
🌷うちの子発達障害かも?発達相談したら認定される?相談前に知っておきたいこと | 発達障害 | グレーゾーン | 子育ての悩み | 発達特性 | 療育 | 特別支援教育 | 学校 |
こんにちは、春乃ひかりです。
一斉指示が聞こえていない。
何度伝えても忘れ物をする。
授業中に落ち着いて座っていられない。
予定が変わると、激しく混乱する。
読み書きや集団行動に、強い負担を感じている。
園や小学校の面談で指摘され、発達相談を勧められた。
こうした姿が続くと、
「もしかしてうちの子、発達障害?」
と考えることがあります。
けれど、相談しようとした瞬間、別の不安が押し寄せてくる保護者もいるのではないでしょうか。
「どこへ相談したらいいのか分からない」
「相談したら、そのまま診断になって発達障害だと認定されてしまうのでは、、」
「診断されたことが、学校や近所の人に知られない?」
現在、私は、私たち夫婦の地元ではない下町の都会で暮らしています。
長男が園から指摘を受けたとき、私はすぐに公的な相談機関へ足を運び、発達相談や検査を受け、特にためらいはありませんでした。
しかし、私の地元は関西の古くからある土地です。
人と人とのつながりが深い一方で、噂があっという間に広がるような地域でもあります。
そのため、ふと、
「もし地元に住んでいたら、発達相談に行かなかったんじゃないか。」
と思ったことがあります。
一方で、多少の特性があったとしても、
「そんな子、普通にいてるやろ」
と受け止められるような、都会とはまた違ったおおらかさもあります。
特性のある子も地域の中で自然に交ざり合って過ごす。
そんな印象があります。
もちろん、これはあくまで私の地元で感じていた空気感です。
今回は海外の話題ではなく、日本の公的機関が公開している情報をもとに、発達相談や診断をためらう保護者が、最初に知っておきたいことを考えます。
1.相談しただけで発達障害と認定されるわけではない
まず知っておきたいのは、次の4つはそれぞれ別のものだということです。
子どもの発達について相談すること
発達検査や心理検査を受けること
医療機関で診断を受けること
障害者手帳や福祉サービスを申請すること
こちら4つとも私は利用しましたが、
私の自治体では全て別の場所で行われています。
2箇所は階が違う同じ建物でしたが
片方の職員さんが全く知らない状態で
長男の普段の様子について同じ質問されるので、
「別の階と連携は取ってないんですか?」
と聞いたことがあり、
「連携は取っていない」
とはっきりおっしゃっていました。
その時は、都度同じ説明をするので
連携をとった方が良いのではと思っていたのですが
今思えばむやみに情報が漏れないためなのかなと思いました。
自治体や発達障害者支援センターへ相談しただけで、
子どもが自動的に発達障害児として登録されるという仕組みではありません。
そこは安心してください。
相談窓口では、家庭や園、学校で何に困っているのかを整理し、
必要に応じて利用できる支援機関や医療機関の情報を教えてもらいます。
発達検査も、診断を決めるだけの検査ではありません。
子どもの得意なことと苦手なこと、情報の受け取り方などを知る手がかりになります。
医学的な診断を行うのは医師です。
さらに、診断を受けたからといって、療育手帳や精神障害者保健福祉手帳が自動的に交付されるわけでもありません。
厚生労働省の案内でも、手帳の取得には
別途、申請や判定などの手続きが必要とされています。
実は、相談は認定される場所ではなく、
今起きている困りごとを整理する場所なのです。
2.診断は子どもに印をつけるものではない
一度診断されたら、子どもの可能性が狭まってしまうのでは
と感じることもあると思います。
しかし、診断名は子どものすべてを表すものではありません。
国立障害者リハビリテーションセンターの発達障害情報・支援センターは、子どもの発達の特徴を保護者へ伝えることは、
子どもに否定的な印をつけることではなく、
よりよい成長を支える親子支援の出発点になる
と説明しています。
同じASDやADHDでも、表れ方は一人ひとり違います。
人の気持ちを丁寧に受け取れる子もいれば、
好きなことに驚くほど集中できる子、細かな違いによく気づく子、独自の発想を持つ子もいます。
診断の目的は、その子を名前のついた枠へ押し込むことではありません。
「なぜ、ここで困っていたのか」
「どのような環境なら力を発揮しやすいのか」
を考えるための手がかりのひとつです。
また、幼い時期は発達の変化が大きく、すぐに診断が確定しない場合もあります。
それでも、診断の有無にかかわらず、子どもの特徴を理解し、必要な支援を考えることはできます。
3.相談や診断が周りに知られないか心配
発達相談や受診歴、診断名は、慎重に扱われるべき個人情報です。
個人情報保護委員会は、診療情報などを第三者へ提供する場合、原則として本人の同意が必要だと示しています。
法律上の例外や、医療の提供に必要な範囲で情報共有される場合はありますが、受診したというだけで、診断名が近所や学校へ一斉に知らされるものではありません。
学校へ診断結果を伝えるかどうかも、保護者が医師や相談機関と話し合いながら考えていくことになります。
ただし、学校で具体的な配慮を求める場合には、子どもの困難や必要な支援について、関係する先生との情報共有が必要になることがあります。
それでも、すべての人に診断名を伝えることと、支援に必要な情報を限られた範囲で共有することは同じではありません。
「書くことにとても時間がかかる」
「口頭だけの指示では理解しにくい」
「大きな音が重なると動けなくなる」
このように、まずは診断名ではなく、具体的な困りごとから相談することもできます。
心配な場合は、相談先に情報の利用目的や共有範囲を確認してかまいません。相談記録の取り扱いは機関によって異なるため、最初に確認しておくことが安心につながります。
4.最初の相談先は、ひとつではない
政府広報オンラインや発達障害情報・支援センターは、子どもの発達が気になるときの相談先として、市区町村の窓口や発達障害者支援センターを案内しています。
未就学の子どもであれば、自治体の保健センター、こども家庭センター、乳幼児健診の窓口、かかりつけの小児科などがあります。
小学生や中学生であれば、担任、養護教諭、特別支援教育コーディネーター、スクールカウンセラー、教育委員会の教育相談室なども入口になります。
より専門的な相談や診断が必要な場合は、発達外来、児童精神科、小児神経科などにつながることがあります。
ただし、最初から保護者が「正しい相談先」を完璧に選ぶ必要はありません。
発達障害者支援センターは、各都道府県・指定都市に設けられ、本人や家族への相談、助言、情報提供などを行っています。地域によって支援内容が異なるため、住んでいる地域の窓口へ問い合わせることが入口になります。
5.今日からできる小さな一歩
まずは、診断名を予想するのではなく、
子ども本人が、どの場面で困っているように見えるか
をひとつだけ書き出してみませんか。
相談は、子どもを発達障害だと決めるために行くものではありません。
保護者が自分を責めるためでもありません。
その子の困りごとの理由を知り、持っている強みを守りながら、過ごしやすい環境を考えるための入口です。
私は「長男は発達障害かもしれない」と感じてから、
実際に相談に行って、療育につながって、就学相談も行って
発達子ママさんと交流を作って情報交換し、
毎日のように発達障害について調べて
良さそうだと思ったことは行動してきました。
そんな私が今、強く思うのは、
・発達相談に行く事に深刻になる必要は全く無い。
・気軽な気持ちで大丈夫。
・少しでも気になる事があるなら相談に行った方がいい。
・発達相談をスルーして子供の困りごとを放置している方が良くない。
・万が一、いわゆる発達障害の傾向が強そうだとなった場合に、
療育は早い方が有効なので相談に行くのも早い方がいい。
という事です。
発達障害という言葉の印象がとても強いせいか、
発達相談に行く事に抵抗があったり、躊躇する方が多いように思います。
私も長男の発達相談に行く時は
「長男が発達障害かも知れないのかぁ・・」と思っていました。
分かりやすいため、私のブログのタイトルは
発達障害という単語が入っているのですが
発達障害について毎日調べて記事を書いている私の感覚で言うと
発達障害という言葉自体には
あまり意味は無いと思っています。
なので、発達障害という単語をあまり気にする事なく、
「子供にちょっと苦手な事があって困ってるみたいだから相談に行った。
それで子供の苦手な事が減って私の心配が減るならそれにこした事ないし。」
というスタンスで行くのが良いと思っています。
どこに相談したら良いか分からない場合は
→役所に電話したらすぐ分かります。
夫や身内から、診断を受けることに反対されたという話もよく耳にするのですが、発達相談に行く事と、診断を受けることは同じではありません。
まずは子どもの今の様子や困りごとを専門家に相談し、理解するための手がかりを得る。
それ自体には、何の問題もないと私は思っています。
「相談するか迷っている」「相談した経験がある」という方は、どのようなことが一番不安でしたか。
差し支えない範囲で、コメントで教えてくださいね。
【参考にした公的情報】
※相談方法、記録の扱い、検査や支援の利用条件は、自治体や機関によって異なります。詳しくは、お住まいの自治体や利用する相談機関へご確認ください。
