、仕事をする、食べる、寝る、呼吸にさえも、姿勢は影響を与えます。


    姿勢と、子どもの体の発達


    子どもの体はただ「背が伸びる」「体重が増える」だけではなく、年齢や運動経験とともに発達していきます。

    例えば人間の背骨はS字にカーブしていますが、生まれた時はCカーブです。

    乳幼児期〜思春期に変化しながらS字カーブになっていきます。


    足の「土踏まず」と呼ばれる内側縦アーチや横アーチといった足の骨格・機能的なアーチは
    子ども期(6〜12歳)に骨格形成が進み、将来の足部機能に影響すると報告されています。


    筋肉は、大人の筋トレによって得られる単純な筋力アップや筋肥大ではなく、
    日々の姿勢や運動の中での経験を通して、筋の構造変化、神経‐筋制御の成熟などの発達が起こります。



    いずれにおいても子どもが生活や遊びの中で、自然と獲得していくものですが、
    その過程で経験する動きや姿勢に偏りがあると、多様な感覚や身体の使い方の経験が十分に積み上がりにくくなります。

    どういうことか、もう少し説明しますね。



    姿勢が崩れた時、体では何が起きるか


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    ほとんどの筋肉は骨に付着しています。

    姿勢が崩れて、骨の並び(アライメントと呼びます)が変わると、
    筋肉の位置もズレて本来なら働くはずの筋肉が働きづらくなります。

    ただし、それだけで直ちに問題になるわけではありません。
    それだけでいちいちバランスを崩していたら、大変ですもんね。

    体は働くはずの筋肉が上手く働いていなくても、
    「使いやすい別の方法」で動きを成立させようとするんです。

    これを「代償動作」と呼びます。


    たとえばお尻の筋肉を使っていない代わりに、腰を反らせることで体が前に倒れないようにする。

    体幹筋を使っていない代わりに、頭を前に出すことでバランスをとる。

    足趾の筋肉を使っていない代わりに、膝をガチっと突っ張らせて固定させる。



    このような代償的な筋肉の使い方が続くと、本来日常生活の中で使うはずだった筋肉はますます使われなくなり(disuse)、
    逆に本来は、大きな負荷を担う役割ではない筋肉に持続的な緊張が入り、力が抜きにくくなります(overuse)。


    disuse が続けば、その筋は神経‐筋の協調が起こりにくくなり、結果として機能が落ちていきます。

    一方、overuse されている部位は、常に緊張し、疲れやすく、動きの微調整が苦手になります。

    もも裏が硬く前屈が苦手な方や、
    肩こりが慢性化している方は、思い当たる経験があるかもしれません。



    問題は慢性化。一時的であれば問題なし!



    たまたま数回、何らかの理由があって不適切な姿勢をとったとしても、それほど問題にはなりません。

    疲れているからダラっと座る。
    これも立派に姿勢の目的を果たしています。


    ただ、その姿勢を取ることが慢性化してしまうと、筋肉のアンバランスさが悪循環を起こし、
    体の使い方の選択肢が狭くなったまま、発達が進んでいく可能性があります。

    困るのは「いざ違う姿勢や体の動かし方をしたい時に、それができない体」になってしまうことです。

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    エビデンスには留意していますが、この図は私のオリジナルであり、分かりやすくイメージ化したものです


    なので子どもの姿勢は「良い・悪い」という視点ではなく、今後の発達への影響の有無を判断する視点が必要ですし、

    「ちゃんと座りなさい」「まっすぐ立ちなさい」ではなく、何が原因で姿勢が崩れているかを分析する視点が必要だと思っています。


    歩くための筋肉を上手に使うことで、疲労を最小限にして長く歩けるか。

    黒板の文字をノートに写す時に、目の動きと頭のコントロールと書字動作がスムーズに連携するか。

    例えば肋骨がしっかり動いて深呼吸ができ、自律神経が働きやすい体の環境を作れるか。


    多様な体の使い方ができると、目的に沿った身体の環境を自分で作りやすくなります。

    頑張らなくても動かしやすい体は、居心地の良い心の居場所になると思います。



    人間の体は完璧なものじゃありません。

    誰でも左右差があったり、偏りがあったり、弱かったり硬かったりして当然です。


    ただ、私が人間の体はすごいと思っているのは
    「意識をする(注意を向ける)と脳の機能や神経回路が変わる」
    んですね。



    頑張らなくても、上手くできなくても、「知る」ことは脳に選択肢を与えます。

    知らないでいることと、知っていて上手くできないことは同じではないんです。


    この「子どもの姿勢が大切」という話も、
    「じゃあ、子どもの姿勢を変えるために頑張らなきゃ」ではなく「ふーん、そうなんだ」とふんわり受け止めてみてください。



    頑張らなくても、
    ふとお子さんの体の使い方に目がいって、一緒に運動をしたくなったり(ヨガおすすめ!)、
    自然と自分の姿勢が気になって、そんなお母さんの様子を見たお子さんも姿勢を意識できるようになったり、
    無意識にお子さんと姿勢についての会話が増えたりするかもしれませんね。


    そんな優しい変化のきっかけになると嬉しいです☺️♡




     
     
    理学療法士(PT)×保育士×神経発達 子育てに試行錯誤しながら得たものを。 発達支援、リハビリ、子どもの居場所づくり…好きなことを組み合わせて生きたい 子育て支援 | 発達支援 | 療育 | 理学療法 |多様な学習支援| 子どもの運動支援 | スクールトレーナー

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