
怒るより笑え!詐欺電話も人生もユーモアで切り抜ける
詐欺だらけの時代にうんざりしていませんか?
宙仙人です。
私の最近の体験からお話をします。
最近、本当にうんざりすることが増えました。
メールを開けば怪しい案内。
スマホには見知らぬ番号からの電話。
SNSを見れば投資詐欺やなりすまし。
テレビをつければ特殊詐欺のニュース。
まるで詐欺師たちが、「今日は誰を騙そうかな」と朝礼でもしているのではないかと思うほどです。
もちろん、最も安全なのは相手にしないことです。
知らない電話には出ない。
怪しいメールは開かない。
これが基本です。
しかし、もし出てしまったらどうでしょう。
日本郵便を名乗る怪しい電話
~矛盾を突いたら電話が切れた話~
私は先日、ちょっと面白い経験をしました。
電話番号を見ると、普通の携帯番号ではありません。
少し怪しい。
好奇心もあって出てみました。
すると相手は、
「こちら日本郵便です。北海道でお荷物が止め置きになっています。お届けしたいので住所とお名前を教えてください。」
と言います。
私は不思議に思いました。
「荷物があるなら宛先が書いてあるんじゃないですか?」
すると相手は、
「確認のためです。」
と言う。
そこで私は、
「確認なら荷物に書いてあるでしょう?」
と言ったところ、
プツッ。
電話は切れました。
なんだか妙に楽しかったのです。
こちらを騙そうとしていた相手が、逆に困ってしまった。
もちろん深追いは危険ですが、矛盾を突かれると詐欺師も弱いのだなと思いました。
怒るよりも、少しユーモアを持つ。
そんな方法もあるのかもしれません。

ユーモアは最強の防御力
~営業マンを退散させた一枚の張り紙~
ネットを見ていると、さらに面白い話がありました。
ある女性の家には営業マンや訪問販売が頻繁に来ていたそうです。
そこで玄関に貼り紙をしました。
「チャイム1回 3,000円」
「応答 20,000円」
という内容です。
ある日、本当に営業マンがやってきました。
チャイムを押したので、
「3,000円です。」
と言ったそうです。
営業マンは、
「冗談でしょう?」
と笑ったそうですが、
女性は真顔で、
「冗談ではありません。」
と答えたそうです。
もちろん本当に請求したわけではありません。
しかし営業マンは困惑し、結局退散。
その後は営業もほとんど来なくなったそうです。
人は想定外の反応に弱い。
だからこそユーモアには力があるのでしょう。
私は昔から思うのですが、人間は怒りで相手をやり込めようとすると疲れます。
しかし笑いながら対応すると、自分の心が消耗しません。

怒る人より笑う人が強い
~医学部教授と学生の名勝負~
有名な話があります。
ある医学部で教授が学生に尋ねました。
「私たちは腎臓がいくつありますか?」
学生は答えました。
「4つです。」
教授は鬼の首を取ったように、
「草を持ってきなさい。この教室にロバがいる。」
と言いました。
すると学生は、
「それと私にはコーヒーをお願いします。」
と返したそうです。
教授は激怒しました。
しかし学生は落ち着いて言いました。
「先生は『私たち』の腎臓はいくつあるかと聞かれました。私の2つと先生の2つで4つです。」
そして最後に、
「コーヒーは私に。草は先生に。」
と言ったそうです。
見事な切り返しです。
怒鳴るよりも、ユーモアの方が強いことがあります。
※この話は、ブラジルのユーモア作家、アパリシオ・フェルナンド・トレッリ(1895–1971)の話です。
ロバは命令を聞かずに動かないことが多く、そこから「頑固で愚か」というイメージが生まれました。欧米や中東では、ロバは愚か者の象徴とされてきました。

浮気もユーモアで見抜ける?
~老夫婦の笑えない笑い話~
実はこれは夫婦関係にも応用できるかもしれません。
こんな話があります。
老妻が夫に尋ねました。
「もし私が死んだら再婚する?」
夫は最初は否定します。
しかし最後には、
「寂しいからするかもしれない。」
と言いました。
さらに妻は聞きます。
「私のドレスをその人に着せるの?」
「サイズが合わないよ。」
「じゃあ私のゴルフクラブは?」
夫は答えました。
「大丈夫。彼女は左利きだから。」
ここで会話は終了です。
つまり夫は、かなり具体的に次の相手を想定していたわけです。
笑い話ですが、もし本当に浮気を疑うなら、
怒鳴るよりも、
「最近やけに機嫌がいいね。」
「その香水、誰の趣味?」
と冗談交じりに探る方が、本音が出ることもあるのかもしれません。
人は警戒すると口を閉ざします。
しかし笑いの中では油断します。

政治も人生も本音は意外なところにある
~民主主義を一言で説明すると~
政治の世界も似ています。
ある教授が学生に聞きました。
「民主主義とは何か。一言で説明しなさい。」
ある学生は、
「国民が主役の政治です。」
と答えました。
別の学生は、
「多数決で決める制度です。」
と言いました。
すると後ろの席の学生が、
「選挙の時だけ国民が主役になれる制度です。」
と言いました。
教授はしばらく黙り、
「それが一番正確かもしれない。」
と答えたそうです。
皮肉もまたユーモアの一種です。
笑いながら本質を突いている。
だから人の心に残るのでしょう。

詐欺・営業電話・迷惑行為との付き合い方
世の中には理不尽なことがたくさんあります。
詐欺。
悪質営業。
迷惑電話。
SNSのなりすまし。
政治への不満。
夫婦のすれ違い。
しかし、そのたびに怒っていては心が持ちません。
もちろん危険な相手には近づかない。
それが大前提です。
そのうえで、
「どうしたら面白く返せるだろう」
「どうしたら一枚上手になれるだろう」
と考える。
これは頭の体操にもなります。
人生を少し楽にする「遊び心」という武器
人生には避けられない問題があります。
しかし問題への向き合い方は選べます。
怒りながら生きるのか。
笑いながら生きるのか。
私は最近、後者の方がずっと得ではないかと思っています。
詐欺師からの電話でさえ、
少しだけ頭を使って矛盾を突けば、
腹立たしい出来事が、ちょっとした笑い話になる。
そんな遊び心を持ちながら、これからも生きていきたいと思うのです。
終わりに
~怒るより笑う方が得かもしれない
人生には本当にいろいろなことがあります。
詐欺電話もあれば、迷惑な営業もあります。
政治に腹が立つこともあるでしょうし、家族や職場で思わずイライラすることもあります。
もちろん、悪いことを悪いと言うことは大切です。
騙されないための知識も必要です。
しかし、いつも怒ってばかりでは心が疲れてしまいます。
相手がこちらの心を乱そうとしているのに、そのたびに腹を立てていては相手の思うつぼです。
そんな時、少しだけ視点を変えてみる。
「どう返したら面白いだろう」
「どうしたら相手が困るだろう」
「どうしたら笑い話にできるだろう」
そんな遊び心を持つだけで、不思議と心が軽くなります。
実際、私が受けた怪しい電話も、今となっては腹立たしい出来事ではなく、ちょっとした笑い話です。
人生の達人たちは、困難がない人ではありません。
困難との付き合い方が上手な人なのだと思います。
ユーモアとは、現実逃避ではありません。
現実に押し潰されないための知恵です。
そして、年齢を重ねるほど、その知恵は大切になるような気がします。
これからも詐欺はなくならないでしょう。
迷惑電話もなくならないでしょう。
世の中の理不尽も、おそらくなくなりません。
だからこそ私たちは、
怒りだけではなく、
少しの余裕と、
少しの遊び心と、
少しのユーモアを持っていたいものです。
もし次に怪しい電話がかかってきたら、まずは安全を確保した上で、心の中でこうつぶやいてみてください。
「さて、今日はどんなネタを持ってきたのかな。」
そう思えたなら、その時点であなたの勝ちかもしれません。