
インク見本帳に良い紙は? 罫線がインクをはじく快感が忘れられない
初めて革のシステム手帳を買ったのは、万年筆インク見本帳(インクの発色を確認するもの)を挟んでおこうと思ったからでした。
今もその趣味は続いていて、インクを塗っては綴じ、塗っては綴じています。
今日はインクを❝塗る❞のに最適な紙について考えました。
▶マルマン画用紙
わたしがインクを塗る紙は、基本的にマルマン画用紙です。
インク沼初期、経費削減を考え、カレンダーをはじめとするそこらへんにある厚紙を再利用できたらと、塗っていた時期があります。

インクは、エルバンのトラディッショナルインク5色

しかし、色々試してみて、マルマンの画用紙の凸凹した表面の紙にインクを塗るのが楽しいし、発色も良いと感じるようになりました。

インクは、Ferris Wheel Press(フェリス)のHampton Harbour Sage

マルマン画用紙は、Amazonで上のセットを一気買いしてストックしています。
マルマン画用紙は、インク沼を教えてくれた友人が愛用している紙でもあり、友人に魅力を聞いたところ、「仕事じゃない感が良い」とのことでした。
わたしはマルマン画用紙の、厚くて粗いがざらざらした水彩紙が好きです。表面の凹凸が激しいほど燃(萌?)えます。
ただ、そうすると、紙の厚さであっという間に手帳が分厚くなってしまいます。

▶いいかげんリフィル
一方で、薄くて発色も良く、インクの濃淡やラメの溜まりが美しいリフィルもあります。有名なところでトモエリバーなのですが、わたしが愛用しているのは、ナガハシ印刷のいいかげんシリーズの方眼タイプです。
下の写真がそのシリーズの「いいかげんリフィル」です。
紙はコスモエアライトというもので、インクによっては若干裏抜けもあります。このタイプは罫線が万年筆インクをはじくので、インクやラメがそこに溜まり、ほかの紙ではできない濃淡を見ることができました(下の写真参照)。

ところが、コスモエアライトは廃盤になり、今のいいかげんリフィルはすべてトモエリバーになりました。
トモエリバーの同シリーズも使っていますが、ものによっては、罫線がインクをはじかないのです。
例えば、こちら☟はトモエリバーのいいかげんノート(色はモンブラン)に塗ったもの。裏抜けはしなかったのですが、インクは罫線をはじきませんでした。


下の写真は同じくトモエリバーのいいかげんリフィルで色は「なつみかん」。これはインクをはじきました。

罫線がインクをはじくのを見る快感が忘れられず、ノートから浮くようなバチバチの罫線をいつも探しています。
▶やまま文具の綴じノート
そんな自分が最近見つけた紙が、やまま文具のミシン綴じノートスリム。
Y-017ベージュ:丈夫でしなやかな革のような紙の表紙に本文紙は透明罫線が施されています。
ということなのですが、「透明罫線」という言葉に嬉しくなって、即買いしました。
それで塗ってみたのがこちら☟

「透明罫線」は素晴らしいです。これはどんな技術なんでしょう。透明罫線のノートってほかにもあるのでしょうか。
ただ問題がありまして☟ 裏抜けします。

コスモエアライトも裏抜けはあるし、この程度なら我慢できるかもしれない、いや、できないかもしれない。とにかく、インクはあまりたっぷりつけずに、塗る技を磨いていこうと思います。
余談ですが、やまま文具の商品は、デザインがすっきりしているのに、個性的で心が躍ります。このベージュ×ゴールドの細長いノートはナローっぽいですね。
色味優先で、PLOTTERのエンブレイス(白)と一緒に持ち歩いて楽しんでいます。



※ポーチは「kachan」というランドセルの留め具を作っている会社が作ったもの。ランドセルを閉める時のあの感覚が味わえポーチです。買って2年になりますが、へたれないので気に入っています。
▶意外にいける紙
万年筆インクも売っている「世界堂」という画材店の包装紙は裏抜けしませんでした。薄くていい紙です☟

以上、万年筆インク見本帳にぴったりな紙(リフィル)を探す人の話でした。
これからも探しつづけます。
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