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売れるもマーケ、釣れるもマーケ

    マーケティングは、
    様々なメタファー(比喩)で語る
    ことが可能です。

    例えば、パッと思いつくところで、
    マーケティングは
    ・「旅」のようだ
    ・「マラソン」のようだ
    ・「恋愛」のようだ
    ・「編集」のようだ
    ・「農業」のようだ
    ・「人生」のようだ
    などが挙げられるでしょう。

    そして何より、「釣り」という
    メタファーを思い出す人が、
    かなりの数いらっしゃるのでは
    ないかと思われます。

    セールスが「売る」ことを指す
    のに対して、マーケティングは
    「売れる」ようにすることを指す
    、
    そのような説明をすることが
    多いでしょう。

    この、売れるようにするには、
    間違いなくマーケティングが重要、
    そんな意味で「売れるもマーケ」と
    言いつつ、そこに「釣れるもマーケ」
    とかぶせた今日のタイトルは、
    昨日某企業様で実施させていただいた
    講演の際に用いたものです。

    個人的にはこのタイトルを結構
    気に入っておりまして、つい
    ここでも使わせてもらいました。

    アル・ライズとジャック・トラウトの
    古典的な名著
    である
    『売れるもマーケ 当たるもマーケ』
    をちゃっかりパクったものだという
    ことは、分かる人にはすぐに分かった
    ことでしょう。


    講演内容の詳細は割愛しますが、
    ざっと概要を説明しますと、
    マーケティングとは何かを伝え、
    それが釣りとどのように似ているか、
    そしてどの点が異なるのか、
    そんなことを一通り説明した上で、
    マーケティングの本質や仕事の本質と
    いうことに切り込んでいくような
    お話をさせてもらいました。

    メタファーでよく使われるくらい
    ですから、マーケティングは
    釣りとよく似ています。

    モノやサービスを売れるように、
    売れやすくするために、
    様々な働きかけを行うこと
    が
    マーケティングですよね。

    説明には、こんなスライドを
    使いました。

    画像
    「マーケティング」のイメージ

    他方、釣りは、魚が釣れるように、
    釣れやすくするために、
    様々な働きかけ、行動を起こすこと

    だと言えるでしょう。

    釣りの説明には、
    こちらを使いました。

    画像
    「釣り」のイメージ

    マーケも釣りも、その構造が非常に
    似通っている
    ことが、一見して
    お分かりいただけたはずです。

    では、逆に両者で異なる部分は、
    一体何でしょうか?

    それは、マーケティングの場合は
    生活者(お客様)と事業者双方に
    メリット
    がもたらされる、つまり
    「Win-Win」であるのに対し、
    釣りの場合は魚が「Lose」である
    というところです。

    その意味で、マーケティングの
    メタファーに「釣り」を用いるのは、
    その根本において間違っていると
    言えるのではないでしょうか。

    確かに両者の構造は似通っています。
    しかし、マーケティングはあくまでも
    生活者/お客様を釣るわけではない
    、
    そのことを、常に頭の中に意識して
    おくべきなのです。


     
     
    マーケターを生業として早や25年ほど、様々なカテゴリー/ブランドで豊富な経験と実績を積んできました。 ビジネスでも人生でも、マーケティングの原理原則を学ぶことが極めて有用、いや不可欠! そんな思いで、2020年1月1日以来2400日超にわたり毎日発信を継続中。

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